友だちが紹介したくなる美容室になるには

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美容室は紹介が増えてこそ繁盛する

最も美容室にとって、コストを掛けずに繁盛する方法があるとすれば、それは紹介だと言えます。一昔前は手渡しのカードなどでしか適用できなかった紹介制度は、スマホやSNSが広がっている今だからこそ、適用しやすくなっているのです。

紹介が増えるということは、美容室の口コミが増えているということです。ポータルサイトに書かれるような紹介文ではなく、顧客が発信している生の声を、その周辺の人が受け取り、しかも来店までしてくれるとなれば、ポジティブな印象が多くある証拠です。

そのような場合、リピーターとなり得る顧客が多く来店することとなります。そのため紹介にこだわるのは美容室にとって必要な売上アップの戦略と言えるでしょう。

理想的な紹介客の比率とは

新規客の7割が紹介客になった時、繁盛店になったといえます。

誰かの繋がりによって足を運ぶ顧客がそれほどの数に上ると、美容室全体がポジティブなイメージに包まれます。しかし、紹介客が7割に届くような美容室はごくわずかしかありません。1割にも満たない美容室は多々あります。7割を目指して施策を打ちましょう。

紹介カードの内容を工夫する

紹介に一般的に利用されるのは紹介カードです。現在ではスマホなどを通して、受け渡しのハードルが下がっています。では、どのような内容にすると実際に足を運ぼうと思ってもらえるのでしょうか。

割引などの特典を駆使する

最も効果的なのは割引などの特典を付けることです。この特典は紹介された人だけでなく、紹介した側にも特典があるとより良いです。

実際に誰かに紹介を顧客にしてもらうことを考えた時に必要になのは、Webに掲載されている内容よりも、さらに割引を強化するといった工夫です。Webと同様の内容であれば、敢えて労力を掛けて誰かに紹介する理由がなくなってしまいます。したがって、Webとは異なる特典であることに注意しましょう。

自宅で簡単にできるトリートメントのプレゼントや、シャンプーなどの試供品も特典と言うことができます。どのような特典があると嬉しいかを踏まえながら、色々な方法を検討してみてください。

お店の顔!スタッフ紹介

美容室の店舗内ではもちろん、WebやSNSを駆使して、スタッフ紹介をすることは非常に大切。美容室の数が増え、美容室が飽和状態の今、どのようなスタッフが在籍しているかは非常に重要です。スタッフのキャラクターや性別、スキルなどがそのまま売上につながります。

趣味や特技と言った、パーソナルな側面の発信はもちろん、どこかに自己紹介のデータを置いておく他に、ブログなどを更新するのも効果的です。来店した顧客のbeforeとafterの写真など、イメージが湧く写真などを利用できると良いでしょう。スタッフが個人で行うのではなく、順番に回していくといった手法もあります。そのように情報を伝わりやすくすると、より親近感が湧き、来店の動機となる可能性があります。

また、店内でもiPadやサイネージなどを駆使して、店内にいる担当美容師以外の紹介を、紹介者の目に入れるような工夫も効果的です。「あの子には、この人の方が合うかもな」と思ってもらうことで、お店全体の売上アップに繋がります。

紹介したくなる美容室になろう

誰かに紹介するということは、紹介者には必然的に「お墨付きであるからこそ紹介している」ような印象が付きまといます。紹介された側は、紹介してくれた人の印象を信じて実際に足を運ぶわけですから、紹介者の顔に美容室側で泥を塗るようなことがあってはいけません。

これまで築いてきた顧客との関係性を無駄にせずに、紹介された人との関係をしっかりと築くことができたら、紹介したいと思われるような美容室になっていくでしょう。

売上に貢献!美容室の集客完全ガイド

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