ストレスチェックは、従業員のメンタルヘルス不調を未然に防ぎ、職場環境を改善するための重要な取り組みです。常時50人以上の事業場では年1回の実施が義務付けられており、令和10年4月1日からは50人未満の事業場にも義務化が広がります。
ストレスチェックサービスを選ぶ際は、料金だけでなく、Web・紙対応、実施者や実施事務従事者の支援範囲、集団分析、高ストレス者フォロー、労働基準監督署への報告準備まで確認することが重要です。
ここでは、ストレスチェックサービス24社を比較し、義務対応から職場改善まで進めるための選び方を整理しています。掲載企業の一部資料は無料でダウンロードできますので、比較検討にお役立てください。
ストレスチェックサービスの一覧表
ストレスチェックサービスは、料金だけでなく、受検方法、代行範囲、集団分析、高ストレス者フォローまで確認して選ぶことが重要です。自社の従業員数、勤務形態、多拠点・多言語対応の必要性、職場改善まで進めるかを踏まえて比較しましょう。
| 会社名 | サービスの特徴 | 料金・費用目安 | 受検方法・対応範囲 | 事後フォロー・分析 |
|---|---|---|---|---|
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個人と組織の健康をチェック!全国・業界比較で自社の状況を把握できる
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要問い合わせ
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Web・紙/57・80・120問/日本語・英語
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集団分析・業界比較/高ストレス者フォロー/医師面接手続き支援
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メンタル不調のケアから人材育成まで!1人110円※で充実のストレスチェックサービス
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110円 / 1人
※別途基本料がかかります。 |
Web・アプリ受検/リマインド
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健幸度・性格傾向測定/研修プログラム
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総合心理教育研究所 |
30万件以上の臨床データを基に開発!アフターケアまでワンストップで提供 |
要問い合わせ
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Web・紙は要確認
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高ストレス者ケア/職場改善研修
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HoPEサーベイ |
離職リスク×生産性低下を未然に防ぎ、組織のストレス課題を丸ごと解決 |
初期費用:~462,000円
月額:~308円 / 1人あたり |
Web受検/健康管理システム連携
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健康データ統合/専門家サポート
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ストレスチェッカー(HRデータラボ) |
初期費用0円。無料で利用できるプランも用意 |
初期費用:0円
無料プラン:0円 WEB代行プラン:275円 |
Web・紙/57・80問/16か国語
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実施代行/医師面接希望取得/無料プラン
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LLax forest |
ヘルスケアの専門職が制作したオンラインコンテンツを100種類以上用意 |
2,640円×利用人数
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Web受検/サーベイ・組織分析
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離職リスク分析/メンタルケア
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COCOMUストレスチェックサービス |
企業にフィットしたサービスを提供する「セミーオーダー対応型」である点が特徴 |
基本利用料:22,000円
用紙版:495円~ / 人 Web版:275円~ / 人 |
Web・紙/紙は7言語対応
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実施代行/集団分析/柔軟な運用
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WELSA |
健康セミナーやフィットネスアプリといったコンテンツを通じた健康増進施策も提案 |
要問い合わせ
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健康管理システム/健診・ストレスチェック管理
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健康経営・分析支援
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HM-neo |
健診に関連する管理業務が一元管理できるシステム |
要問い合わせ
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健康管理システム/ストレスチェック管理
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産業保健業務の一元管理
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ドクタートラスト |
ストレスチェックの実施料金のみでスタッフによる事務サポートや集団分析も提供 |
要問い合わせ
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Web・紙対応/多言語は要確認
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事務サポート/集団分析/産業医・保健師対応
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リモート産業保健 |
産業医+産業看護職の2名体制で行われる完全リモートストレスチェックサービス |
要問い合わせ
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Web受検/産業医・保健師連携
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中小企業の産業保健体制整備
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Carely |
使いやすさにこだわった設計のシステム。保健師や臨床心理士によるサポートも可能 |
要問い合わせ
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Web受検/健康診断・勤怠連携
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高ストレス判定/集団分析/専門職サポート
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M-Check+ |
ストレス耐性に関する独自項目の追加によりより深い気づきを得られる仕組み |
初期費用:2万円
年間システム利用料:12万円 チェック実施料(Web):500円 |
Web受検/紙対応は要確認
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高ストレス者フォロー/メンタルヘルス支援
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ORIZIN |
14ヶ国語以上の外国語受検も可能 |
年間費用:880円~
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Web受検/15言語以上
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外国人従業員対応/多拠点運用
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中災防 |
個人リポート・グループ集計リポートの2パターンの報告書を提出 |
297円~ / 人
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Web・紙は要確認
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制度対応重視/集団分析
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同友会 |
ストレスチェックに加え運用体制や実施方法についてのアドバイスも提供 |
660円〜880円 / 件
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健診連携/ストレスチェック実施
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健診とまとめた運用
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ソシキスイッチ ストレスチェック |
東京都や仙台市、宇治市など自治体の導入実績も豊富。外国語14言語をカバー |
6,800円~
※税不明 |
Web・紙/14言語対応/57・80問
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実施代行/集団分析/担当者負担軽減
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HRBrain ストレスチェック |
未回答者管理から面談対象者の把握までクラウドで効率化 |
要問い合わせ
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Web受検/進捗可視化/未回答者リマインド
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自動集計/組織別集計/面談指導者の可視化
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mediment |
健診結果・ストレスチェック・産業医連携をまとめて管理 |
要問い合わせ
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健診・ストレスチェック一元管理/OCRデータ化
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リスク者可視化/産業医・保健師連携
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Wellness Eye |
職場のストレス状態を可視化し、比較分析まで支援 |
要問い合わせ
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Web受検/メールアドレスなし受検/スマホ対応
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職場可視化・比較分析/受検勧奨・問い合わせ対応
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CAPSストレスチェック |
Web・紙の併用に対応し、準備から高ストレス者抽出まで支援 |
料金例あり
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Web・紙対応/専属担当による運用支援
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準備から高ストレス者抽出まで対応/ISMS取得
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Wevox ストレスチェック |
エンゲージメントサーベイとあわせて職場状態を把握 |
要問い合わせ
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Web受検/エンゲージメントサーベイ連携
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ストレス早期発見/離職・休職予防の組織改善
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ミキワメAI ストレスチェック |
AIによる可視化と組織分析でストレスチェック結果を活用 |
要問い合わせ
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Web受検/80項目調査
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集団分析CSV/組織課題の可視化
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こころの保健室 |
低価格でストレスチェックとメンタルヘルス支援を始めやすい |
月額50円から
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Web受検/英語対応/eラーニング
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カウンセリング/産業医紹介・受託/集団分析
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ストレスチェックサービスおすすめ17選の詳細情報
ストレスチェックサービスとは?

ストレスチェックサービスは、従業員のストレス状態を把握する検査の実施、結果通知、集団分析、高ストレス者対応、労働基準監督署への報告準備などを支援するサービスです。自社だけで実施する場合、実施者の選任、対象者リスト作成、未受検者への案内、結果の取り扱い、面接指導の連携など、担当者の負担が大きくなります。
外部サービスを利用すると、Web受検、紙受検、リマインド、結果集計、集団分析、医師面接の調整、職場改善レポートなどをまとめて進めやすくなります。価格だけで選ぶのではなく、義務対応をどこまで任せたいのか、ストレスチェック後の職場改善まで進めたいのかを先に決めることが重要です。
50人未満の事業場もストレスチェック義務化に向けた準備が必要
厚生労働省は、小規模事業場向けのストレスチェック制度実施マニュアルで、令和10年4月1日から50人未満の事業場にもストレスチェックの実施が義務化されると案内しています。これまで努力義務だった事業場も、対象者の把握、実施体制、個人情報の取り扱い、結果保存、面接指導の流れを整える必要があります。
特に中小企業では、人事・総務担当者が少人数で労務、採用、給与、健康管理を兼務していることが多く、年1回の実施だけでも負担になりやすいです。義務化の直前に準備を始めると、サービス選定、社内周知、産業医や医師面接の連携、衛生委員会での説明が間に合わない可能性があります。
参照元:厚生労働省「小規模事業場ストレスチェック制度実施マニュアル」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69680.html)
メンタルヘルス対策は企業規模を問わず重要性が高まっている
厚生労働省の「過労死等の労災補償状況」によると、令和6年度の精神障害に関する労災補償状況は、請求件数が3,780件、支給決定件数が1,056件となっています。いずれも高い水準で推移しており、企業には不調者への対応だけでなく、未然防止と職場環境改善の取り組みが求められています。
ストレスチェックは、制度対応のためだけに実施すると、受検して終わりになりがちです。高ストレス者への面接指導、部署別の集団分析、管理職へのフィードバック、職場改善施策までつなげることで、休職・離職リスクの早期把握や働きやすい職場づくりに活用できます。
参照元:厚生労働省「令和6年度 過労死等の労災補償状況」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59675.html)
ストレスチェックサービスでできること
| 対応領域 | 主な内容 | 導入時に見るべき点 |
|---|---|---|
| 実施準備 | 対象者リスト作成、案内文作成、受検URL発行、紙受検準備 | 担当者がどこまで作業する必要があるか |
| 受検管理 | Web受検、紙受検、未受検者リマインド、進捗確認 | PCを使わない従業員や多拠点勤務に対応できるか |
| 結果通知 | 個人結果通知、高ストレス者抽出、面接希望確認 | 個人情報の閲覧権限と通知方法が整理されているか |
| 集団分析 | 部署別・属性別の分析、全国平均や業界平均との差分比較 | 職場改善に使える粒度でレポートが出るか |
| 事後フォロー | 医師面接調整、相談窓口、研修、管理職向けフィードバック | 高ストレス者対応まで任せられるか |
| 法令対応 | 実施記録、結果保存、労働基準監督署への報告書作成支援 | 報告書作成や保存期間の運用まで確認できるか |
ストレスチェックサービスの選び方
義務対応だけか、職場改善まで進めるかを決める
低コストで年1回の実施を効率化したい場合は、Web受検、未受検者リマインド、結果通知、報告書作成に強いサービスが候補になります。一方で、休職者の増加、離職率、部署ごとの不調、管理職のマネジメント課題まで見たい場合は、集団分析、専門職サポート、研修、相談窓口まで対応できるサービスを選ぶ必要があります。
Web受検・紙受検・多言語対応を確認する
本社勤務者が中心ならWeb受検で運用しやすいですが、工場、店舗、現場、ドライバー、外国人従業員が多い企業では、紙受検や多言語対応が必要になることがあります。スマートフォン対応、メールアドレスがない従業員への案内方法、未受検者へのリマインド方法も確認しましょう。
実施者・実施事務従事者を誰が担うか確認する
ストレスチェックは、人事担当者がすべての結果を自由に見られる制度ではありません。実施者、実施事務従事者、産業医、保健師、外部委託先の役割を整理し、個人結果の取り扱いを間違えない体制が必要です。サービス選定時には、どの業務を委託でき、どの業務を社内で担う必要があるかを確認します。
高ストレス者対応と医師面接の流れを見る
ストレスチェック後に重要なのは、高ストレス者を抽出して終わらせないことです。面接希望の確認、医師面接の調整、相談窓口、産業医との連携、面接後の就業上の措置まで、実際のフォロー体制を確認しましょう。高ストレス者が多い企業ほど、事後フォローの支援範囲が選定の決め手になります。
集団分析を職場改善に使えるか確認する
部署別・職種別・拠点別の集団分析ができても、結果を読めなければ改善につながりません。全国平均や業界平均との差分、管理職向けの説明資料、改善施策の提案、研修メニューまで用意されているかを確認すると、ストレスチェックを職場改善に活かしやすくなります。
個人情報保護と権限管理を確認する
ストレスチェックでは、従業員のメンタルヘルスに関する機微な情報を扱います。ISMS、プライバシーマーク、権限管理、ログ管理、データ保管期間、外部委託先の管理体制を確認しましょう。特にグループ会社や多拠点で運用する場合、閲覧権限を部署や役割ごとに分けられるかが重要です。
料金は受検単価だけでなく実働コストで比較する
ストレスチェックサービスの料金は、1人あたりの受検単価だけでは比較できません。初期費用、基本料金、紙受検費用、集団分析費用、面接指導の調整費用、報告書作成支援、研修や相談窓口の有無まで含めて見る必要があります。
| 費用項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 導入設定、管理画面設定、対象者登録など | 無料でも運用代行が別料金の場合がある |
| 受検単価 | Web受検、紙受検、設問数、人数ごとの単価 | 紙受検や多言語対応は追加費用になりやすい |
| 基本料金 | 月額・年額のシステム利用料 | 最低利用人数や契約期間を確認する |
| 集団分析 | 部署別分析、詳細レポート、比較分析 | 標準料金に含まれる範囲を確認する |
| 事後フォロー | 医師面接、相談窓口、研修、改善提案 | 高ストレス者対応をどこまで任せられるか確認する |
50人規模では低単価サービスが合う場合がありますが、数百人以上・多拠点・外国人従業員が多い企業では、運用工数や事後フォローの有無が総コストに影響します。見積もり時は、受検人数だけでなく、実施方法、対象拠点、紙対応、分析単位、フォロー範囲まで伝えましょう。
事業規模別に合うストレスチェックサービス
| 企業規模・状況 | 選び方 | 向いているサービスの特徴 |
|---|---|---|
| 50人未満の事業場 | 義務化に向けて負担なく始める | 低価格、Web受検、実施手順がわかりやすい、報告書作成を支援 |
| 50〜200人規模 | 人事・総務の運用負担を抑える | 対象者登録、リマインド、結果通知、集団分析まで代行できる |
| 多拠点・現場職が多い企業 | Webと紙を併用し、未受検を減らす | 紙受検、スマホ対応、多言語対応、拠点別分析に対応 |
| 高ストレス者対応を強化したい企業 | 面接指導や相談窓口まで含める | 産業医・保健師・臨床心理士など専門職の支援がある |
| 健康経営を進めたい企業 | 健診・勤怠・ストレスチェックを統合する | 健康管理システム連携、ダッシュボード、職場改善レポートがある |
ストレスチェックサービス導入の流れ
- 対象事業場と対象従業員を整理する
- 実施者・実施事務従事者・産業医との役割分担を決める
- Web受検、紙受検、多言語対応など実施方法を選ぶ
- 対象者リストを作成し、従業員へ実施案内を出す
- 受検状況を確認し、未受検者へリマインドする
- 個人結果を通知し、高ストレス者の面接希望を確認する
- 集団分析結果をもとに、衛生委員会や管理職と職場改善を検討する
- 労働基準監督署への報告や結果保存を行う
外部サービスを使う場合でも、社内の実施方針、対象者、面接指導の流れ、結果の閲覧権限は自社で決める必要があります。導入前に、どこまでサービス会社に任せ、どこから社内で対応するのかを整理しておきましょう。
ストレスチェックサービスでよくある質問
ストレスチェックサービスの費用相場は?
Web受検のみの低価格サービスでは1人あたり数百円台から利用できるものがあります。一方で、初期費用、基本料金、紙受検、集団分析、高ストレス者フォロー、医師面接、研修まで含めると費用は変わります。単価だけでなく、委託できる業務範囲で比較しましょう。
無料ツールだけでストレスチェックを実施できますか?
無料ツールを使って実施できる場合もありますが、対象者管理、未受検者対応、結果通知、個人情報管理、集団分析、報告書作成、面接指導の運用は社内で対応する必要があります。担当者の工数や情報管理に不安がある場合は、代行範囲の広いサービスを検討した方が安全です。
50人未満の事業場はいつから準備すべきですか?
厚生労働省は令和10年4月1日から50人未満の事業場にも義務化されると案内しています。直前に準備するとサービス選定や社内周知が間に合わないため、対象者数や実施方法の整理は早めに始めるのが現実的です。
実施者や実施事務従事者は外部委託できますか?
産業医、保健師、外部機関などに実施者や実施事務従事者を依頼できるケースがあります。ただし、個人結果の取り扱い、面接指導、社内報告の範囲は制度に沿って整理する必要があります。サービス選定時に、どの役割を担ってもらえるか確認しましょう。
Web受検と紙受検はどちらが良いですか?
Web受検は集計やリマインドがしやすく、担当者の工数を抑えやすい方法です。紙受検はPCやスマートフォンを使いにくい職場、製造現場、店舗、現場作業者が多い企業で必要になることがあります。従業員の勤務環境に合わせて選びましょう。
高ストレス者が出た後は何をすれば良いですか?
本人への結果通知、面接指導の申し出確認、医師面接の調整、必要に応じた就業上の措置を進めます。相談窓口や産業医連携まで支援するサービスを選ぶと、社内担当者だけで抱え込まずに対応しやすくなります。
集団分析は必ず必要ですか?
集団分析は、個人を特定しない形で部署や職場単位のストレス傾向を把握し、職場環境改善につなげるために有効です。義務対応だけでなく、離職防止や管理職支援まで進めたい企業は、集団分析の見やすさと改善提案の有無を確認しましょう。
ストレスチェックサービスを選ぶ際の注意点は?
料金だけで選ぶと、紙対応、集団分析、面接指導、報告書作成、相談窓口が別料金になる場合があります。自社が必要とする範囲を整理し、初期費用、受検単価、基本料金、追加オプション、契約期間、セキュリティ体制をまとめて確認しましょう。
ストレスチェックサービスのまとめ
ストレスチェックサービスは、義務対応を効率化するだけでなく、高ストレス者の早期把握、職場環境改善、健康経営の推進にも活用できます。特に50人未満の事業場にも義務化が広がることで、これまでストレスチェックを実施していなかった企業も、早めに体制を整える必要があります。
自社に合うサービスを選ぶには、料金、Web・紙対応、多言語対応、集団分析、事後フォロー、産業医・保健師との連携、セキュリティを同じ基準で比較することが大切です。複数サービスを比較し、制度対応で終わらず、従業員の不調予防と職場改善につながる運用を設計しましょう。
- 免責事項
- 本記事は、2026年7月時点の公式サイト・公的機関情報をもとに作成しています。掲載各社の料金、機能、事例、対応範囲は変更される可能性があります。導入前には必ず各社の公式サイトまたは資料で現在の情報をご確認ください。
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