司法書士の売上アップは見込み顧客の範囲拡大がポイント

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司法書士事務所の平均的な売上と司法書士の年収は

「経済センサス-活動調査」によれば、

  • 平成24年度、司法書士事務所の1事業所あたり売上高は、2,127万円
  • 平成28年度、司法書士事務所の1事業所あたり売上高は、2,118万円

とのことです。平均値で考えると司法書士事務所の売上は、平成24年の方が平成28年度より、よかったということです。

日本司法書士会連合会の2017年度版司法書士白書「平成28年度司法書士実態調査集計結果」を確認すると、司法書士の平均年収平均(27年度税引き前)は、250万円~600万円程度です。

分布的には、200万円から499万円が一番多く、30.5パーセント。その他にも、199万以下が13.2パーセント、0円が1.8パーセントと、比較的低収入の人が多いという特徴があります。

より大きな収入を目指すなら開業するべき

Career-Picksの「司法書士の平均年収は630万円!開業と勤務の年収の違いも解説」(https://career-picks.com/average-salary/sihousyosi-nennsyuu/)のデーターによれば、独立型司法書士と勤務型司法書士とでは、年収がいいのは独立型だということが分かります。

たとえば、独立型は20~24歳459.1万円・35~39歳660.7万円・50~54歳856万円ですが、勤務型だと20~24歳259.1万円・35~39歳460.7万円・50~54歳656万円です。この数字を見ると、司法書士として大きく稼ぎたいなら開業一択になるでしょう。

司法書士が開業すると、多くの売上を出すことにより平均よりも高い収入が期待できます。しかしながら、「仕事がないため収入がゼロの場合もある」「従業員に対しての雇用責任が生まれる」「事務所経営のために借金をすることがある」などのデメリットといえるものもあります。

売上を伸ばすポイントとは

以下、司法書士事務所の売上をアップさせるポイントを紹介します。事務所の売上が伸びれば、当然、司法書士としての年収もアップさせることができますよ。

集客方法の選択と集中

司法書士事務所の開業後、売上を伸ばし司法書士としての年収をアップさせるには、集客を積極的に行う必要があります。たとえば、「飛び込み営業」「ネット集客」「異業種交流会での紹介」などがあります。

集約を行う場合のポイントは、

  • 複数の集客方法を採用すること
  • 高い効果が期待できる集客方法を見つけ注力すること

です。

集約方法というのは、それぞれメリットとデメリットというものがあり、上手く組み合わせることで効率がよい集約を行えます。効率を最大にするには、組み合わせるにしても、優先順位を設けることが必要となるのです。

ブランディングをする

司法書士事務所の売上を伸ばすためのブランディング方法としては、専門分野を持つことがあります。「登記ならあの司法書士」「債務整理にならあの先生」という印象を見込み客に対して与えることができれば、委任されやすくなりますよ。

他には、「テレビに出演する」「本を出版する」「セミナーや勉強会を開催する」などをすると、知識があるということで委任されやすくなるでしょう。ブランディングをするということは容易ではありません。しかし、コツコツと長い時間をかけてでも実績を作っていけば、いずれは他の司法書士との差別化が図れます。

圧倒的な行動力を持つ

開業後の売上をアップさせる司法書士は、行動力があるといわれています。行動力がある司法書士は土日祝や連休関係なく働く傾向があり、フットワークがとても軽いです。また、PDCAサイクルを日々の業務に取り入れ随時改善をしていますが、その速度も驚く程の早さ。

気持ちはポジティブであり、失敗を真摯に考え対応策を講じますが不必要に落ち込むことは少ないです。意味なく悩んでいる必要があったら、事務所経営をよくするためのアクションを起こそうとします。

投資をすることも積極的です。さまざまな集客方法を取り入れ、投資しない状態よりも多くの利益を出そうと考えるものです。もちろん、自分への投資も怠りません。各セミナーに参加することは当然で、コンサルタントやメンターを付けていることもあります。

進むべき方向を明確に

行動力にブレーキをかけるのは迷い。この方向性でいいのか、この方法でいいのか、様々な迷いが推進力を奪っていってしまいます。行動力を発揮する前に、なにを目標として動くのかを自身の中で明確にしておきましょう。

また無理は禁物。有名な先生がやっているから…、だけで行動指針を決めるのではなく、その方法は本当に自分にとっても効果があるか、自分にも再現できるか、という点は一度考えた上で行動した方が、仮に失敗したとしても納得感や次につながる反省点を省みることができるでしょう。

競合事務所との比較が差別化を生む

正直にいって、これから司法書士事務所を開業し多くの収入を得るのは容易ではありません。だからこそ、宣伝に関するプロの力を借りることをおすすめします。プロの力を借りることにより、スピード感のある集客が可能になり、売上の安定などにもつながります。

宣伝に関するプロの力を借りれば、

  • Seoを意識したWeb集客
  • マーケティングによる比較優位性を軸にした集客

などができます。

これに加えて、ご自身で足を使った営業やsnsを使った集客をすると、なお事務所経営の安定に相乗効果があるでしょう。
Webを活用した戦略は、チラシや足を使った営業と違い、多くの人に届くというメリットがあります。大げさに言えば商圏にいるすべての人が見込み顧客である状態です。自ら営業をかけるのではなく、困ったときに顧客自らが探し依頼してくれる状態を作っておくことは、売上アップを考える上では必須です。

司法書士の集客・売上アップの戦略を詳しく知りたい方はこちら!

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Webマーケティング戦略のひとつである、当社のWebサービス「ポジショニングメディア」について、司法書士業界のものを資料にしました。すでに導入されたお客様の声や、一般的なWeb集客手法の課題もまとめています。

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