基板検査装置メーカー・取扱会社30社を比較!AOI・SPI・X線・ICTの選び方

公開日:2026年07月01日

基板検査装置は、はんだ印刷、部品実装、リフロー後、はんだ接合部、通電検査、最終機能検査など、工程ごとに必要な方式が変わります。AOI、SPI、X線検査、ICT、フライングプローブ、FCTを混同せず、自社ラインの不良モードと検査位置に合うメーカーを比較しましょう。

目次

基板検査装置メーカー・取扱会社30社の比較表

検査工程、検査方式、検出できる不良をもとに、候補メーカー・取扱会社を比較できるよう整理しています。

会社名 サービスの特徴 対応する検査工程 検査方式・主な装置 検出できる不良・用途

マランツエレクトロニクス株式会社

基板外観検査装置・卓上AOIで実装基板の外観検査に対応

リフロー後外観検査、実装後検査、卓上検査、オフライン検査
AOI、基板外観検査装置、卓上検査機、画像処理
部品有無、位置ずれ、極性違い、はんだ不良、印字・外観不良など

ヤマハ発動機株式会社

SMTライン向けに実装・検査・ソフトウェアを組み合わせて提案

はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTライン全体
SPI、3D AOI、SMTライン連携、検査データ活用
印刷量異常、部品位置ずれ、部品有無、はんだ形状、実装不良など

株式会社サキコーポレーション

3D AOI・SPI・X線検査でSMTラインの工程検査に対応

はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、ライン品質管理
3D AOI、SPI、X線検査、検査データ管理
はんだ印刷不良、部品位置ずれ、はんだ接合部、BGA・CSP下の不良など

MIRTEC

3D AOI・SPIを中心にSMT検査装置を展開

はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、実装基板検査
3D AOI、SPI、カメラ・照明を用いた画像検査
はんだ量、部品有無、位置ずれ、リード浮き、部品外観不良など

オムロン株式会社

基板外観検査装置とCT型X線自動検査装置を展開

リフロー後外観検査、X線検査、半導体パッケージ検査
3D AOI、CT型X線検査、画像処理、FA制御連携
部品実装不良、はんだ接合部、BGA下の不良、半導体パッケージ不良など

JUKI株式会社

SMTライン向け設備と検査関連ソリューションを展開

SMTライン、実装工程、ライン管理、外観検査連携
SMT設備、検査工程連携、ライン管理システム
部品実装不良、実装位置ずれ、工程異常、ライン品質のばらつきなど

タカヤ株式会社

フライングプローブテスタで実装基板の電気検査に対応

実装後電気検査、試作基板検査、多品種少量検査
フライングプローブテスタ、インサーキット検査、電気検査
オープン、ショート、部品定数違い、極性違い、実装不良など

日置電機株式会社

プリント基板向け検査装置・電気計測器を展開

ベアボード検査、実装基板検査、電気検査、品質保証
プリント基板検査装置、フライングプローブ、インサーキット検査、計測器
導通不良、絶縁不良、オープン、ショート、部品実装不良など

ニデックアドバンステクノロジー株式会社

基板検査・半導体パッケージ検査など電子部品検査装置を展開

ベアボード検査、実装基板検査、半導体パッケージ検査
外観検査、電気検査、プローブ検査、検査装置開発
回路不良、外観不良、微細欠陥、接続不良、パッケージ関連不良など

シライ電子工業株式会社

プリント配線板メーカーとして基板検査・品質保証の知見を持つ

プリント配線板製造、ベアボード検査、品質保証工程
基板製造、電気検査、外観検査、品質保証
導通不良、外観不良、パターン不良、プリント配線板の製造不良など

株式会社中央電機計器製作所

微細欠陥検査装置でプリント基板・フィルムなどの外観検査に対応

基板外観検査、微細欠陥検査、オフライン検査
高解像度カメラ、XYステージ、画像処理、外観検査装置
表面キズ、異物、パターン欠陥、微細な凹み・変色など

ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社

AOI・X線検査など電子部品・基板検査向け装置を展開

リフロー後外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
AOI、X線検査、CT、電子部品検査ソリューション
はんだ接合部、BGA下の不良、部品実装不良、内部欠陥など

Koh Young Technology

3D SPI・3D AOIでSMT工程の検査とプロセス管理に対応

はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTプロセス管理
3D SPI、3D AOI、計測データ活用、工程フィードバック
はんだ量、ブリッジ、部品位置ずれ、部品浮き、はんだ形状不良など

Test Research, Inc.(TRI)

AOI・SPI・AXI・ICT・FCTを幅広く扱う検査装置メーカー

はんだ印刷後、実装後、X線検査、電気検査、機能検査
AOI、SPI、AXI、ICT、FCT、MDA
はんだ印刷不良、部品実装不良、内部接合不良、回路不良、機能不良など

ViTrox

SMT向けAOI・SPI・AXIを展開する検査装置メーカー

はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、最終外観検査
AOI、SPI、AXI、マシンビジョン、検査データ活用
はんだ量、部品実装不良、BGA下の不良、外観不良、接合不良など

Pemtron

3D SPI・3D AOI・X線検査装置を展開

はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、半導体・実装基板検査
3D SPI、3D AOI、X線検査、半導体検査
はんだ印刷不良、部品位置ずれ、はんだ接合部、内部欠陥など

PARMI

SPI・AOIを中心にSMTライン向け検査装置を展開

はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMT工程検査
SPI、AOI、3D検査、画像処理
はんだ量、ブリッジ、部品有無、位置ずれ、リード浮きなど

Viscom AG

3D AOI・AXIを含む電子機器製造向け検査装置を展開

SMT外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
3D AOI、AXI、X線検査、光学検査
部品実装不良、はんだ不良、BGA下の不良、内部接合不良など

株式会社FUJI

SMTライン全体の自動化と検査工程連携を支援

SMTライン、部品実装、ライン管理、検査工程連携
SMT設備、ライン自動化、工程データ活用、検査連携
実装位置ずれ、部品供給異常、工程ばらつき、ライン品質異常など

株式会社キーエンス

画像処理システム・ビジョンシステムで基板外観検査の構築に対応

外観検査、印字検査、部品有無検査、装置組み込み
画像処理システム、カメラ、照明、AI画像判別、装置組み込み
部品有無、位置ずれ、印字不良、コネクタ異常、外観不良など

シリウスビジョン株式会社

画像検査機・画像検査ソフトウェアで電子基板の外観検査に対応

電子基板外観検査、印字検査、枚葉ワーク検査、オフライン検査
画像検査機、画像検査ソフトウェア、AI目視検査代替
印字不良、部品外観不良、汚れ、欠け、位置ずれなど

ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社

画像処理検査装置で電子部品・基板・精密部品の外観検査に対応

電子部品検査、基板外観検査、精密部品検査、装置組み込み
画像処理検査装置、3D検査、AI異常検知、文字検査
キズ、欠け、汚れ、位置ずれ、文字不良、実装外観不良など

Seica S.p.A.

フライングプローブ・ICT・FCTで基板の電気検査に対応

試作基板検査、量産基板検査、ICT、FCT、修理・解析
フライングプローブテスタ、ICT、FCT、自動検査装置
オープン、ショート、部品実装不良、回路不良、機能不良など

SPEA S.p.A.

フライングプローブ・ICT・半導体テスト装置を展開

基板電気検査、半導体検査、機能検査、量産テスト
フライングプローブ、ICT、FCT、半導体テスト
回路不良、部品実装不良、導通不良、機能不良、半導体関連不良など

Keysight Technologies

インサーキットテストシステムで実装基板の電気検査に対応

ICT、製造テスト、量産基板検査、テスト治具運用
インサーキットテスタ、製造テストシステム、電気検査
オープン、ショート、部品値違い、実装不良、回路不良など

Acculogic

フライングプローブテスタで試作・多品種基板の電気検査に対応

試作基板検査、多品種少量検査、ICT代替・補完
フライングプローブテスタ、インサーキット検査、電気検査
オープン、ショート、部品値違い、極性違い、実装不良など

Digitaltest

ICT・フライングプローブ・テストソフトウェアを展開

ICT、フライングプローブ、量産テスト、試作検査
インサーキットテスタ、フライングプローブ、テストプログラム
導通不良、部品実装不良、回路不良、部品値違い、機能不良など

Unicomp Technology

電子部品・基板向けX線検査装置を展開

X線検査、電子部品検査、BGA・はんだ接合部検査
X線検査装置、非破壊検査、電子部品検査
BGA下のはんだ不良、ボイド、内部接合不良、部品内部不良など

GOEPEL electronic

AOI・AXI・JTAG/バウンダリスキャンなど電子基板テストに対応

外観検査、X線検査、バウンダリスキャン、電気検査
AOI、AXI、JTAG、バウンダリスキャン、電子基板テスト
実装不良、はんだ不良、内部欠陥、回路接続不良、テストアクセス不足など

VJ Electronix

X線検査・リワーク関連装置で電子部品・基板検査に対応

X線検査、BGA検査、リワーク、電子部品検査
X線検査装置、BGAリワーク関連装置、非破壊検査
BGA下のはんだ不良、ボイド、内部接合不良、部品実装不良など

基板検査装置メーカー・取扱会社30社の特徴

マランツエレクトロニクス株式会社

基板外観検査装置・卓上AOIで実装基板の外観検査に対応

マランツエレクトロニクス株式会社は、基板外観検査装置や卓上AOIを展開するメーカーです。実装基板の部品有無、極性、位置ずれ、はんだ状態、外観不良などを画像処理で検査する用途で比較されます。

インラインの量産検査だけでなく、試作、多品種少量、セル生産、抜き取り検査などで使いやすい候補です。基板サイズ、部品密度、検査員の運用体制に合わせて、ライン投入前の外観検査を整えたい企業に向いています。

会社名マランツエレクトロニクス株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、実装後検査、卓上検査、オフライン検査
公式URLhttps://marantz-electronics.com/

マランツエレクトロニクス株式会社の会社概要

会社名マランツエレクトロニクス株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、実装後検査、卓上検査、オフライン検査
公式URLhttps://marantz-electronics.com/

ヤマハ発動機株式会社

SMTライン向けに実装・検査・ソフトウェアを組み合わせて提案

ヤマハ発動機株式会社は、SMT事業で表面実装関連設備を展開しています。実装工程の中で、はんだ印刷後検査や実装後外観検査をライン全体と連携させて考えたい場合に候補になります。

単体の検査装置だけでなく、印刷、実装、検査、データ連携までを同じ流れで整理しやすい点が特徴です。ライン全体の稼働、検査結果のフィードバック、品種切替を重視する企業に向いています。

会社名ヤマハ発動機株式会社
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTライン全体
公式URLhttps://global.yamaha-motor.com/business/smt/

ヤマハ発動機株式会社の会社概要

会社名ヤマハ発動機株式会社
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTライン全体
公式URLhttps://global.yamaha-motor.com/business/smt/

株式会社サキコーポレーション

3D AOI・SPI・X線検査でSMTラインの工程検査に対応

株式会社サキコーポレーションは、3D AOI、SPI、X線検査装置など、SMTライン向けの検査装置を展開しています。はんだ印刷から実装後、見えにくいはんだ接合部まで、工程ごとに検査方式を分けて検討できます。

基板実装の品質を検査工程だけでなく、前工程へのフィードバックや検査データ活用まで含めて考えたい企業に向いています。BGAやCSPなど、外観だけでは判断しにくい部品を扱うラインでも候補になります。

会社名株式会社サキコーポレーション
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、ライン品質管理
公式URLhttps://www.sakicorp.com/

株式会社サキコーポレーションの会社概要

会社名株式会社サキコーポレーション
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、ライン品質管理
公式URLhttps://www.sakicorp.com/

MIRTEC

3D AOI・SPIを中心にSMT検査装置を展開

MIRTECは、3D AOIやSPIなどのSMT検査装置を展開するメーカーです。はんだ印刷後の状態やリフロー後の実装状態を画像処理で検査する用途で比較されます。

国内メーカーだけでなく、海外メーカーの3D検査装置も含めて候補を広げたい企業に向いています。量産ラインで検査能力、品種切替、検査データの扱いを比較したい場合の候補です。

会社名MIRTEC
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、実装基板検査
公式URLhttps://www.mirtec.com/

MIRTECの会社概要

会社名MIRTEC
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、実装基板検査
公式URLhttps://www.mirtec.com/

オムロン株式会社

基板外観検査装置とCT型X線自動検査装置を展開

オムロン株式会社は、基板外観検査装置やCT型X線自動検査装置を展開しています。外観から見える実装不良だけでなく、BGAや半導体パッケージなどの見えにくいはんだ接合部も検査対象にできます。

FA制御機器や画像処理システムとの連携も考えやすいため、検査装置単体ではなく、ライン全体の制御やデータ活用まで見たい企業に向いています。

会社名オムロン株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、X線検査、半導体パッケージ検査
公式URLhttps://www.fa.omron.co.jp/product/inspection-system/sji-inspection-system/

オムロン株式会社の会社概要

会社名オムロン株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、X線検査、半導体パッケージ検査
公式URLhttps://www.fa.omron.co.jp/product/inspection-system/sji-inspection-system/

JUKI株式会社

SMTライン向け設備と検査関連ソリューションを展開

JUKI株式会社は、SMT関連設備を展開するメーカーです。実装機を中心としたライン構成の中で、検査工程やライン管理を組み合わせて品質を見たい場合に候補になります。

基板検査装置だけを単体導入するより、既存の実装設備、搬送、ライン管理、検査後のフィードバックまで含めて検討したい企業に向いています。

会社名JUKI株式会社
主な対応領域SMTライン、実装工程、ライン管理、外観検査連携
公式URLhttps://www.juki.co.jp/smt/

JUKI株式会社の会社概要

会社名JUKI株式会社
主な対応領域SMTライン、実装工程、ライン管理、外観検査連携
公式URLhttps://www.juki.co.jp/smt/

タカヤ株式会社

フライングプローブテスタで実装基板の電気検査に対応

タカヤ株式会社は、フライングプローブテスタなど、実装基板の電気検査装置を展開しています。専用治具を作らずに検査しやすいため、試作基板や多品種少量の検査で比較されます。

AOIでは見えない回路上のオープン、ショート、部品定数違いなどを確認したい場合に候補になります。検査治具の準備負担を抑えながら、品種変更の多い基板を扱う企業に向いています。

会社名タカヤ株式会社
主な対応領域実装後電気検査、試作基板検査、多品種少量検査
公式URLhttps://www.takaya.co.jp/products/

タカヤ株式会社の会社概要

会社名タカヤ株式会社
主な対応領域実装後電気検査、試作基板検査、多品種少量検査
公式URLhttps://www.takaya.co.jp/products/

日置電機株式会社

プリント基板向け検査装置・電気計測器を展開

日置電機株式会社は、電気計測器やプリント基板向けの検査装置を展開しています。導通、絶縁、電気特性など、画像検査では判断できない基板品質を確認したい用途で比較されます。

AOIやX線検査と役割が異なり、回路として正しく機能するかを確認する工程で候補になります。品質保証部門や実装基板の電気検査を強化したい企業に向いています。

会社名日置電機株式会社
主な対応領域ベアボード検査、実装基板検査、電気検査、品質保証
公式URLhttps://www.hioki.com/jp-ja

日置電機株式会社の会社概要

会社名日置電機株式会社
主な対応領域ベアボード検査、実装基板検査、電気検査、品質保証
公式URLhttps://www.hioki.com/jp-ja

ニデックアドバンステクノロジー株式会社

基板検査・半導体パッケージ検査など電子部品検査装置を展開

ニデックアドバンステクノロジー株式会社は、基板検査や半導体パッケージ検査など、電子部品関連の検査装置を展開しています。外観検査と電気検査の両面で比較される会社です。

プリント基板や半導体パッケージなど、微細化・高密度化した電子部品を扱う企業に向いています。検査対象が基板だけでなく電子部品全体に広がる場合の候補になります。

会社名ニデックアドバンステクノロジー株式会社
主な対応領域ベアボード検査、実装基板検査、半導体パッケージ検査
公式URLhttps://www.nidec.com/jp/nidec-advancetechnology/product/

ニデックアドバンステクノロジー株式会社の会社概要

会社名ニデックアドバンステクノロジー株式会社
主な対応領域ベアボード検査、実装基板検査、半導体パッケージ検査
公式URLhttps://www.nidec.com/jp/nidec-advancetechnology/product/

シライ電子工業株式会社

プリント配線板メーカーとして基板検査・品質保証の知見を持つ

シライ電子工業株式会社は、プリント配線板の製造を手がける企業です。基板製造における外観検査や電気検査、品質保証の観点から比較候補になります。

検査装置専業メーカーとは役割が異なりますが、プリント配線板の製造工程と検査工程を理解したうえで、基板品質の見方を整理したい場合に参考になります。

会社名シライ電子工業株式会社
主な対応領域プリント配線板製造、ベアボード検査、品質保証工程
公式URLhttps://www.shiraidenshi.co.jp/

シライ電子工業株式会社の会社概要

会社名シライ電子工業株式会社
主な対応領域プリント配線板製造、ベアボード検査、品質保証工程
公式URLhttps://www.shiraidenshi.co.jp/

株式会社中央電機計器製作所

微細欠陥検査装置でプリント基板・フィルムなどの外観検査に対応

株式会社中央電機計器製作所は、微細欠陥検査装置などを提供しています。プリント基板、フィルム、シート、タッチパネルなどの表面キズや異物、欠陥検査で比較されます。

量産ラインのインライン検査というより、高解像度カメラとステージを使い、基板表面や小型ワークを詳しく確認したい現場に向いています。

会社名株式会社中央電機計器製作所
主な対応領域基板外観検査、微細欠陥検査、オフライン検査
公式URLhttps://www.e-cew.co.jp/

株式会社中央電機計器製作所の会社概要

会社名株式会社中央電機計器製作所
主な対応領域基板外観検査、微細欠陥検査、オフライン検査
公式URLhttps://www.e-cew.co.jp/

ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社

AOI・X線検査など電子部品・基板検査向け装置を展開

ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社は、電子部品や基板検査向けにAOI、X線検査、CTなどを展開しています。見える外観不良と、外観から見えにくいはんだ接合部の検査を分けて検討できます。

半導体パッケージ、BGA、電子部品など、高密度実装や内部接合部の検査が必要なラインに向いています。AOIとX線の役割分担を整理したい場合の候補です。

会社名ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
公式URLhttps://www.nordson.com/en/divisions/test-inspection/products/aoi-inspection-systems

ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社の会社概要

会社名ノードソン・アドバンスト・テクノロジー株式会社
主な対応領域リフロー後外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
公式URLhttps://www.nordson.com/en/divisions/test-inspection/products/aoi-inspection-systems

Koh Young Technology

3D SPI・3D AOIでSMT工程の検査とプロセス管理に対応

Koh Young Technologyは、3D SPIや3D AOIを中心としたSMT検査装置を展開しています。はんだ印刷後の体積・形状、リフロー後の部品実装状態を3D計測で確認する用途で比較されます。

検査結果を良否判定だけで終わらせず、印刷工程や実装工程の改善に活用したい企業に向いています。SMT工程のプロセス管理を重視するラインで候補になります。

会社名Koh Young Technology
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTプロセス管理
公式URLhttps://kohyoung.com/en/

Koh Young Technologyの会社概要

会社名Koh Young Technology
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMTプロセス管理
公式URLhttps://kohyoung.com/en/

Test Research, Inc.(TRI)

AOI・SPI・AXI・ICT・FCTを幅広く扱う検査装置メーカー

Test Research, Inc.(TRI)は、AOI、SPI、AXI、ICT、FCTなど、基板検査装置を幅広く展開しています。工程ごとに検査方式を分け、SMTから電気検査まで候補を整理できます。

単一の検査工程だけでなく、複数工程の検査装置をまとめて比較したい企業に向いています。量産ラインで検査工程を標準化したい場合の候補になります。

会社名Test Research, Inc.(TRI)
主な対応領域はんだ印刷後、実装後、X線検査、電気検査、機能検査
公式URLhttps://www.tri.com.tw/en/index.html

Test Research, Inc.(TRI)の会社概要

会社名Test Research, Inc.(TRI)
主な対応領域はんだ印刷後、実装後、X線検査、電気検査、機能検査
公式URLhttps://www.tri.com.tw/en/index.html

ViTrox

SMT向けAOI・SPI・AXIを展開する検査装置メーカー

ViTroxは、SMT向けのAOI、SPI、AXIなどを展開する検査装置メーカーです。はんだ印刷、実装後外観、X線検査など、工程ごとの検査装置を比較できます。

海外拠点を含む量産ラインで、検査装置の標準化や検査データの活用を考えたい企業に向いています。国内メーカーだけでなく海外メーカーも含めて候補を広げたい場合に比較できます。

会社名ViTrox
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、最終外観検査
公式URLhttps://www.vitrox.com/products/smt-pcb-inspection-solutions.php

ViTroxの会社概要

会社名ViTrox
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、最終外観検査
公式URLhttps://www.vitrox.com/products/smt-pcb-inspection-solutions.php

Pemtron

3D SPI・3D AOI・X線検査装置を展開

Pemtronは、3D SPI、3D AOI、X線検査装置などを展開しています。SMT工程のはんだ印刷後検査、実装後外観検査、X線検査を組み合わせて検討できます。

基板実装だけでなく、半導体関連の検査領域も視野に入れている企業に向いています。検査方式を工程別に分けて比較したいラインで候補になります。

会社名Pemtron
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、半導体・実装基板検査
公式URLhttps://pemtron.com/en/product/product.php

Pemtronの会社概要

会社名Pemtron
主な対応領域はんだ印刷後、リフロー後、X線検査、半導体・実装基板検査
公式URLhttps://pemtron.com/en/product/product.php

PARMI

SPI・AOIを中心にSMTライン向け検査装置を展開

PARMIは、SPIやAOIなどSMTライン向けの検査装置を展開しています。はんだ印刷後とリフロー後の検査を分けて候補にできます。

3D検査を中心に、検査速度、検査範囲、品種切替、ライン連携を比較したい企業に向いています。海外メーカーの選択肢を増やしたい場合に候補になります。

会社名PARMI
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMT工程検査
公式URLhttps://parmi.com/

PARMIの会社概要

会社名PARMI
主な対応領域はんだ印刷後検査、リフロー後外観検査、SMT工程検査
公式URLhttps://parmi.com/

Viscom AG

3D AOI・AXIを含む電子機器製造向け検査装置を展開

Viscom AGは、電子機器製造向けに3D AOIやAXIなどを展開するメーカーです。外観検査とX線検査を組み合わせ、SMT工程や電子部品の検査に対応します。

海外工場や欧州系設備との相性を含めて検査装置を比較したい企業に向いています。外観から見える不良と、内部接合部の不良を分けて検討できます。

会社名Viscom AG
主な対応領域SMT外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
公式URLhttps://www.viscom.com/en/products/

Viscom AGの会社概要

会社名Viscom AG
主な対応領域SMT外観検査、X線検査、半導体・電子部品検査
公式URLhttps://www.viscom.com/en/products/

株式会社FUJI

SMTライン全体の自動化と検査工程連携を支援

株式会社FUJIは、SMT関連設備やライン自動化を展開しています。検査装置専業メーカーとは役割が異なりますが、実装工程と検査工程を一体で考えたい場合に候補になります。

実装機、搬送、ライン管理、検査結果の活用を含めて、SMTライン全体の品質管理を見直したい企業に向いています。

会社名株式会社FUJI
主な対応領域SMTライン、部品実装、ライン管理、検査工程連携
公式URLhttps://www.fuji.co.jp/en/about/business/smt/

株式会社FUJIの会社概要

会社名株式会社FUJI
主な対応領域SMTライン、部品実装、ライン管理、検査工程連携
公式URLhttps://www.fuji.co.jp/en/about/business/smt/

株式会社キーエンス

画像処理システム・ビジョンシステムで基板外観検査の構築に対応

株式会社キーエンスは、画像処理システムやビジョンシステムを展開しています。基板検査装置の完成機だけでなく、既存設備や自社装置へ画像検査を組み込む場合の候補になります。

部品有無、位置ずれ、印字、コネクタ、外観不良など、検査対象を自社で定義して装置化したい企業に向いています。専用機メーカーと組み合わせて比較すると、内製・外注の判断がしやすくなります。

会社名株式会社キーエンス
主な対応領域外観検査、印字検査、部品有無検査、装置組み込み
公式URLhttps://www.keyence.co.jp/products/vision/vision-sys/

株式会社キーエンスの会社概要

会社名株式会社キーエンス
主な対応領域外観検査、印字検査、部品有無検査、装置組み込み
公式URLhttps://www.keyence.co.jp/products/vision/vision-sys/

シリウスビジョン株式会社

画像検査機・画像検査ソフトウェアで電子基板の外観検査に対応

シリウスビジョン株式会社は、画像検査機、画像検査ソフトウェア、画像検査関連製品を展開しています。電子基板、銘板、ラベル、カード、枚葉シートなどの外観検査に対応します。

SMT専用ラインの3D AOIとは異なり、印字、外観、汚れ、欠けなどを画像検査したい場合に候補になります。卓上検査や小型ワークの検査を自動化したい企業に向いています。

会社名シリウスビジョン株式会社
主な対応領域電子基板外観検査、印字検査、枚葉ワーク検査、オフライン検査
公式URLhttps://siriusvision.co.jp/products/

シリウスビジョン株式会社の会社概要

会社名シリウスビジョン株式会社
主な対応領域電子基板外観検査、印字検査、枚葉ワーク検査、オフライン検査
公式URLhttps://siriusvision.co.jp/products/

ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社

画像処理検査装置で電子部品・基板・精密部品の外観検査に対応

ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社は、画像処理検査装置を展開しています。電子部品、半導体、基板、自動車部品、樹脂、金属などの外観検査で比較されます。

基板専用のSMT検査装置だけでなく、電子部品や周辺部品を含めた外観検査を設計したい場合に候補になります。撮像条件と画像処理ロジックを重視する企業に向いています。

会社名ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社
主な対応領域電子部品検査、基板外観検査、精密部品検査、装置組み込み
公式URLhttps://www.visco-tech.com/product/

ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社の会社概要

会社名ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社
主な対応領域電子部品検査、基板外観検査、精密部品検査、装置組み込み
公式URLhttps://www.visco-tech.com/product/

Seica S.p.A.

フライングプローブ・ICT・FCTで基板の電気検査に対応

Seica S.p.A.は、フライングプローブテスタ、ICT、FCTなどを展開する検査装置メーカーです。外観検査ではなく、基板の電気検査や機能検査で候補になります。

試作、多品種少量、量産基板の電気検査を検討する企業に向いています。AOIで見つけにくい回路不良や機能不良を検査したい工程で比較できます。

会社名Seica S.p.A.
主な対応領域試作基板検査、量産基板検査、ICT、FCT、修理・解析
公式URLhttps://www.seica.com/

Seica S.p.A.の会社概要

会社名Seica S.p.A.
主な対応領域試作基板検査、量産基板検査、ICT、FCT、修理・解析
公式URLhttps://www.seica.com/

SPEA S.p.A.

フライングプローブ・ICT・半導体テスト装置を展開

SPEA S.p.A.は、フライングプローブ、ICT、半導体テスト装置などを展開しています。基板の電気検査や機能検査を中心に比較されるメーカーです。

基板検査だけでなく、半導体や電子モジュールのテストまで検討したい企業に向いています。外観検査と電気検査を分けて候補に入れると比較しやすくなります。

会社名SPEA S.p.A.
主な対応領域基板電気検査、半導体検査、機能検査、量産テスト
公式URLhttps://www.spea.com/en/

SPEA S.p.A.の会社概要

会社名SPEA S.p.A.
主な対応領域基板電気検査、半導体検査、機能検査、量産テスト
公式URLhttps://www.spea.com/en/

Keysight Technologies

インサーキットテストシステムで実装基板の電気検査に対応

Keysight Technologiesは、インサーキットテストシステムなどを展開しています。実装基板の電気検査を量産工程で行う用途で比較されます。

専用治具を使った量産検査や、検査項目の標準化を重視する企業に向いています。AOIやX線検査で外観・内部を見た後、回路として正しく動くかを確認する工程で候補になります。

会社名Keysight Technologies
主な対応領域ICT、製造テスト、量産基板検査、テスト治具運用
公式URLhttps://www.keysight.com/us/en/products/automated-test-systems/ict-in-circuit-test-systems.html

Keysight Technologiesの会社概要

会社名Keysight Technologies
主な対応領域ICT、製造テスト、量産基板検査、テスト治具運用
公式URLhttps://www.keysight.com/us/en/products/automated-test-systems/ict-in-circuit-test-systems.html

Acculogic

フライングプローブテスタで試作・多品種基板の電気検査に対応

Acculogicは、フライングプローブテスタなどを展開しています。専用治具を作らずに基板の電気検査を行う用途で比較されます。

試作、多品種少量、設計変更が多い基板で、検査治具の準備時間を抑えたい企業に向いています。ICTとフライングプローブの使い分けを検討する場合の候補です。

会社名Acculogic
主な対応領域試作基板検査、多品種少量検査、ICT代替・補完
公式URLhttps://www.acculogic.com/products/flying-probe-tester

Acculogicの会社概要

会社名Acculogic
主な対応領域試作基板検査、多品種少量検査、ICT代替・補完
公式URLhttps://www.acculogic.com/products/flying-probe-tester

Digitaltest

ICT・フライングプローブ・テストソフトウェアを展開

Digitaltestは、ICT、フライングプローブ、テストソフトウェアなどを展開しています。基板の電気検査や製造テスト工程で比較されるメーカーです。

量産ではICT、試作や多品種ではフライングプローブというように、検査方式を使い分けたい企業に向いています。外観検査とは別に、回路としての検査工程を整えたい場合の候補です。

会社名Digitaltest
主な対応領域ICT、フライングプローブ、量産テスト、試作検査
公式URLhttps://www.digitaltest.com/en/

Digitaltestの会社概要

会社名Digitaltest
主な対応領域ICT、フライングプローブ、量産テスト、試作検査
公式URLhttps://www.digitaltest.com/en/

Unicomp Technology

電子部品・基板向けX線検査装置を展開

Unicomp Technologyは、電子部品や基板向けのX線検査装置を展開しています。BGA下のはんだ接合部や内部欠陥など、外観から見えにくい不良を検査する用途で比較されます。

X線検査装置を海外メーカーまで含めて検討したい企業に向いています。AOIでは判断しにくい内部接合部を確認したいラインで候補になります。

会社名Unicomp Technology
主な対応領域X線検査、電子部品検査、BGA・はんだ接合部検査
公式URLhttps://www.unicomp.cn/

Unicomp Technologyの会社概要

会社名Unicomp Technology
主な対応領域X線検査、電子部品検査、BGA・はんだ接合部検査
公式URLhttps://www.unicomp.cn/

GOEPEL electronic

AOI・AXI・JTAG/バウンダリスキャンなど電子基板テストに対応

GOEPEL electronicは、AOI、AXI、JTAG/バウンダリスキャンなど、電子基板向けの検査・テストソリューションを展開しています。外観検査と電気テストを組み合わせて比較できます。

テストポイントを取りにくい高密度基板や、画像検査だけでは確認しにくい回路接続の検査を考えたい企業に向いています。設計段階からテスト性を考える場合にも候補になります。

会社名GOEPEL electronic
主な対応領域外観検査、X線検査、バウンダリスキャン、電気検査
公式URLhttps://www.goepel.com/en/

GOEPEL electronicの会社概要

会社名GOEPEL electronic
主な対応領域外観検査、X線検査、バウンダリスキャン、電気検査
公式URLhttps://www.goepel.com/en/

VJ Electronix

X線検査・リワーク関連装置で電子部品・基板検査に対応

VJ Electronixは、X線検査やリワーク関連装置を展開しています。電子部品や実装基板の内部検査、BGAまわりの検査で候補になります。

不良検出だけでなく、解析やリワーク工程まで含めて基板品質対応を考えたい企業に向いています。外観検査とX線検査、リワークを分けて検討できます。

会社名VJ Electronix
主な対応領域X線検査、BGA検査、リワーク、電子部品検査
公式URLhttps://www.vjelectronix.com/

VJ Electronixの会社概要

会社名VJ Electronix
主な対応領域X線検査、BGA検査、リワーク、電子部品検査
公式URLhttps://www.vjelectronix.com/

基板検査装置メーカーの選び方 AOI・SPI・AXI・ICT・FCT

基板検査装置は、ひとつの装置で全工程を置き換えるものではありません。はんだ印刷後はSPI、実装後の外観はAOI、BGAやCSPのはんだ接合部はX線検査、回路としての導通や部品値はICT、完成品としての動作はFCTというように、検査する工程と不良モードで方式を分けます。

検査方式主な検査位置見やすい不良
SPIはんだ印刷後はんだ量不足、ブリッジ、位置ずれ、印刷抜け、にじみ
AOI部品実装後・リフロー後部品有無、位置ずれ、極性違い、リード浮き、はんだ形状、印字不良
AXI・X線検査リフロー後・内部接合部BGA下のはんだ不良、ボイド、内部接合不良、見えないブリッジ
ICT実装後電気検査オープン、ショート、部品定数違い、極性違い、回路不良
フライングプローブ試作・多品種基板の電気検査導通不良、短絡、部品値違い、実装不良
FCT完成基板・製品組立前後動作不良、通信不良、機能不良、電源系不良

SMT工程で必要な検査ポイント

SMT工程では、前工程の不良を後工程へ流さないことが重要です。はんだ印刷不良をリフロー後に見つけると、修正工数や廃棄リスクが増えます。SPIで印刷状態を見て、AOIで部品実装とリフロー後の外観を見て、必要に応じてX線や電気検査へつなげます。

  • 印刷工程では、はんだ量、位置、抜け、ブリッジを見ます。
  • マウンター後は、部品有無、位置ずれ、極性、部品違いを見ます。
  • リフロー後は、はんだ形状、濡れ、フィレット、リード浮き、部品浮きを見ます。
  • BGAやCSPなど外観で見えない接合部は、X線検査を検討します。
  • 出荷前や組立前には、ICTやFCTで回路・機能を検査します。

はんだ印刷検査、実装後外観検査、X線検査の違い

SPI、AOI、X線検査は、いずれも画像を使う検査ですが、目的が異なります。SPIは印刷工程の状態を見る検査で、AOIは部品実装後の外観を見る検査です。X線検査は、外から見えないはんだ接合部や内部構造を見る検査です。

たとえばBGA下のはんだボールやボイドは、AOIだけでは判断しにくい場合があります。一方で、部品有無や極性、位置ずれ、印字不良はAOIで扱いやすい領域です。すべてをX線で見るのではなく、不良モードごとに検査方式を分けることで、検査時間と設備投資を整理しやすくなります。

インサーキットテスタとファンクションテスタの使い分け

ICTは、基板上の回路や部品を電気的に検査する方式です。オープン、ショート、部品値違い、極性違いなどを見つけやすく、量産基板の工程内検査で使われます。専用治具を使うため、量産品では効率を出しやすい一方、品種変更が多い場合は治具準備が負担になります。

FCTは、基板や製品が実際に意図した動作をするかを見る検査です。電源投入、通信、入出力、センサー、表示、制御など、完成品に近い状態での確認に向きます。ICTで回路単位の不良を見て、FCTで機能としての動作を見るという役割分担が基本です。

2D検査・3D検査・AI検査の違い

2D検査は画像の濃淡や形状をもとに判定する方式で、部品有無や位置ずれ、印字不良などに向きます。3D検査は高さや体積の情報を扱えるため、はんだ量、部品浮き、リード浮きなど、立体的な判定が必要な検査で比較されます。

AI検査は、良品ばらつきや欠陥の見え方が一定しない対象で検討されます。ただし、AIを使えば検査条件の整理が不要になるわけではありません。学習データ、境界品、品種切替、判定根拠、再学習の運用まで決める必要があります。

導入費用が変わる要素

基板検査装置の費用は、方式だけでは決まりません。基板サイズ、部品密度、検査面数、ライン速度、カメラ台数、X線の有無、治具の有無、検査プログラム作成、データ連携、現地立ち上げ、保守範囲によって変わります。

  • 検査方式: SPI、AOI、AXI、ICT、FCT、フライングプローブのどれを使うか
  • 検査面数: 片面か両面か、複数面を検査するか
  • 基板条件: サイズ、部品密度、部品高さ、BGA・CSPの有無
  • ライン条件: インラインかオフラインか、タクトタイム、搬送規格
  • 検査データ: 画像保存、ログ、トレーサビリティ、MES連携
  • 電気検査: 治具、プローブ、検査プログラム、品種変更頻度
  • 立ち上げ: サンプルテスト、現地調整、教育、保守契約

サンプルテストで見るべき項目

基板検査装置は、カタログ上の仕様だけでは判断しにくい設備です。実際の基板、良品、不良品、境界品、許容したいばらつきを用意し、サンプルテストで検出可否と過検出を確認します。

テスト項目見る内容
検出可否流出させたくない不良を安定して検出できるか
過検出許容できるばらつきや部品個体差を不良扱いしすぎないか
タクトタイムライン速度に対して検査時間が間に合うか
品種切替検査プログラム作成や切替を現場で扱えるか
データ保存画像、検査結果、ロット情報を追跡できる形で残せるか
不良解析検査結果を工程改善に使える粒度で分類できるか

基板検査装置を導入する前に準備する情報

メーカーへ相談する前に、基板図面、部品表、ガーバーデータ、CADデータ、良品・不良品サンプル、現行の検査基準、ライン速度、設置スペース、検査後の処理方法を整理しておくと、提案を比較しやすくなります。

  • 対象基板のサイズ、層数、部品点数、部品高さ、両面実装の有無
  • 検出したい不良の種類、発生頻度、流出時の影響
  • 良品、不良品、境界品、許容したいばらつきのサンプル
  • インライン・オフライン、タクトタイム、検査位置、搬送規格
  • 検査結果の保存、トレーサビリティ、上位システム連携の要件
  • ICTやFCTの場合は、テストポイント、治具、検査プログラムの条件

関連する検査装置記事

基板検査装置は、外観検査、X線検査、表面欠陥検査と重なる部分があります。検査対象や方式が明確な場合は、関連する比較記事も合わせて確認すると候補を整理しやすくなります。

基板検査装置に関するFAQ

AOIだけで基板検査は足りますか?

AOIだけで足りるかは、検出したい不良によって変わります。部品有無、位置ずれ、極性違い、外観上のはんだ不良はAOIで扱いやすい一方、BGA下のはんだ不良や回路としての導通不良はX線検査やICTが必要になる場合があります。

SPIは必ず必要ですか?

はんだ印刷不良が後工程の不良につながっている場合は、SPIを検討する価値があります。はんだ量や印刷位置を早い段階で検査できるため、リフロー後に不良を見つけるより工程改善につなげやすくなります。

フライングプローブとICTはどう使い分けますか?

ICTは専用治具を使うため量産品の検査効率を出しやすい方式です。フライングプローブは治具レスで検査しやすく、試作、多品種少量、設計変更が多い基板に向いています。

X線検査はどの基板で必要になりますか?

BGA、CSP、QFNなど、はんだ接合部が外観から見えにくい部品を多く使う基板では、X線検査が候補になります。外観検査だけでは判断しにくいボイドや内部接合不良を確認したい場合に検討します。

基板検査装置は工程と不良モードで比較する

基板検査装置メーカーを比較するときは、AOI、SPI、X線、ICT、FCTをひとまとめにせず、どの工程で何を検出したいのかを先に整理しましょう。検査方式が違えば、見える不良、必要なデータ、導入費用、現場運用も変わります。

はんだ印刷、部品実装、リフロー、内部接合、電気検査、機能検査のどこに課題があるのかを明確にし、良品・不良品サンプルを使って比較することが、導入後のミスマッチを減らす近道です。

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