CMP装置メーカー11社を比較 研究開発・量産・ウェーハ径別の選び方

最終更新日:2026年07月24日

CMP装置を選ぶときは、研究開発・小ロット・量産のどこで使うか、ウェーハ径、研磨する材料・膜種を先にそろえる必要があります。装置名だけを並べても、必要な平坦度、欠陥水準、スループットを満たせるかは判断できません。

まず用途・生産規模、ウェーハ径、材料・工程の3条件で候補を絞り、洗浄・乾燥、終点検出、膜厚測定、搬送、消耗材まで含めて比較します。

CMP装置の選定早見表

用途・生産規模 主なウェーハ径 材料・工程 優先する装置仕様
研究開発・材料評価 小片、100mm、150mm Si、酸化膜、金属膜、ガラス、セラミック 条件変更のしやすさ、手動操作、少量スラリー、サンプル保持方法
試作・小ロット 100mm、150mm、200mm 酸化膜、W、Cu、バリア膜、MEMS レシピ再現性、セミオート搬送、洗浄連携、パッド交換性
200mm量産 200mm ロジック、メモリ、パワー半導体の前工程CMP スループット、面内均一性、自動搬送、終点検出、稼働率
300mm量産 300mm 酸化膜、W、Cu、多層配線、先端ロジック・メモリ FOUP搬送、研磨・洗浄・乾燥、膜厚測定、装置間連携、保守体制
SiC・GaN 100mm、150mm、200mm 硬脆材料の平坦化・表面仕上げ 加圧制御、材料別スラリー・パッド、表面粗さ、スクラッチ抑制
裏面薄化後の仕上げ 200mm、300mm Si・SiCの裏面研削後ポリッシュ ダメージ層除去、厚み測定、洗浄、自動搬送、割れ対策

対応径や材料は製品・仕様によって異なります。候補メーカーには、ウェーハ径だけでなく、膜種、除去量、目標面内均一性、許容欠陥、必要WPHを共有して確認してください。

目次

CMP装置メーカー11社の比較表

用途・生産フェーズ、対応ワーク・工程、装置選定で確認したい仕様を整理しています。対応ウェーハ径、膜種、WPH、検出感度などは製品構成や個別仕様で変わるため、公式資料とサンプル評価で確認してください。

会社名 サービスの特徴 用途・生産フェーズ 対応ワーク・工程 装置選定で見る点

Applied Materials

量産前工程向けCMP装置を展開する半導体製造装置メーカー

量産前工程、ロジック・メモリのCMPライン構築・更新
ウェーハ平坦化、前工程CMP、Mirra系CMP製品群
量産性、プロセス統合、装置稼働、工程データを含めた評価

荏原製作所

CMP装置・ベベル研磨装置を扱う国内半導体製造装置メーカー

量産ライン、実験開発、前工程CMP
CMP、ベベル研磨、研磨後の洗浄・乾燥、300mm製品
高スループット、ドライイン・ドライアウト、終点検出・膜厚測定

東京精密 ACCRETECH

CMP装置を含む半導体製造装置を展開

半導体前工程、量産・ライン更新
スラリーと研磨パッドを用いるCMP、ウェーハ表面の平坦化
ポリッシュ・グラインダなど前後工程設備との接続、サポート体制

北川グレステック

試験用から量産用までウェーハサイズに合わせたCMP装置を提案

研究開発、試作、小中規模量産、受託評価
CMP、ポストCMP洗浄、グラインダー、ウェーハサイズ別・個別仕様
卓上・手動から量産までの装置構成、ドレス機構、スラリー耐性

ミクロ技研

全自動CMP装置を扱う研削・研磨装置メーカー

量産前工程、全自動CMP
前工程ウェーハ平坦化、MGP708XJ、洗浄機連結によるドライアウト
8軸研磨ヘッド・3テーブル、エッジクランプ搬送、平坦度管理

テクノライズ

研究開発・薄板加工向けのCMP研磨装置を展開

研究開発、試作、生産、薄板加工
ガラス・金属・セラミック、3インチ・4インチ、CMP・ポリッシング
セミオート、加圧制御、循環冷却、装置カスタマイズ

エム・エー・ティ

卓上型からCMP自動装置・量産装置まで扱う装置メーカー

研究開発、実験、量産移行
卓上型CMP実験装置、CMP自動装置、ウェーハ向け量産装置
実験から自動化・量産化までの段階移行、個別装置構成

ラップジャパン

研究開発・生産用途向けのCMP装置を展開

研究開発、試作、生産
卓上式小型CMP、大型CMP、ラップ・ポリッシュ
設置規模、研磨プレート、研究設備から生産設備への拡張性

DISCO

ウェーハ研削・ドライポリッシュ・薄化加工向け装置を展開

量産、ウェーハ薄化後の裏面仕上げ
Si・SiCの裏面ドライポリッシュ、研削・ポリッシュ複合工程
ダメージ層除去、洗浄・搬送、厚み測定、研削との一体運用

岡本工作機械製作所

ウェーハ向けファイナルポリッシャーや半導体関連製造装置を展開

量産、300mmウェーハのファイナルポリッシュ
PNX332B、300mmウェーハ、中研磨から仕上げ研磨
除去量均一性、エッジプロファイル、同時研磨・搬送による生産性

KCTech

CMP装置・ウェット洗浄装置・CMPスラリーを扱う韓国メーカー

量産前工程、W・Cu・酸化膜CMP
CMP装置、ウェット洗浄、デュアルポリッシング・クリーナー、4FOUP
高スループット、左右独立運転、メトロロジー、小フットプリント

CMP装置メーカー11社の詳細

Applied Materials

量産前工程向けCMP装置を展開する半導体製造装置メーカー

Applied Materialsは、半導体製造向けのCMP装置を展開するメーカーです。同社のCMPページでは、ウェーハ表面の余剰材料を除去し平坦化する工程と、Mirra系CMP製品群が紹介されています。前工程の量産ラインで、CMP装置、プロセス条件、装置稼働、工程データを含めて検討したい場合に候補になります。

Applied Materialsの会社概要

会社名Applied Materials, Inc.
主な研磨領域CMP装置、ウェーハ平坦化、前工程プロセス
公式URLhttps://www.appliedmaterials.com/us/en/semiconductor/products/processes/cmp.html

荏原製作所

CMP装置・ベベル研磨装置を扱う国内半導体製造装置メーカー

荏原製作所は、半導体製造装置領域でCMP装置、ベベル研磨装置、めっき装置を展開しています。CMP装置だけでなく、ベベル研磨や関連工程も含めて確認できるため、ウェーハ平坦化工程の設備候補として比較しやすい企業です。量産ラインでの稼働率、スループット、サポート体制を重視する場合に向いています。

荏原製作所の会社概要

会社名株式会社荏原製作所
主な研磨領域CMP装置、ベベル研磨装置、めっき装置、半導体製造装置
公式URLhttps://www.ebara.com/jp-ja/precision/cmp/

東京精密 ACCRETECH

CMP装置を含む半導体製造装置を展開

東京精密は、ACCRETECHブランドでCMP装置を展開しています。公式ページでは、CMPをスラリーと研磨パッドによる化学作用・機械的研磨の複合作用でウェーハ表面を平坦化する装置として紹介しています。半導体製造装置の導入や更新で、CMP工程を前後工程とあわせて比較したい場合に候補になります。

東京精密 ACCRETECHの会社概要

会社名株式会社東京精密
主な研磨領域CMP装置、半導体製造装置、ウェーハ平坦化
公式URLhttps://www.accretech.com/jp/product/semicon/semi/cmp/index.html

北川グレステック

試験用から量産用までウェーハサイズに合わせたCMP装置を提案

北川グレステックは、半導体製造装置としてCMP装置を展開しています。試験用・量産用のCMP装置をウェーハサイズに合わせて案内しており、オーダーメイド対応やテクニカルセンターでの実機確認にも触れています。研究開発から量産移行まで、装置仕様を相談しながらCMP工程を組みたい企業に向いています。

北川グレステックの会社概要

会社名北川グレステック株式会社
主な研磨領域CMP装置、試験用CMP、量産用CMP、オーダーメイド装置
公式URLhttps://www.kitagawagt.co.jp/product/product_cat/semiconductor/semiconductor-cmp/

ミクロ技研

全自動CMP装置を扱う研削・研磨装置メーカー

ミクロ技研は、研削・研磨装置の製品群として全自動CMP装置MGP708XJを展開しています。8軸の研磨ヘッドと3テーブルを備え、搬送にはエッジクランプ方式を採用。洗浄機と連結したドライアウトにも対応するため、CMP工程の自動化、平坦度、スループットを重視する量産設備の候補になります。

ミクロ技研の会社概要

会社名ミクロ技研株式会社
主な研磨領域全自動CMP装置、研削・研磨装置、ウェーハ平坦化
公式URLhttps://www.micro-eng.co.jp/product/gandp/cmp708.html

テクノライズ

研究開発・薄板加工向けのCMP研磨装置を展開

テクノライズは、CMP研磨装置・真空貼り合わせ装置を扱っています。公式ページでは、ウェーハ表面を高精度に仕上げるポリッシングヘッドや、CMP機構を持つ装置が紹介されています。研究開発や薄板加工、MEMS・TSV周辺の評価工程で、セミオートCMP装置を検討したい場合に候補になります。

テクノライズの会社概要

会社名テクノライズ株式会社
主な研磨領域CMP研磨装置、真空貼り合わせ装置、薄板加工、研究開発
公式URLhttps://www.technorise.ne.jp/products/cmp-bonding.php

エム・エー・ティ

卓上型からCMP自動装置・量産装置まで扱う装置メーカー

エム・エー・ティは、CMP実験装置やCMP自動装置・量産装置を扱っています。製品ページでは、卓上型CMP実験装置や、あらゆるサイズのウェーハに対応するCMP量産装置が紹介されています。研究開発段階の評価から、量産装置の構成・プロセスサポートまで相談したい場合に候補になります。

エム・エー・ティの会社概要

会社名株式会社エム・エー・ティ
主な研磨領域CMP実験装置、CMP自動装置、量産装置、研削・研磨装置
公式URLhttps://www.j-mat.co.jp/products/

ラップジャパン

研究開発・生産用途向けのCMP装置を展開

ラップジャパンは、研究開発用CMP装置を展開しています。公式ページでは、卓上式小型CMP装置から大型CMP装置まで用意していると紹介されています。研究開発用途だけでなく、生産用途への展開も視野に入れてCMP装置を比較したい場合に向いています。

ラップジャパンの会社概要

会社名ラップジャパン株式会社
主な研磨領域研究開発用CMP装置、小型CMP、大型CMP、ラップ・ポリッシュ装置
公式URLhttps://lap-japan.co.jp/products/cmp.html

DISCO

ウェーハ研削・ドライポリッシュ・薄化加工向け装置を展開

DISCOは、ウェーハ研削やドライポリッシュに関する装置・加工技術を展開しています。同社の技術ページでは、ポリッシュ専用機や研削・ポリッシュ兼用機が紹介されています。CMP装置というより、薄化、裏面研削、ドライポリッシュ、加工条件を含めて検討したい企業に向いています。

DISCOの会社概要

会社名株式会社ディスコ
主な研磨領域ウェーハ研削、ドライポリッシュ、グラインダー、ポリッシャー、砥石
公式URLhttps://technology.discousa.com/method/DryPolishing/

岡本工作機械製作所

ウェーハ向けファイナルポリッシャーや半導体関連製造装置を展開

岡本工作機械製作所は、半導体関連製造装置として300mmウェーハ用全自動ファイナルポリッシャーPNX332Bを展開しています。3テーブルのポリッシュステージで中研磨から仕上げ研磨まで行い、同時研磨・搬送による生産性も考慮されています。前工程CMPとは目的が異なるため、ウェーハの仕上げ研磨、除去量均一性、エッジプロファイルを重視する場合の候補です。

岡本工作機械製作所の会社概要

会社名株式会社岡本工作機械製作所
主な研磨領域ファイナルポリッシャー、ウェーハ研磨、半導体関連製造装置
公式URLhttps://www.okamoto.co.jp/products/pnx332b/

KCTech

CMP装置・ウェット洗浄装置・CMPスラリーを扱う韓国メーカー

KCTechは、半導体装置と材料を扱う韓国メーカーです。公式サイトでは、半導体装置としてCMPとウェット洗浄システム、材料としてCMPスラリーが紹介されています。CMP装置、洗浄、スラリーを同じ工程領域で確認したい場合に候補になります。

KCTechの会社概要

会社名KCTech Co., Ltd.
主な研磨領域CMP装置、ウェット洗浄装置、CMPスラリー、半導体前工程
公式URLhttps://www.kctech.com/eng/page/product1.php

CMP装置メーカーの選び方

CMP装置は、装置名やメーカー名だけでなく、用途・生産規模、ウェーハ径、材料・膜種の順で候補を絞ります。研究開発用の卓上機と300mm量産機では、必要な搬送、自動化、計測、洗浄、保守の水準が大きく異なります。

装置区分を先に分ける

装置区分主な役割候補になる企業例
量産前工程向けCMP装置酸化膜、W、Cuなどを平坦化し、搬送・洗浄・乾燥まで自動化Applied Materials、荏原製作所、東京精密、ミクロ技研、KCTech
研究開発・試作向けCMP装置少量サンプルの条件出し、材料評価、プロセス開発北川グレステック、テクノライズ、エム・エー・ティ、ラップジャパン
ウェーハ裏面・仕上げ研磨装置薄化後のダメージ層除去やウェーハのファイナルポリッシュDISCO、岡本工作機械製作所

CMP装置の比較基準

候補メーカーへは、ウェーハ径だけでなく、対象膜、除去量、目標面内均一性、許容欠陥、必要WPHを同じ条件で伝えます。装置本体の仕様に加え、洗浄・乾燥、終点検出、膜厚測定、パッドコンディショニングまで確認すると、導入後の工程を比較しやすくなります。

  • 研究開発、試作、小ロット、量産のどのフェーズで使うか
  • 対応ウェーハ径と、薄化ウェーハ・反りウェーハへの対応可否
  • 酸化膜、W、Cu、バリア膜、Poly-Si、SiC、GaNなどの対象材料
  • 面内均一性、研磨レート、選択性、エッジプロファイルの管理方法
  • 必要WPH、搬送方式、FOUP対応、装置稼働率、フットプリント
  • 終点検出、膜厚測定、レシピ管理、MES・SPC連携の範囲
  • 研磨後の洗浄・乾燥と、パーティクル・金属汚染への対策
  • 消耗材供給、保守拠点、部品供給、立ち上げ支援の体制

CMPスラリー・研磨パッドは関連材料として分けて比較する

装置の候補を絞った後は、対象膜と目標品質に合うスラリー、研磨パッド、コンディショナー、ポストCMP洗浄材料を選びます。装置と材料では選定軸が異なるため、同じ比較表に混在させず、材料メーカーは別に確認します。

関連材料メーカー主なCMP関連領域公式情報
フジミインコーポレーテッド酸化膜、W、Poly-Si、Cu、Cu/Taバリア向けCMPスラリー公式サイト
レゾナック半導体デバイス製造向けCMPスラリー公式サイト
EntegrisSiC、サファイア、GaN、ダイヤモンドなどに対応するCMPスラリー公式サイト
Qnity ElectronicsCMPスラリー、研磨パッド、ポストCMP洗浄材料公式サイト
ニッタ・デュポンCMP研磨パッド、スラリー、ワーク保持材、コンディショナー公式サイト
富士フイルム半導体前工程向けCMPスラリー公式サイト
AGCCMPスラリー、砥粒、研磨ソリューション公式サイト
JSRCMPスラリー、ポストCMP洗浄材料公式サイト
MerckW・酸化膜向けCMPスラリー、平坦化材料公式サイト

CMP材料の評価項目

材料確認する条件評価する結果
CMPスラリー対象膜、砥粒、pH、酸化剤、選択性、分散安定性研磨レート、欠陥数、ディッシング、エロージョン、表面粗さ
研磨パッド材質、硬度、溝形状、吸液性、寿命、コンディショニング条件面内均一性、パッド摩耗、スクラッチ、スラリー保持性
コンディショナーダイヤモンド配列、ドレス条件、パッド再生性研磨レートの安定性、パッド寿命、プロセス再現性
ポストCMP洗浄材料残渣、金属汚染、パーティクル、表面ダメージ洗浄後欠陥、残渣低減、次工程への影響

CMPと裏面研磨・ファイナルポリッシュの違い

前工程CMP、ウェーハ裏面研削後のポリッシュ、ベベル研磨、ファイナルポリッシュは、いずれも研磨を伴いますが目的が異なります。前工程CMPは多層配線や素子形成工程で表面を平坦化します。裏面ポリッシュは薄化後のダメージ層除去、ファイナルポリッシュはウェーハ表面の仕上げを担います。

装置メーカーへ相談する前に、工程名、加工する面、除去したい材料、必要な平坦度・表面粗さを整理し、CMP装置と裏面・仕上げ研磨装置を分けて選定してください。

SiC・GaN・MEMS向けCMP装置を選ぶポイント

SiCやGaNなどの硬脆材料、MEMS、先端パッケージでは、標準的なシリコンウェーハと同じ条件をそのまま適用できない場合があります。硬度、化学反応性、膜構成、段差、反り、割れやすさを踏まえ、装置だけでなくスラリー、パッド、加圧、回転数、洗浄条件まで評価します。

材料名に加えて、目標膜厚、除去量、表面粗さ、許容欠陥、後工程への影響を共有すると、メーカー間でサンプル評価の条件をそろえやすくなります。

サンプル評価で確認する項目

確認項目確認する内容
除去量・研磨レート目標時間内に必要な膜厚を安定して除去できるか
面内均一性ウェーハ中心・中間・エッジで研磨量に偏りが出ないか
選択性削る膜と残す膜を分けて制御できるか
欠陥スクラッチ、パーティクル、ピット、残渣、金属汚染が許容範囲か
表面粗さ後工程に影響する粗さやダメージが残らないか
洗浄性スラリー残渣やパッド由来汚染を除去できるか
再現性同じ条件で複数枚を処理し、結果が安定するか
量産性WPH、消耗材寿命、交換頻度、装置停止時間が計画に合うか

CMP装置の費用と総保有コストで見る項目

CMP工程の費用は、装置本体だけでは決まりません。スラリー、研磨パッド、コンディショナー、洗浄薬液、評価サンプル、レシピ作成、保守、部品交換を含めた総保有コストで確認します。

  • 自動化レベル、対応ウェーハ径、搬送・洗浄・計測機構
  • 対象膜と必要除去量、レシピ開発・装置立ち上げの工数
  • スラリー、パッド、コンディショナーの使用量と交換頻度
  • ユーティリティ、設置面積、排液、薬液管理にかかる費用
  • 保守契約、部品供給、教育、海外拠点対応にかかる費用

CMP装置メーカーへの相談前に整理する仕様

  • 工程名と目的: 前工程CMP、裏面研削後ポリッシュ、ファイナルポリッシュなど
  • 対象ワーク: Si、SiC、GaN、化合物半導体、MEMS、ガラス、基板など
  • ウェーハ径、厚み、反り、割れやすさ
  • 膜種、膜厚、除去量、残す膜、必要な選択性
  • 目標面内均一性、表面粗さ、許容欠陥、検査方法
  • 必要WPH、稼働時間、ロット構成、搬送方式
  • 既存のスラリー、パッド、洗浄薬液、前後工程設備
  • 研究開発、小ロット、量産のどのフェーズか

CMP装置メーカーに関するFAQ

CMP装置メーカーと材料メーカーはどちらを先に選ぶべきですか?

新しくCMP工程を立ち上げる場合は、装置の基本仕様を絞りながら、スラリーと研磨パッドを並行して評価します。既存装置の条件改善では、スラリーやパッドの変更から検討する場合もあります。

研究開発用CMP装置と量産用CMP装置の違いは何ですか?

研究開発用は、条件変更や少量サンプルの評価を行いやすいことが重要です。量産用は、自動搬送、WPH、再現性、稼働率、洗浄・乾燥、消耗材交換、保守、工程データ連携が重要になります。

SiCウェーハ向けCMP装置では何を確認しますか?

加圧・回転制御、硬脆材料向けスラリーとパッドの実績、除去量、表面粗さ、スクラッチ、クラック、洗浄性、消耗材寿命を確認します。200mm対応など必要なウェーハ径も製品単位で確認してください。

装置仕様のWPHはどの条件で比較しますか?

研磨時間だけでなく、搬送、洗浄、乾燥、計測、パッドコンディショニングを含むサイクルで比較します。対象膜、除去量、レシピ、ロット構成が異なるとWPHも変わるため、同じ前提条件で見積もります。

関連する半導体製造装置の記事

CMPの前後工程や品質管理も含めて設備候補を整理する場合は、検査・計測、露光、洗浄などの装置記事も確認できます。

CMP装置メーカーのまとめ

CMP装置は、用途・生産規模、ウェーハ径、材料・膜種を先に決めると候補を絞りやすくなります。そのうえで、WPH、面内均一性、洗浄・乾燥、終点検出、膜厚測定、搬送、保守体制を同じ条件で比較します。

スラリーや研磨パッドは装置メーカーと同じ表で比べず、対象膜、選択性、欠陥、寿命など材料固有の条件で別に評価してください。導入前のサンプル評価では、装置と材料を組み合わせた工程全体の再現性を確認することが重要です。

免責事項

掲載内容は公式サイト確認範囲です。対応範囲、対応国・言語、サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトで確認してください。