経済産業省の公表では、2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%まで上昇しています。飲食店や施設で券売機を導入する場合も、現金だけでなく、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応できるかが重要になっています。
キャッシュレス券売機を選ぶときは、対応決済の多さだけで判断しないことが大切です。設置スペース、現金併用の有無、タッチパネルの見やすさ、POS連携、キッチン連携、保守体制、補助金の使いやすさまで確認する必要があります。
ここでは、飲食店・施設で導入を検討しやすいキャッシュレス券売機15製品を比較し、費用や補助金、導入前に整理すべき店舗オペレーションまでまとめています。
参照元:経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」(https://www.meti.go.jp/press/2025/03/20260331006/20260331006.html)
キャッシュレス券売機の一覧表
キャッシュレス券売機を、向いている店舗、対応決済・運用、主な特徴で比較できるように整理しています。
| 会社名 | サービスの特徴 | 向いている店舗・用途 | 対応決済・運用 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
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【小型・高額紙幣・キャッシュレス対応】限られた設置スペースでも使いやすい券売機
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省スペース店舗・小規模飲食店
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現金・高額紙幣・キャッシュレス
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大型画面・メニュー作成支援
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smooder |
スマホ感覚で操作できるディスプレイ型券売機 |
カフェ・小規模飲食店
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クレジット・QR・電子マネー
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ディスプレイ訴求・クラウド管理
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グローリー |
通貨処理機メーカーの保守力を活かした券売機 |
大型店・多店舗・施設
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現金・キャッシュレス対応
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通貨処理・保守・売上管理
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BOSTEC |
店舗・施設運営の相談までできる券売機メーカー |
温浴施設・イベント・飲食店
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現金・キャッシュレス専用機
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売上管理・施設運営支援
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ブレイン |
POSレジやセルフレジと合わせて導入しやすい |
飲食店・小売店
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キャッシュレス・釣銭機連携
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POS連携・ショールーム確認
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芝浦自販機 |
ボタン式からタッチパネル式まで製造・保守に対応 |
無人販売・飲食店・施設
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現金・電子マネー・QR・カード
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製造・販売・メンテナンス
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ポスタス |
POSレジ・キッチンプリンター連携まで見据えた券売機 |
飲食店・チェーン店
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現金・キャッシュレス・POS連携
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キッチン連携・店舗分析
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NECマグナスコミュニケーションズ |
ボタン式から大型タッチパネルまで幅広い券売機を展開 |
飲食店・スポーツ施設・温浴施設
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ボタン式・タッチパネル式
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保守・売上集計・新紙幣対応
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アイタック |
複数メーカーから店舗に合う券売機を提案 |
初導入・機種選定相談
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取扱機種により異なる
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販売・メンテナンス・備品
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券売機JP |
新品・中古券売機を比較しながら相談できる |
中古・新品比較・低コスト導入
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機種により異なる
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販売・メンテナンス・クラウド管理
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スマレジ券売機 |
クラウドPOSと連動し、メニュー画面を自由に設計 |
飲食店・施設・小売店
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キャッシュレス・現金対応構成
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POS連携・画面カスタマイズ
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USEN Ticket & Pay |
券売機とセルフ精算機を切り替えて使える |
飲食店・セルフ精算併用
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多様な決済方法に対応
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USENレジ連携・省スペース設計
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CASHIER タッチパネル型券売機 |
大型ディスプレイとQRコードリーダーを内蔵 |
飲食店・省人化
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キャッシュレス・自動釣銭機連携
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QRリーダー・キッチン連携
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tenpos Ticket |
省スペースに置けるiPad型券売機 |
ラーメン店・小規模飲食店
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キャッシュレス対応
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iPad型・省スペース
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DeliousLio |
24インチタッチパネルでセルフオーダーを完結 |
飲食店・前会計セルフオーダー
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キャッシュレス専用タイプあり
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24インチ画面・多言語対応
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キャッシュレス券売機おすすめ15選の詳細情報
キャッシュレス券売機とは
キャッシュレス券売機とは、現金だけでなく、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などに対応できる券売機です。飲食店の食券販売、施設の入場券販売、温浴施設やレジャー施設の利用券販売などで使われています。
経済産業省の公表では、2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%まで上昇しています。現金を持たない来店客、インバウンド客、スマートフォン決済を使う来店客に対応するには、券売機側の決済手段も見直す必要があります。
キャッシュレス券売機で対応できる決済方法
| 決済方法 | 確認すること | 向いている店舗 |
|---|---|---|
| クレジットカード | タッチ決済、IC、磁気、ブランド対応 | 観光地、施設、単価が高い店舗 |
| 電子マネー | 交通系IC、流通系電子マネーの対応範囲 | 駅近、オフィス街、学生利用が多い店舗 |
| QRコード決済 | 主要コード決済、海外QR決済、読み取り方式 | 若年層、インバウンド、テイクアウト店 |
| 現金併用 | 高額紙幣対応、釣銭機、自動釣銭機の有無 | 幅広い年代が来店する店舗 |
キャッシュレス券売機の種類
タッチパネル式券売機
メニュー画像やカテゴリ分けを見せやすく、セットメニュー、トッピング、多言語表示に対応しやすい形式です。ラーメン店、カフェ、フードコート、レジャー施設などで使いやすく、客単価アップの提案にも向いています。
タッチパネル式を中心に比較したい場合は、タッチパネル式券売機の比較記事も参考になります。
ボタン式券売機
操作がシンプルで、メニュー数が多すぎない店舗に向いています。常連客が多い店舗や、従来の券売機に慣れた利用者が多い店舗では、ボタン式の分かりやすさが強みになります。
iPad型・卓上型券売機
大型の据え置き型を置きにくい店舗でも導入しやすい形式です。小規模店舗、カウンター中心の飲食店、期間限定店舗などで、設置スペースと初期費用を抑えたい場合に向いています。
セルフレジ・POS連携型
券売機、セルフレジ、モバイルオーダー、キッチンプリンター、売上分析をまとめて管理できる形式です。複数店舗展開や本部管理を行う場合は、機器単体ではなくPOS連携まで確認する必要があります。
注文導線も合わせて見直す場合は、モバイルオーダーシステムの比較記事もあわせて確認すると、店内オペレーションを整理しやすくなります。
飲食店・施設別に見る選び方
| 業態 | 重視したいこと | 向いている券売機 |
|---|---|---|
| ラーメン店・定食店 | 回転率、トッピング提案、厨房連携 | タッチパネル式、POS連携型 |
| カフェ・テイクアウト店 | 省スペース、メニュー写真、キャッシュレス決済 | iPad型、卓上型、キャッシュレス専用型 |
| 温浴施設・レジャー施設 | 入場券、回数券、利用券、多人数処理 | 高額紙幣対応、大型タッチパネル式 |
| 社員食堂・学食 | 短時間の集中利用、交通系IC、売上集計 | キャッシュレス対応、売上管理型 |
| 多店舗チェーン | 本部管理、メニュー一括変更、売上分析 | クラウドPOS連携型 |
キャッシュレス券売機の価格・費用で確認すること
キャッシュレス券売機の費用は、本体価格だけで判断しないことが重要です。初期費用、月額利用料、保守費、決済端末費、決済手数料、設置工事費、メニュー登録費、ネットワーク費、キッチンプリンターや呼び出しモニターなどの周辺機器費用まで含めて確認します。
| 費用項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 本体費用 | 新品、中古、リース、サブスク、レンタルのどれで導入するか |
| 決済関連費用 | 決済端末、決済手数料、入金サイクル、対応ブランド |
| 運用費用 | 月額システム費、クラウド管理費、保守費、サポート時間 |
| 設置費用 | 搬入、設置、電源、通信、メニュー登録、スタッフ説明 |
| 周辺機器費用 | 自動釣銭機、キッチンプリンター、呼出モニター、レシートプリンター |
補助金を使う前に確認すること
キャッシュレス券売機は、IT導入補助金や中小企業省力化投資補助金などの対象になる場合があります。ただし、補助対象となる機器、申請枠、申請時期、対象経費、補助率は制度や年度で変わります。
補助金を前提にする場合は、見積もり前に、対象機器として登録されているか、申請サポートがあるか、採択前に発注してよいか、保守費や決済端末費が対象に含まれるかを確認しましょう。
導入前に整理したい店舗オペレーション
- 来店客は現金利用が多いか、キャッシュレス利用が多いか
- ピーク時間帯に何人が同時に注文するか
- 券売機を入口、カウンター横、店外のどこに置くか
- 厨房へ注文内容をどう伝えるか
- 売り切れ、トッピング、セットメニュー、時間帯メニューをどう管理するか
- 高齢者やインバウンド客が操作しやすい画面にできるか
- 停電や通信障害時に現金対応や手書き対応へ切り替えられるか
キャッシュレス券売機に関するよくある質問
キャッシュレス専用と現金併用のどちらを選ぶべきですか
若年層やオフィスワーカー、観光客が多い店舗ではキャッシュレス専用も検討しやすくなります。一方で、幅広い年代が来店する店舗や現金利用が一定数ある店舗では、現金併用型の方が取りこぼしを抑えやすくなります。
小規模店舗でもキャッシュレス券売機は導入できますか
卓上型やiPad型の券売機であれば、限られたスペースでも導入しやすい場合があります。導入前に、電源、通信、通路幅、待機列、厨房連携の動線を確認しましょう。
新紙幣対応は確認すべきですか
現金併用型を導入する場合は確認が必要です。新紙幣対応、釣銭機、紙幣詰まり時の対応、保守体制まで確認しておくと、導入後のトラブルを抑えやすくなります。
決済手数料は比較表だけで判断できますか
決済手数料はブランド、契約形態、入金サイクル、月額費用との組み合わせで変わります。機器費用が安くても、長期運用では決済手数料や保守費の影響が大きくなるため、年間費用で比較しましょう。
キャッシュレス券売機は決済方法だけでなく運用まで見て選ぶ
キャッシュレス券売機は、決済手段を増やすだけの機器ではありません。注文受付、会計、厨房連携、売上集計、メニュー変更、顧客体験まで影響する店舗運営の入口です。
店舗に合う券売機を選ぶには、対応決済、設置スペース、画面の見やすさ、現金対応、POS連携、保守体制、補助金の使いやすさをまとめて比較する必要があります。価格だけで決めず、自社の業態と運用に合う一台を選びましょう。
美術館・博物館向けの券売機も比較する
施設向けの券売機や受付システムを検討する場合は、当日券販売だけでなく、オンライン前売り、日時指定、QR入場、団体予約、キャッシュレス決済まで含めて比較すると運用設計がしやすくなります。
- 免責事項
- 本記事は、2026年6月時点で確認できた公式情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・料金・機能・補助金対応は変更される場合があります。導入前に各社公式サイトや見積もりで現在の条件を確認してください。
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