SEOコンサルティングとは？そのサービス内容と事例をくわしく解説！

最終更新日：2022年03月02日

社内にSEOにくわしい人材がいなければ、「SEOはアウトソーシングするしかない」ということになりますよね？では、どのような会社に依頼すればよいのでしょうか。

SEOの重要性がわかっているからこそ、費用をかけてでもSEOで成果を出したい。でも自社に必要な具体的なSEO対策なんなのか、正確に把握するのは難しいものです。

そこでこの記事ではSEOコンサルティングとはどのようなことをしてくれるものなのか、そのサービス内容やサービス事例を紹介しながら解説していきます。

またSEOの中でもいま最重要視されている「コンテンツSEO」の必要性についても後述します。下記資料をご覧になると、理解しやすくなると思います。

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SEOコンサルティングとはどのようなもの？

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自社のサイトを運営する中で、「なかなか訪問者数が増えない」「アクセスはあるがCVに繋がらない」など、課題を抱えている担当者の方は多いのではないでしょうか。

効果的なサイト運営には、SEOの専門的な知識・ノウハウが必要となるため、自社内のリソースでは対応できないという企業の方もいらっしゃるかと思います。

そんなときに役立つのが「SEOコンサルティングサービス」です。SEOコンサルティングとは、SEOを活用してサイトへの流入を増やすことで、問い合わせや購入といったCV達成をサポートするサービスを指します。

しかし、一言に「SEOコンサルティング」といっても、サービス内容や対応範囲は依頼する業者によってさまざまです。

そこで本記事では、SEOコンサルティングを外部に依頼するメリット・デメリットやSEOコンサルティング会社の選び方について、説明していきます。

SEO施策のアウトソーシングを検討している場合は、参考にしていただければと思います。

SEOコンサルティングサービスの基本

上述の通り、SEOコンサルティングは、SEOでサイトへの流入を増加させて、売上アップや集客などの目標を達成させるためのサービスのことです。

サイトを運営する目的は企業によって多岐に渡るため、取るべきSEO施策も目的に合わせて異なります。

SEOコンサルティングサービスでは、「サイトの検索順位をあげるためには何をすればよいのか？」「サイト訪問者を顧客化するためにはどのような改善が必要か？」といった課題を抱える企業に対して、コンサルタントが専門的な知識を活かして、SEOの観点からサポートします。

SEOコンサルティングサービスに依頼できる業務内容として、具体的には以下のようなものがあげられます。

顧客へのヒアリング、サイトの現状分析
SEO施策の提案・実施
定期的なサイト分析・改善
Webマーケティング全体の提案

一つひとつの項目について、下記より詳細にご紹介していきます。

顧客へのヒアリング、サイトの現状分析

まず始めに行うのが「ヒアリング・現状分析」です。顧客へのヒアリングを通してサイトの目的を明らかにし、課題を洗い出します。課題が明確になったら、サイトの改善点を調査・分析して、取るべき施策を検討します。

このサイト分析を行う際に、検索エンジンのアルゴリズム解析の知識が必要となります。「検索エンジンのアルゴリズム」とは、GoogleやYahooといった検索エンジンにおいて、検索順位を決定するための計算方法のことです。

アルゴリズムは定期的にアップデートが行われ、サイトの検索順位に大きく影響します。

SEO施策の提案・実施

サイトへのアクセス数を増やすためには、ユーザーがキーワードで検索したときに自社のサイトが上位表示されている必要があります。

どれだけサイト上に有益なコンテンツを掲載していても、ユーザーがサイトに到達できなければ意味がありません。

そのため、ユーザーが検索する時に使用するキーワードで検索上位に表示させるための施策が必要です。具体的には、HTML構造の最適化やサイト構成の見直し、被リンクといった、SEO対策を実施します。

業者によって、施策の実施まで対応するところもあれば、提案のみで実装は自社で行うこともあります。社内のリソースと相談しながら、「どの範囲まで業者に依頼するのか」を検討しましょう。

定期的なサイト分析・改善

SEO施策を実行した結果、改善の効果が出ているかを測定するために、定期的に効果検証を行います。効果検証を行う中で新たな課題を洗い出し、サイトの修正・改善を繰り返します。

先述の通り、検索エンジンのアルゴリズムは日々変化するため、検索順位は一度改善されても、また改善前の状態に戻ってしまったり、以前よりも状況が悪化してしまう可能性があります。アルゴリズムの変化に対応するためにも、継続的なサイト分析とそれに伴う改善作業は必須です。

Webマーケティング全体の提案

SEOコンサルティング会社によっては、SEO施策以外の広告運用やSNS運用といったWebマーケティング全体の提案まで対応可能な会社も数多くあります。

Webマーケティングは、SEO、広告、SNSを適切に連携させることで、より効率的に集客効果を出すことができます。リソースやノウハウ不足で、Webマーケティングの取り組み方に課題を抱える企業は、一度外部業者に第三者の視点からアドバイスを受けるのも一つの手です。

SEOコンサルに依頼するメリット

ここまで、SEOコンサルティングについてと外部業者に依頼できる業務内容について説明してきました。ここからは、SEOコンサルティングを外部に依頼するメリットについてご紹介します。

SEOの専門知識がなくても効率的なサイト運営が可能

SEO対策は社内にノウハウがない状態で一から内製化しようとすると、膨大な手間と労力がかかります。サイト構造の理解や適切なキーワードの選定、定期的にアップデートされるアルゴリズムの対応など、SEOに関する幅広い知識が必要です。

さらに社内にリソースがなければ、採用して教育するまでに、時間もコストもかかってしまいます。SEOコンサルティング会社に依頼すれば、専門のコンサルタントが在籍しているため、手間をかけることなく他社で培ったノウハウを自社のSEO施策に落とし込むこともできます。

社内のリソースを割く必要がない

SEO対策は業務内容が幅広いだけでなく、一度改善しても継続的なサイト分析とそれに伴う修正・改善が必要です。そのため、社内に専任のマーケティング担当者をつけるのがベストですが、規模的に難しい企業も多いかと思います。

SEOコンサルティング会社によっては、SEO施策の提案からPDCAに基づいた施策の実施までワンストップで依頼が可能です。担当者の業務負担を考慮しながら、外部に依頼する業務範囲を検討しましょう。

SEOコンサルに依頼するデメリット

専門的な知識・ノウハウが必要となるSEOコンサルティング。SEOコンサルタントが在籍する外部業者に依頼することで、効率的なサイトの運営が可能となりますが、以下のようなデメリットもあります。

コストがかかる

SEOコンサルティングを外部に依頼する最大のデメリットは、やはり「コストがかかる」という点です。費用は依頼する業者や業務内容によって様々ですが、料金相場は月額10~50万円となっています。

SEO施策の実施からWebマーケティングのトータルサポートまで依頼すると、100万円を超える場合もあります。

そのため、外部に依頼する場合でも、業者へ一任するのではなく、社内で対応が難しい部分のみを外部業者へ依頼するようにしましょう。

社内教育ができない

社内にリソースがなくてもSEO対策ができる、という点は外部業者に依頼する大きなメリットですが、一方でSEOに関する社内教育ができないというデメリットも発生します。

SEO施策の成果を正確に把握するためには、ある程度のSEOの知識が必要となります。そのため、外部に依頼する場合でも、効果測定の結果を理解してサイトを正しく運用できるように、社内体制を整えてきましょう。

SEOコンサルティング会社の選び方

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SEOコンサルティングを外部に依頼しようとしても、「同じようなサービス内容でどの業者を選べいいのかわからない」という担当者の方もいらっしゃるかと思います。

ここからはSEOコンサルティング会社を選ぶ時の基準となる、いくつかのポイントをご紹介します。

SEO施策の実績が豊富か

業者のSEOコンサルティング能力を判断する材料の一つとして、実績があります。単にSEO施策の成功事例を聞くだけでなく、「これまでにどのような業種・業態のSEO施策実績があるのか」「施策の結果どれくらいの成果を出せたのか」を確認するようにしましょう。

自社の規模・業種に近い実績があれば、自社のSEOコンサルティングを依頼した場合も効率的に成果を出せる可能性が高くなります。

SEOの最新知識を有しているか

最新のSEO知識を持っているか、ということも業者選びの際に重要なポイントです。

しかし、元々SEOに関する知識がなければ判断するのが難しい部分があるため、「検索エンジンのアルゴリズムのアップデートによってどのような対応が必要になったのか」「最新のSEO対策のトレンドはどんな内容か」といったような質問を、複数の業者に尋ねることで比較検討が可能です。

サービスに対して適切な料金設定か

SEOコンサルティング会社によって、対応可能な範囲や提供サービス、料金設定は様々です。そのため、契約する前に「依頼する業務内容」「契約期間」「発生する費用」「成果が出なかった場合の対応」は、必ず明確にしておきましょう。

事前に社内で、外部へ依頼したい業務内容や予算、人員を固めた上で、上記のような項目から判断して適切な業者を選ぶことが重要です。選定の際には、複数の外部業者を比較することで、サービスに対する料金の相場を相対的に把握できます。

成果報告などこまめにコミュニケーションが可能か

サイト分析・改善までを外部に依頼する場合、成果報告は「どれくらいの頻度で」「どのような形式で行うのか」予め確認が必要です。SEOに関する知識がなければ、サイト分析の結果だけを見ても成果が出ているのか判断ができないこともあります。

成果が出ていない状態にも関わらず、無駄に料金を払い続けてしまった、という事態にならないよう、事前に報告書の見方の確認や改善した点に対して適切に成果を出せているのか確認のために、定期的に業者とコンタクトをとることが大切です。

SEOコンサルティングサービス利用時の注意点

SEO対策の常識は日々変化し続けているため、過去には効果があった施策でも、アルゴリズムのアップデート後には、逆にマイナス評価となってしまう施策もたくさんあります。そのため、業者を選ぶ際に注意することとして、「ブラックハットSEO」という手法について知っておく必要があります。

ブラックハットSEOとは

ブラックハットSEOとは、Googleが定めたガイドラインを無視して、不正な方法で質の低いコンテンツの検索順位を上げる手法のことです。

GoogleやYahooなどの検索エンジンはアルゴリズムによって、ユーザーにとって有益で質の高いコンテンツが上位表示されるようになっています。しかし、アルゴリズムの仕組みの隙を突いて、本来は質の低いコンテンツでも上位表示させてしまうのが、ブラックハットSEOです。

現在は、アルゴリズムの精度が上がったことで、ブラックハットSEOはそのほとんどが無効化、あるいはペナルティの対象となりました。

ペナルティを受けてしまうと、そのサイトは検索順位が一気に下がってしまったり、圏外で全く流入が見込めない、といった事態に陥ってしまうため、ブラックハットSEOを利用して上位表示させるよう提案する業者には注意が必要です。

最近はこのようなリスクのある手法を使うSEO業者は淘汰され激減していますが、念のためブラックハットSEOの具体的手法も説明しておきます。

被リンクを大量に設置する

被リンクとは、外部のサイトに設置された自サイトのリンクのことです。Googleのアルゴリズムでは、被リンクをたくさん獲得しているページが評価され、上位表示されやすくなります。

しかし、不正に購入した被リンクやユーザー側にはリンクだと認識できない隠しリンクなどは、ペナルティの対象となるため注意しましょう。

コピーコンテンツの生成

コピーコンテンツとは、サイト構築の際に他サイトのコンテンツをそのままコピーしたり、コピーした内容に少しだけ手を加えてオリジナルのように偽造したコンテンツのことです。

複数のサイトを運営している場合、自社内でもオリジナルコンテンツからコピーしてサイトを作成すると、違反とみなされます。

SEO施策のひとつとしてコンテンツマーケティングを実施している場合は特に注意が必要。依頼したライターが既存サイトの原稿をコピーして使うケースがあるためです。

ワードサラダの使用

ワードサラダとは、キーワードを不自然に詰め込んで無理やり作られた文章のことです。文法上は正しくても、支離滅裂な内容のワードサラダは、SEOの効果はほぼありません。

これも古い手法で現在使っているSEO事業者はいないはずですが、念のため説明させていただきました。

SEOコンサルティング会社のサービス事例

ここからは実際にSEOコンサルティング会社が、どのようなサービスを提供しているのか、いくつかの企業を例としてご紹介します。

ECマーケティング

ECマーケティング株式会社は、SEOの中でも内部施策とコンテンツに注力しているSEOコンサルティング会社です。適切なキーワードの選定からGoogleのアルゴリズムアップデートの対応まで可能です。

公式HPでは、これまでの成功事例やクライアントへの納品物見本を確認できます。

◆ECマーケティング株式会社　公式HP：https://www.ecmarketing.co.jp/

ブルースクレイ・ジャパン

ブルースクレイ・ジャパン株式会社はコンテンツマーケティングに強いSEOコンサルティング会社です。

SEOコンサルタントが連絡窓口となり、エンジニアやマーケターなどがプロジェクトチームを組んで企画立案からPDCAサイクルの運用まで対応します。

公式HP上では、分析レポート見本の確認が可能です。

◆ブルースクレイ・ジャパン　公式HP：https://bruceclay.jpn.com/

プリンシプル

株式会社プリンシプルは、Googleの検索アルゴリズムを踏まえたハイレベルなテクニカルSEOを強みとするSEOコンサルティング会社です。

在籍するコンサルタントは、常に最新の検索アルゴリズムの知識を持って、分析ベースの提案でマーケティングをサポートします。

公式HPでは、インタビュー形式の実績が公開されており、SEO関連の無料ホワイトペーパーもダウンロードが可能です。

◆株式会社プリンシプル　公式HP：https://www.principle-c.com/

コンテンツSEOが売上に直結する理由

検索エンジンアルゴリズムの精度が向上し、ユーザーにとって有益で質の高いコンテンツの検索順位がアップするようになったことで、「コンテンツSEO」はWebマーケティング施策の中心的存在になりつつあります。

SEOコンサルティング会社についても、ブラックハットSEOで不正に検索順位を上げる業者より、ユーザーの求める高品質なコンテンツを発信する「ホワイトハットSEO」や「コンテンツSEO」に取り組む業者が主流となっています。

コンテンツSEOが継続的な売上の確保に活用できる理由として、主に以下のような理由が挙げられます。

安定した集客が可能

SEO対策は全般的に、集客効果が出るまでに時間がかかる、というデメリットがあります。短期間で売上に繋げたい場合は広告が有効ですが、広告は止めてしまうとそこからの流入はなくなってしまいます。

コンテンツSEOの場合、一度作成したコンテンツは自分で削除しないかぎり永久に残ります。

検索エンジンのアルゴリズムアップデートや競合他社の参入によって、あるキーワードの検索順位が一時的に下がってしまっても、サイト自体へのアクセスがゼロになることはありません。

検索回数の多いビッグキーワードはライバルも多く、自社コンテンツを上位表示させるのは難しい傾向にあります。

一方で、複数のキーワードを組み合わせたスモールキーワードは検索回数が少ない分ライバルも一気に減るため、コンテンツを上位表示させやすくなります。

複数のキーワードを選定してコンテンツを作成することで、集客が可能なキーワードを増やすことができるため、安定した集客に繋がります。

潜在層にもアプローチができる

広告が、既にニーズのある見込み顧客へのアプローチしかできないのに対して、コンテンツSEOはニーズを自覚していない潜在層にも幅広くアプローチできるのが大きな特徴です。

コンテンツそのものが売上に繋がることはなくても、アクセスしたユーザーに対して有益な情報を発信することで、自社の見込み顧客へ育成することが可能です。

営業やカスタマーサクセスのサポート的役割

サイト内のコンテンツを充実させておくことで、営業や問い合わせといった顧客対応の手間を大きく削減することができます。

コンテンツSEOによって顧客育成を自動化できると、営業担当者の説明する手間が省けるだけでなく、営業活動が購入に繋がりやすくなります。

問い合わせ対応の場合も、事前にサイト上に必要な情報が掲載されていれば、顧客はサイトを自分でチェックしてから、質問内容をより明確にした状態で問い合わせることができます。

また、サイトは24時間365日、自社の商品・サービスの情報提供が可能なため、常に顧客との接点を持ち続けることも可能です。

質の高いコンテンツを発信することは営業サポートやマーケティング支援につながり、会社で働く社員の業務効率化にも貢献。最終的には売上アップのお膳立てをしてくれるのです。

ZenkenのコンテンツSEO

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Zenkenでは戦略的コンテンツマーケティングを主軸とした、マーケティング支援を行っています。

弊社はSEO対策を専門とする会社ではありませんが、戦略的コンテンツマーケティングで成果を出すためにはSEO対策が必須であるため、SEO対策には万全を期した運用体制を整えています。

SEOの常識は日々変化し続けているため、継続的な知識のアップデートを行う必要があります。「SEOは生き物」とも言われているように、最新の情報につねに目を光らせています。

Zenkenが提供するコンテンツSEOにはいくつかのタイプがありますが、下記がその代表的なサービスです。

集客支援のためのメディア制作およびコンテンツSEO：
ポジショニングメディアやオウンドメディアを始めとするメディア制作と、クライアントの課題に合わせたSEO戦略立案と運用
コンテンツSEOのライティング支援：
企業公式サイトや企業運営メディアのコンテンツSEOに必要なライティングリソースの提供
コンテンツ制作全般をワンストップで対応：
動画制作を含むコンテンツ企画の提案から制作まで、コンテンツSEOに優位なクリエイティブの提供

コンテンツSEOについてあまりよく知らないかたに向け、その概要とおさえておくべきポイントをわかりやすく解説した資料をご用意しました。下記よりダウンロードしてご活用ください。