美容室の売上・客単価をアップさせる方法

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美容室の売上・客単価をアップさせる方法

美容室の売上・単価をアップするためには、どのような方法が必要なのでしょうか。ここでは売上アップに有効な方法を紹介します。

顧客単価をアップさせる

売上が上がるイメージ
売上を上げたいと考えた時に、顧客単価の向上は必須です。しかし、カットやカラーそのものの金額を上げることは良策ではなく、あくまでトータルのプランで単価アップを狙う必要があります。

例えば、カットとカラーに加え、トリートメントがセットになったプランを作ったり、トリートメントではなくヘッドスパをセットにするといった施策も有効です。複数の組み合わせによって顧客自身が満足感を得やすくなるため、単体ではないプランは非常に有効だと言えるでしょう。

また、それらのプランに満足してもらった場合、美容師のスキル別に合わせた指名料を取ることも有効です。指名料を取ることで顧客が離れていくのではないかと心配になるかもしれませんが、「確実にこの人に担当してもらえる」という安心感を与えることができるため、美容室の人数に応じて採用することをオススメします。

アイブロウメニューを取り入れる

コロナ禍において目元への美意識が急上昇しているため、客単価アップの施策としてアイブロウメニューを取り入れてもよいでしょう。

もし自社の強みとしてアイブロウのメニュー化を視野に入れているのであれば、美容室への導入を見越したアイブロウの教育をしてもらえるアイブロウスクールを検討してみましょう。

アイブロウスクール
を探してみる

店販で売上をつくる

店販シャンプー
店販での売上は、実は非常にハードルが低いです。なぜかと言うと、美容室というリアルな場において、使用している商品が本当に良いのか、悪いのかを判断しやすくなるためです。

シャンプーやトリートメントは、施術中に実際に使用することで効果を実感しやすく、使用してみたい気持ちにさせやすくなります。それまでとは大きく異なるヘアスタイルにした際は大きなチャンスです。

これまで使用していたヘアセット方法とは異なる方法を取らなくてはならなくなった時、ヘアセット剤を変更しやすくなります。帰宅時のヘアセットなどで活用することで、購入の意欲を高めることができるでしょう。

予約の穴!?平日に集客をする

美容室の単価を上げるために避けて通れないのは、平日の集客。サービス業の人や専業主婦の人の中には、もちろん平日を自由に使える人はいます。全体の総数としては土日休みの人が多くなってしまうため、平日の予約枠が空きやすい傾向にあるのです。

対応策として、平日さらには平日昼間のみに限定し、空き時間を補うようなクーポンを発行したり、営業時間をそもそも後ろ倒しし、平日夜の仕事終わりを狙って閉店時間を遅らせるなどの策があります。

現時点での顧客属性は、学生や専業主婦と言った、昼間の時間帯に余裕がある人が多いのか。もしくはサービス業やOLなど、夜の時間に余裕がある人が多いのかといった把握は必要です。また、美容室があるエリアにはどのような人が住んでいるのか、周辺の美容室の価格帯や営業時間はどうなのかなどを総合的に判断した上で、有効な手を打ちましょう。

リピーターとなる固定客をつくる

短期視点ではなく、長期視点で最も有効なのはリピーターとなる固定客の獲得です。美容室を変えることは、顧客にとっては容易な作業です。

美容室の数が多いからこそ、選択の幅が広がっていますが、自分に合いそうな雰囲気の美容室を探すのは実は大変です。だからこそ、初回来店時に顧客の心をぐっと掴み、リピーターになるような工夫を凝らしましょう。

また、固定客を複数獲得できることによって、必然的に予約枠が埋まることはもちろんのこと、指名料などでさらに売り上げを上乗せできる効果が高まります。都度の施術にしっかり対応するだけでなく、顧客とのコミュニケーションなどを通じて、1対1の関係性を構築したり、深く好みを理解していくことが必要です。

次回予約を店頭で行うことで割引ができる仕組みなどを採用すると、1~2カ月先の予定はある程度埋まる計算になります。営業をしていく上での目安にしやすいため、取り入れてみると良いかもしれません。

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