コロナ禍で大打撃を受けたブライダル業界ですが、少しずつ客足が戻りつつあります。本来であれば歓迎すべきことですが、すぐに必要なスタッフが集められるとは限りません。
リアルなイベントの開催は人の手で行う作業が多く、ウェディングプランナーやスタッフが不足しているという企業も少なくないはずです。
そこでいまいる人材で少しでも効率良く作業を進めるために、ブライダル・婚礼システムの導入を検討する、という選択肢もあります。ブライダル・婚礼システムを導入すれば、さまざまな働き方を受け入れることも可能ですし、なにより人材配置にも工夫ができます。
ここでは、そんなブライダル・婚礼システムを8つ紹介していきます。それぞれの特徴や料金などについてリサーチしていますので、参考になさってください。
また、紹介している企業の一部資料は下記より無料でダウンロード可能です。比較検討にお役立てください。
婚礼システム(ブライダルシステム)とは?
結婚式や披露宴に関わるさまざまな業務を効率化・デジタル化するための業務支援システムです。主に結婚式場やブライダル業界で利用され、従来アナログで行われていた多数の作業を一元管理し、自動化・効率化することを目的としています。
主な特徴と機能
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予約管理・スケジュール管理
結婚式場見学やブライダルフェアの即時予約、会場やスタッフのスケジュール調整をシステム上で完結。 -
顧客管理
新郎新婦やゲストの情報、問い合わせ内容、打ち合わせ記録などを一元管理し、情報の属人化を防止。 -
コミュニケーション機能
チャットやメール配信機能を備え、カップルや関係者との連絡をスムーズに。 -
TODO・進捗管理
カップルやプランナー双方のタスクを可視化し、進捗管理やフォローアップを容易に。 -
見積・発注・請求管理
見積書作成から発注、請求・入金管理までを一括管理し、ミスや漏れを防止。 -
席次表・配席作成
ゲスト登録から席次表作成、引き出物の割り振りまでシステム上で完結。 -
帳票・売上分析
売上や顧客動向の分析、帳票出力など、経営管理に役立つ機能を提供。 -
パートナー・業者管理
衣装、美容、写真など各種業者との情報共有、発注・納品管理を一元化。
導入効果
- 手作業や確認作業の自動化による業務効率化
- ヒューマンエラーの削減
- スタッフの負担軽減と顧客満足度の向上
- 顧客体験の質の向上とサービス強化
このように、婚礼システムはプランナーや式場スタッフの業務効率化だけでなく、新郎新婦やゲストに対するサービス向上にも寄与する、ブライダル業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える重要なツールです。
ブライダル・婚礼システムの一覧表
婚礼システムは多機能ですが、対応できる業務範囲はサービスによって異なります。本記事では機能の多さではなく、業務フローのどのフェーズを支援する設計かで比較。式場の課題(集客/打合せ・発注/挙式後フォロー)に合わせて選べるよう、比較表は3フェーズで整理しました。
- フロント(集客・来館):媒体連携/予約/追客(MA)
- コア(成約後〜当日):打合せ/ToDo/見積/発注/関係者共有
- アフター(施行後):顧客・ゲスト活用/記念日施策/再来館CRM
公式サイト上で明確に機能記載があるものを「◯」、一部対応を「△」、中心機能として確認できないものを「ー」としています。
対応フェーズ別の選び方の目安
- 「まずは現場の準備業務を整えたい」式場:ー/◯/ー タイプ(成約後〜当日の業務最適化に特化)
- 「集客から成約までを数字で改善したい」式場:◯/◯/ー タイプ(フロント〜コアを一気通貫で管理)
- 「挙式後まで含めて売上設計したい」式場:◯/◯/◯ タイプ(再来館・紹介・記念日施策まで視野に入れる)
自社のボトルネックがどのフェーズにあるかを明確にした上で比較することで、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。
| 会社名 | サービスの特徴 | こんな式場におすすめ | 対応フェーズ(フロント/コア/アフター) |
|---|---|---|---|
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集客からアフターフォローまで!業務を“1つのシステム”で一括最適化
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問い合わせが来ても追いきれず、来館につながらない
成約後〜挙式後のお客様も、きちんと次の売上につなげたい |
◯/◯/◯
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ONE-Wシステム |
バンケット・スケジュール表示までWebで完結 |
手作業が多くてミス・差し戻しが発生する
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ー/◯/ー
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Strategy-Suppli |
顧客がオンライン上で席次や料理を選択できる |
業者さんが多くて、発注と連絡が散らかっている
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◯/◯/ー
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ES |
予約・スケジュール調整を一元管理しミスを防ぐ |
媒体ごとの成果が見えず、広告費の判断が勘になっている
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◯/◯/ー
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Wedding Planner NT |
パートナー企業や顧客との情報共有が簡単に |
業務が多岐にわたるので、とにかく抜け漏れなく一元管理したい
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◯/◯/ー
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Cackle婚礼宴会・衣裳システム |
操作の履歴を残せるのでセキュリティ対策になる |
宴会や衣裳も絡んで、現場が混在しミスが出る
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◯/◯/△
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Phorbs |
発注書が自動作成できるので業務負担を軽減 |
受発注のやり取りをオンライン化して、数字も見えるようにしたい
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◯/◯/ー
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PreSol Bridal |
フォローアップ漏れを自動で検知 |
追客の連絡漏れが怖い。担当者によって対応にムラが出る
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◯/◯/△
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ブライダル・婚礼システム(ウエディングシステム)おすすめ8選の詳細情報
ブライダル市場の市場動向

ブライダル市場はコロナ禍の影響を色濃く受けており、2020年は2兆円の規模を下回る事態に陥りました。
しかし2021年には人々がニューノーマルな生活様式に順応し始め、挙式披露宴が徐々に行われるように。2022年の年初には感染が拡大し、再び挙式披露宴を控える傾向にありましたが、秋以降の予約は増加傾向にあり、市場には回復の兆しが見えています。
長くコロナ禍で人々が挙式披露宴を再び考えるようになった今だからこそ、より効率よく契約を取るためにブライダル・婚礼システムの導入を検討すべきときかもしれません。
ブライダル事業の総合的なDX化を推し進めておけば、不測の事態でキャンセルや日程変更が相次いだ際にも、スケジュール調整に迅速に対応できるようになります。結果的に販売機会のロスを減らし、業績低下を防ぐことにもつながります。
※参照元:株式会社 矢野経済研究所|ブライダル市場に関する調査を実施(2022年)(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2964)
ブライダル・婚礼システムを導入すべき理由とは
アナログ業務の多い業界だからこそ、ブライダル・婚礼システムの導入は有効な手段です。リアルイベントでのサービス提供自体はDX化できませんが、挙式の準備段階ではそれが可能です。
たとえばデジタル化できる書類管理や受発注、スケジュール管理、参列者の管理などは、基幹業務システムを導入して対応できます。
デジタル化することで、それまで人の手が必要だった作業を自動化できたり、効率化できたりします。そしてなによりヒューマンエラーを減らすことができます。
面倒な確認作業などスタッフの負担が減れば、そのぶん新郎新婦やその家族などへのサービス提供に時間がさけるようになります。その結果、スタッフの負担を軽減しながら、顧客満足度を上げていくことができるのです。
ブライダル・婚礼システムを導入するメリット
ブライダル・婚約システムを導入すると、全社(全関係者)で顧客の状況を逐次把握できるメリットがあります。
各ウェディングプランナーが顧客を管理していく体制である場合、プランナーの確認漏れなどミスが発生した際に、他の従業員が気づけない状況が生じてしまいます。
進捗状況を全関係者が把握できるようになれば、連絡漏れやダブルブッキングなどのトラブルも避けられます。
業務の効率化で人材不足を補える
ブライダル・婚約システムは、働き方の多様化の実現に役立ちます。デジタル化を推し進めると、各事業所まで足を運ばなくても遠方から業務が行えるようになります。
勤務時間や働く場所の制限で働けなかった人材を雇用できるため、人手不足の解消にもつながります。また、過去のデータが蓄積されていくので、中途採用の社員にも共有しやすく、社員が自主的に学ぶ機会も提供できます。
ブライダル・婚礼システムを選ぶ際のポイント
顧客管理や営業管理システムは多数ありますが、業界ごとに必要な機能が異なるため、ブライダル業界に特化しているシステムを採用しましょう。
さらに、ブライダル業界を熟知した会社が開発したシステムには業務に必要な機能が標準搭載されているので、使い勝手がいいはずです。いわゆる、かゆい所に手が届くシステムということ。
もし、現在も導入している既存システムがある場合は、連携が取れるかどうかも重要なポイントです。連携が図れて、かつ導入・運用コストを低減でき、企業に合った機能が搭載されているシステムを選ぶことをおすすめします。
ブライダル・婚礼システムのまとめ

ブライダル・婚礼システムは、リアルなイベントを提供するウェディング業界にとって、業務効率化に欠かせない存在。リスクに備えるためにも、顧客の一元管理は急務です。
社会情勢の変化に左右されつつも、ウィズコロナの流れに乗り損ねないようにするためのDX化を急がねばなりません。
店舗などオフラインの集客だけでなく、オンライン上での集客に本腰を入れ、どうすれば自社のサービスを新郎新婦にアピールできるかも考えていくようにしましょう。
Web集客であれば、直接働きかけられない遠方に住んでいるターゲットも集客できます。新郎新婦がその結婚式場で式を挙げたいと思うだけの魅力や強みをWeb上で発信できれば、住んでいるエリアは関係ないのです。
Web集客の実施をあわせて検討している企業は、ぜひキャククルまでお問合せください。120業種・8,000サイト以上のWebマーケティング実績に基づき、貴社に最適なWeb施策をご提案させていただきます。
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- 免責事項
- 本記事は、2022年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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