エッジAI開発会社おすすめ10選！特徴や費用、口コミ評判を徹底比較

エッジAI開発会社まとめ表

以下では、エッジAI開発会社を手掛けている会社を10社紹介します。各会社の特長や事例を紹介していますので、自社に合った会社選びに参考にしていただけると幸いです。

エッジAI開発会社おすすめ10選の詳細情報

株式会社アラヤ

画像引用元：株式会社アラヤ（https://www.araya.org/）

株式会社アラヤの特徴

“すべてのモノにAIを”をテーマに製造業や物流業、医療業などさまざまな業界でAIソリューションを展開している「株式会社アラヤ」。
クライアントの求める精度や速度などの要件に合わせて、エッジAI開発をサポートする「エッジAIコンサルティングサービス」を提供しています。

エッジAIコンサルティングサービスは、大きく分けて2つです。要件定義からモデルの軽量化、エッジデバイスへの実装までエッジ関連全てを任せられる「トータルソリューションサービス」と、クライアントのフェーズに対応する形で、ネットワーク圧縮の適用や特定デバイスへの実装など、イテレーションの一部を任せられる「個別コンサルティングサービス」を提供しています。

モデルの選定や圧縮手法、適切なハードウェアの組み込みなど、それぞれ異なる目的ごとに専門知識のある優秀なエンジニアが在籍。各課題に対して適切なエンジニアの支援が受けられるため、導入からパフォーマンスの問題、継続的なメンテナンスまで、多岐に渡るエッジAI開発の相談が可能です。

こんな企業におすすめ

株式会社アラヤの料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

株式会社アラヤの実績（導入事例）

軽量で精度の優れた軽量モデルを開発！誤検出率約40%の低下を実現

（前略）教師モデルの推論結果だけでなく、モデル中間層の出力分布も学習に使用することで、教師モデルに近い性能の小型な生徒モデルを実現しました。

蒸留なしでの学習に対し、蒸留を用いた軽量モデルへの学習の方が誤検出率を約40%低下させることができました。（後略）引用元：株式会社アラヤ公式HP（https://www.araya.org/projects/edge-ai-trends/#jirei_1）

量子化/TensorRT化によるモデルの高速化！最大2倍近くの推論処理速度向上を実現

（前略）顧客モデルに対して量子化(Int8化)/FP16化とTensorRT化を並行して実施することで、精度はほぼ劣化なく、処理速度の向上を実現しました。（後略）引用元：株式会社アラヤ公式HP（https://www.araya.org/projects/edge-ai-trends/#jirei_2）

株式会社アラヤの会社概要

日本システム開発株式会社(NSK)

画像引用元：日本システム開発株式会社(NSK) 公式サイト（https://signate.co.jp/）

日本システム開発株式会社(NSK)の特徴

システム開発や組込みシステムを中心に、AIソリューション開発やエンジニア教育サービスなど幅広く事業を展開している日本システム開発株式会社(NSK)。2017年からエッジデバイスを使用した、推論システム構築に携わっている会社です。

エッジAIシステムの中でも、カメラやスマートフォンで取得した画像や動画データを識別する、画像認識が得意を得意としています。2003年から20年以上に渡り車載システム開発事業を展開してきたノウハウを活かして、駐車場の入退場時にナンバープレートを認識するAIシステムやエッジAIアプリケーションの提供もしています。

日本システム開発株式会社(NSK)の実績（導入事例）

既存製品で認識できない情報を読み取ることができるようになった

既存製品で読み取れなかったナンバープレートもある程度読み取れることができた。

様々な環境で動作できるようにできる製品があまりないため、環境移行タイミングでご依頼をしたいと思っております。

ライブラリ提供やAPI連携での提供などいろいろと相談に乗ってもらいたい。引用元：日本システム開発株式会社(NSK)公式HP（https://www.nskint.co.jp/business/ai_solution/ai_development/）

株日本システム開発株式会社(NSK)の料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

日本システム開発株式会社(NSK)の会社概要

Tokyo Artisan Intelligence

画像引用元： Tokyo Artisan Intelligence公式サイト（https://anlab.jp/ja/）

Tokyo Artisan Intelligenceの特徴

2020年3月東京工業大学発のベンチャー企業として誕生した、Tokyo Artisan Intelligence(トウキョウ アーチザン インテリジェンス)。優秀な人材の育成をしながら、AI技術の発展・社会貢献に取り組んでいる会社です。
Tokyo Artisan IntelligenceのエッジAI受託開発サービスでは、自社開発のアノテーションツール活用し高品質な学習データを作成。コストパフォーマンスに優れた、データセット開発サービスの提供を心がけています。

エッジAI開発以外にも、エッジAIを開発するエンジニアを教育する「AIエンジニア教育サービス」を提供。Pythonプログラミング講座の基礎から応用、データ作成講座、実践開発講座など、エッジAI開発の上流から下流までの工程を実践形式で学べます。自社にエッジAI開発できるエンジニアがほしい企業におすすめの会社です。

Tokyo Artisan Intelligenceの実績（導入事例）

AI画像処理技術を活用したエッジAI開発事例

円形のプールを流れるアヒルをカウントするデモです。
XILINX 社製 FPGA を搭載した Ultra96v2 という小型 FPGA ボード上で動作します。

AI 画像処理技術を活用した、実用的なスピードで動作するカウントシステムは、様々なアプリケーションへの応用が可能です。

データセットの作成から、学習、モデル圧縮、FPGA 実装までをすべて弊社でスクラッチから開発しています。引用元：Tokyo Artisan Intelligence公式HP（https://tokyo-ai.co.jp/service/）

Tokyo Artisan Intelligenceの料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

Tokyo Artisan Intelligenceの会社概要

エイシング（AISing）

画像引用元： aising05公式サイト（https://aising.jp/）

エイシング（AISing）の特徴

大学初ベンチャー表彰(2018)※1や起業家万博での総務大臣賞(2016)※2など、A関連の開発で多数の受賞歴があります。エッジAIによる制御や異常検知、エッジAI開発サポートを提供している企業です。

エッジAIを用いた制御分野では、PID制御と組み合わせ、外乱にも強い制御を実現しています。その他、機械の経年劣化の適応もAIで対応可能です。設備不良や予知保全、不良品判定もカバーします。また、独自エッジAIアルゴリズムによる、AI導入プロジェクト再生支援も提案可能です。

[※1]参考元：https://www.jst.go.jp/pr/info/info1371/sankou.html
[※2]参考元：https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27904260Z00C18A3XY0000/

エイシング（AISing）コンサルティングの実績（導入事例）

AIが学習を続け機器の経年劣化に対応

機械に組み込まれた後もAIが学習を続けることで、経年劣化などの環境変化に応じた制御を可能にします。引用元：エイシング（AISing）公式HP（https://aising.jp/solutions/）

エイシング（AISing）の料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

エイシング（AISing）の会社概要

パーソルAVCテクノロジー株式会社

画像引用元：パーソルAVCテクノロジー株式会社公式サイト（https://www.persol-avct.co.jp/division/cloud）

パーソルAVCテクノロジー株式会社の特徴

AI、センシング、AR、VRなどの先進技術と、クラウドを融合したシステムの提案や設計開発ができます。とくにAIに関しては大手電機メーカーとの共同開発実績が豊富です。

エッジAIデバイス上で動作するソフトウェアとクラウド連携システムの開発実績もあります。エッジAIデバイスで実装しているのも特徴です。機械学習は、AI向けアノテーションデータの作成、推論モデルの開発まで対応できます。ISO9001:2015の認証を取得して品質も確保しています。

パーソルAVCテクノロジー株式会社の実績（導入事例）

電話対応負荷を低減！クラウド型コンタクトセンター応用システム

ユーザーからの問い合わせ電話が多い企業様向けに、クラウド型コンタクトセンターシステムを活用した、自己解決システムを開発しました。対話形式の自動応答を導入し、一部の問い合わせを自己解決へ導くシステムにすることで、担当者様の電話対応負荷を低減させることに成功しています。引用元：パーソルAVCテクノロジー株式会社公式HP（https://www.persol-avct.co.jp/division/cloud）

株パーソルAVCテクノロジー株式会社の料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

株式会社イディオムの会社概要

FSI Embedded(富士ソフト)

画像引用元： FSI Embedded(富士ソフト)公式サイト（https://intelligent-vision.jp/）

FSI Embedded(富士ソフト)の特徴

業務系ソフトウェア開発やソフトウェア・ハードウェア製品の提供、組込系・制御系ソフトウエアの先進技術の開発に取り組むFSI Embedded(富士ソフト)。これまで培ってきた技術やノウハウ、ソリューションを活かして、AI制作から実装までを一貫して対応できる、エッジAI実装コンサルテーションを提供してます。

富士ソフトでは効果的なAI導入のために、目的に合った質の高い学習データを大量に作ることを重要に考えています。エッジAIの実装ではAI開発技術だけではなく、現場で設計者がプログラムできるFPGA開発技術にも対応。AI技術者と組み込み技術者が、各段階に合わせて適正なエッジAI開発を実現します。

FSI Embedded(富士ソフト)の実績（導入事例）

デジタルサイネージへのエッジAI活用事例

(前略)カメラからの映像データを解析し、視聴者の年齢や性別、表情などを認識します。これにより、視聴者に合わせたパーソナライズされた広告を表示するなど、効果的なマーケティングを実現します。(後略)引用元：FSI Embedded(富士ソフト)公式HP（https://intelligent-vision.jp/）

FSI Embedded(富士ソフト)の料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

FSI Embedded(富士ソフト)の会社概要

フュートレック

画像引用元： フュートレック公式サイト（https://www.fuetrek.co.jp/）

フュートレックの特徴

音のAI検査と識別ソリューションによる課題解決ができます。独自音響処理とAI技術を駆使して機械製品と生産設備の稼働音を分析し、正常な状態とどう違うのか数値によって見える化できる技術を提案可能です。

依頼企業の環境に適したシステム、収音、AI学習、検知までワンストップで提供できます。エッジとクラウドどちらのタイプでも提供できるのもポイントです。既存の他検査システムと連携するも可能です。運用、保守支援、AIモデル更新も任せられます。

フュートレックの実績（導入事例）

各業種で活用事例多数

製造機械のベアリングの異常検知（製造業様）
チェーンの異常検知（製造業様）
組み立て製品の異常検知（製造業様）
列車のベアリングの異常検知（鉄道会社様）
種々の機械動作音の異常検知
エアコンの異常検知引用元：フュートレック公式HP（https://www.fuetrek.co.jp/solution/sounddetection.html）

フュートレックの料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

フュートレックの会社概要

株式会社ヘッドウォータース

画像引用元：株式会社ヘッドウォータース公式サイト（https://www.headwaters.co.jp/service/ai/edge.html）

株式会社ヘッドウォータースの特徴

「AITRIOS」や「IMX500」と「SyncLect」を連携させたエッジAI開発を提供している会社です。エッジAIデバイスで大量の画像データを収集して解析。店舗の商品管理や顧客の属性を検知するシステムの導入をサポートします。

専門人材の不足やコスト負担が課題の企業向けに、エッジAIの機械学習プロセスを全自動化する「SyncLect Edge AI Automation」を開発。運用コスト削減を考慮しながら、機械学習による推論精度の向上を目指します。

株式会社ヘッドウォータースの実績（導入事例）

認証基盤プラットフォームに決済サービスを追加した事例

（前略）エッジAIカメラを活用した顔認証や商品認識、チェックインアプリケーション開発、音声オーダーシステム、顧客と商品を繋ぐBtoBtoCプラットフォーム構築を提供しております。（後略）引用元：株式会社ヘッドウォータース公式HP（https://www.headwaters.co.jp/news/robot_payment_smartcity_store_pay.html）

株式会社ヘッドウォータースの料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

株式会社ヘッドウォータースの会社概要

株式会社XAI

画像引用元：株式会社XAI公式サイト（https://www.headwaters.co.jp/service/ai/edge.html）

株式会社XAIの特徴

製造業や公共・交通インフラ、商社など、さまざまな業界で、AIを活用した新規事業開発やシステム開発を提供している会社です。プロダクト開発はもちろん、技術検証のフローに関する相談、PM支援などサービス開発をパートナーして伴走支援します。

Raspbelly PieやNVIDIA Jetsonなどの小型デバイスでリアルタイム処理可能なモデルを軽量化。精度を維持した状態で、モデル軽量化(エッジAI開発)を支援します。

新しいテーマや複雑な課題、壁打ち相手として、経験豊富なコンサルタントが定期的にディスカッションに参加。技術検証や相談など、スモールスタートでAI導入支援が受けられるでしょう。

株式会社XAIの実績（導入事例）

株式会社XAIの公式サイトにエッジAI開発に関する、導入事例の掲載がございませんでした。

株式会社XAIの料金プラン

案件によって変動するので、見積もりを依頼してください。

株式会社XAIの会社概要

Idein（イデイン）

画像引用元： Idein（イデイン）公式サイト（https://www.idein.jp/ja）

Idein（イデイン）の特徴

AI学習モデルやアプリ開発からの導入で終了ではなく、導入してから真のDXがスタートすると考えています。独自開発したActcastというエッジAIプラットフォームにより、移ろいゆく課題に対しても対応可能です。遠隔でのアプリのアップデートや入れ替えにも対応できます。

エッジAIプロジェクトは、初期段階のコンサルティングも含めたトータルサポートが可能です。AIカスタマイズや新規、導入、運用支援も対応できます。国内外の受賞歴も多く、Arm社認定AIパートナーやNVIDIA Inception Programメンバーなど実績(※)のある会社です。

※参考元：https://www.idein.jp/ja

Idein（イデイン）の実績（導入事例）

AIカメラ導入でデータをリアルタイムで結果通知

安全に対する要求は日々大きくなっています。AIカメラを使うことで、その対策の精度を高めることが可能です。働く人々の行動を解析することで、不正な立入や不正行為の検知、いわゆるヒヤリ・ハット事例の収集と対策、さらには業務プロセスのカイゼンなどにも活用の幅が広がります。引用元：Idein公式HP（https://www.idein.jp/ja/actcast#06）

Idein（イデインの料金プラン

要問合せ。

Idein（イデイン）の会社概要

エッジAI開発会社とは？

エッジAIを導入したいプロダクトに合わせたエッジAI開発を支援

スマートフォンや、スマートスピーカーやカメラ、冷蔵庫や洗濯機などのloTの電化製品など、さまざまな端末（エッジデバイス）に搭載されたAIを指す、エッジAI。顧客の課題に合わせて、エッジAIの開発を支援するのが「エッジAI開発会社」です。デバイスに最適なAIモデルの開発やエッジAI通信遅延、ネットワーク負荷を解消したいソリューションの開発をサポートします。

エッジAI以外に、クラウドAIがあります。クラウドAIはデバイスで収集したデータを、一旦クラウドに渡してから処理するのが特徴です。一方のエッジAIの場合、収集したデータはクラウドを介さずにその場で処理します。

エッジAIは、導入した端末で処理するため通信環境は無関係。エッジAIは端末で処理するため、車やIoTデバイスを動かすリアルタイムな判断の遅延やネットワークに負荷をかけません。外観検査や人物検知、入場管理、建設業・インフラなど、さまざまな業界のカメラやセンサーにエッジAIを導入したい会社が増えています。

エッジAI開発会社を利用するメリット

エッジAI開発にかかる時間とコストが削減できる

AIで解決したい課題の整理やデータ準備とAIモデル実証実験、実運用に向けたAIシステム構築など、社内にAI開発や知識に精通している人材がいない場合、自社のデバイスに適切なエッジAI開発は時間とコストがかかります。

エッジAIによる、課題解決には専門知識のあるエンジニアを雇用しなければなりません。その点、エッジAI開発会社なら各業界に特化した専門知識や蓄積されたノウハウにより、効率的で自社の目的に合わせたエッジAIの開発を依頼できます。人件費やエッジAI開発に関わるコスト削減につながるでしょう。

エッジAI開発会社選び方

要件定義やシステム保守などサポート体制の範囲を確認

エッジAIをどんな課題を解決するために採用するのか、どんなシステムを開発するのかなど要件定義からシステムの保守まで一貫してサポートできる開発会社がおすすめ。

AIシステム開発後の運用ステージでは保守・サポートなどの対応は、自社の研究開発力やノウハウが求められます。導入後の運用に関して相談がある場合にも、サポートサービスを受けられる会社が安心です。

ニーズに合わせられる柔軟な対応力

自社のニーズや課題解決のため、多角的視点で提案や開発ができる柔軟な対応力があるかどうかもチェックポイントです。

AIシステムに限らず、幅広いソリューションを提案できる会社か確認しましょう。解決方法がエッジAIでない場合でも、依頼先の再選定をせずに提案をもらえるでしょう。エッジAIの性能を上げるための、分析力や改善力があれば導入後もより効果的にエッジAIを活用できます。

AIシステム開発の実績や自社と似たような業界のエッジAI開発事例があるかも確認しておきましょう。

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