BtoB・法人(企業)向け広告媒体と選び方を解説
最終更新日:2026年02月06日
自社に合った広告媒体をお探しのBtoB企業ご担当の方へ
BtoB広告は、製品やサービスの金額も高額のため、BtoCとは異なり競合他社と比較されることも多く、意思決定までに長い時間を要します。BtoBビジネスは、いかに素早くに競合にはない自社の「強み」をキーマンに届けられるかが成功のカギ。BtoBにおける広告媒体、キーマンに素早く届ける広告媒体の選び方を紹介します。
キャククルでは様々なBtoB向けの広告メディアの掲載料金やメディアの特徴を比較した記事もありますので、チェックしてみてください。
BtoBにおける広告とは
BtoBは(Business to Business)で、企業同士における取引を意味します。企業が使用するパソコン、コピー機、リモート会議システムといった製品やサービスを、企業が売込みをかけます。
一般消費者を相手にするBtoC(Business to Consumer)とは異なり、ビジネスマンや経営者を対象に広告展開を行うのがBtoB広告です。
製品を知ってもらうには広告活動が必要ですが、広告と一口に言っても、オンライン、オフラインを問わず、世の中にはあらゆる広告媒体が存在します。
特にBtoBは、一般消費者ではなく、ビジネスマンや経営者を相手にしますので、購入のキーマンとなる方々に的確に伝わる広告媒体選びが求められます。
そこで、次項では、広告媒体の選定ポイントについて紹介します。
BtoB広告市場の最新トレンド
BtoB広告を取り巻く環境は、デジタル化とデータ活用の進展により大きく変化しています。ここでは、現在のBtoB広告において押さえておくべき最新トレンドを整理します。
デジタルシフトの加速
コロナ禍を契機に、BtoB取引におけるデジタル化が加速しました。従来の対面営業や展示会中心の営業活動から、Webを活用した非対面での情報収集・商談が主流となっています。
この変化は一時的なものではなく、現在も継続しています。企業の購買担当者は、商談前にWeb上で十分な情報収集を行い、候補企業を絞り込んでから問い合わせる行動パターンが定着しています。
アカウントベースドマーケティング(ABM)の浸透
アカウントベースドマーケティング(ABM)とは、特定の企業(アカウント)をターゲットとして、個別最適化されたマーケティングを展開する手法です。
従来の「多くのリードを獲得してから絞り込む」アプローチとは異なり、最初から成約可能性の高い企業に絞ってリソースを集中投下します。
BtoB広告においても、特定業界や企業規模に絞った広告配信、パーソナライズされたコンテンツ提供など、ABMの考え方が取り入れられています。
マーケティングオートメーション(MA)の活用
マーケティングオートメーション(MA)ツールの活用により、リードの行動を追跡し、適切なタイミングで適切な情報を提供することが可能になりました。
広告経由で獲得したリードに対して、Webサイトの閲覧履歴、資料ダウンロード、メール開封などの行動データをもとに、関心度の高いタイミングで営業アプローチをかけることができます。
動画コンテンツの重要性増大
BtoB領域でも動画コンテンツの活用が急速に広がっています。
製品デモ、導入事例、ウェビナーなど、テキストや静止画では伝わりにくい情報を短時間で分かりやすく伝達できるためです。
特にBtoB取引では、社内稟議や関係者への説明時に動画コンテンツが活用されるケースも増えています。
データドリブンな意思決定
広告効果の測定と分析が高度化し、データに基づいた意思決定が求められています。
単なるインプレッション数やクリック数だけでなく、獲得したリードの質、商談化率、受注率、受注単価まで追跡し、ROI(投資対効果)を正確に把握することが重要です。
BtoB広告媒体を選ぶ際のポイント

BtoBの購入プロセスを理解する
BtoBは、購入金額も高額であることから、BtoC(個人向け)のように、すぐに購入までには至りません。組織として購入するか否かを決めますので、製品を認知してから購入に至るまでプロセスを把握しておく必要があります。
- 認知(製品やサービスの名前を知る)
- 興味(製品やサービスに興味・関心を持つ)
- 比較・検討(購入を考え始め、複数社の製品を比較・検討する)
- 購入(購買の意思決定をする)
購入プロセスを図で表すと下記のようになります。何か新しい製品・サービスを導入する際には、必ずと言って良いほど、Webを使って情報収集します。
各社のコーポレートサイトや、資料一括請求サイトなどから資料をダウンロードし、複数の同業他社と比較検討した上で、「どの社が最も相応しいか」を判断。「この社の製品が良いのでは?」と絞り込まれた段階で「問い合わせ」をします。

「比較・検討」の段階で「自社の強み」を理解してもらえるかがカギ
問い合わせの段階にくれば、購入の可能性も高いため、売込みたい企業にとっては、この時点で「いかに自社製品の強みを相手に理解させ選ばれるか」が重要です。
関連記事:BtoB(法人)集客には戦略的Webマーケティングによる広告宣伝が必須
「自社の強み」が選ばれる広告媒体を選定する
Web上で自社をアピールする方法は数多く存在します。自社のコーポレートサイト、資料請求一括サイトへの広告掲載、その他にも、リスティング広告、SNS広告、動画広告などがあります。
選ぶ企業にとっては、1社ずつの広告内容をよく吟味して最後の1社を選ぶわけですが、窓口担当者、その上長、さらに部長、場合によっては社長など、決まるまで複数名が関わります。
製品の良さをアピールする方法はいくらでもありますが、選ぶ側の立場に立った「競合にはない自社の強みは何か」が伝わる媒体選びが非常に重要です。
BtoBの製品選定における「企業の悩み」を解決する方法を選ぶ
自社の強みが伝わる方法も大切ですが、企業が「選びやすい」方法で伝えることはさらに重要です。キャククルを運営するZenkenでは、BtoBの取引(ここでは製造業界)において購入経験がある担当者を対象に、製品購入における実態調査を行いました。
アンケートの中で、「購買する商品についての情報収集の際に困っていることを教えてください」と質問したところ、企業がどんなことに悩んでいるのかが分かりました。

※参照元:「製造業における購買・調達の実態調査」(2021年3月22日~同年3月23日)
https://www.shopowner-support.net/attracting_customers/btob/manufacturing/search-service-choice/
「条件に合う商品が見つかりづらい」が54.9%
自社製品の良さを、Web広告媒体で伝えても、企業側が「比較検討に多くの時間をかけているが、結局何が違うのか分からずに判断に迷っている」と自社に合った製品選定に苦労していることが分かります。
自社製品の良さをWeb上で効率的に伝えるためには、こうした企業の悩みを解決できる「選びやすい」伝え方を工夫する必要があります。
そこで、ある方法を活用することで、自社製品の特徴や、競合にはない強みが伝えられ、その強みを求める企業担当者だけを集客し、さらに「どの製品が自社に合っているのか」を分かりやすく伝えるWeb集客方法があります。それが、ポジショニングメディアです。
BtoB向け広告メディアの料金や
特徴が一覧で見られる記事はこちら
BtoB広告の予算配分と費用対効果
BtoB広告を効果的に運用するには、適切な予算配分と投資対効果の測定が不可欠です。
BtoB広告予算の考え方
BtoB企業の広告予算は、企業規模や事業フェーズによって大きく異なりますが、一般的な目安として売上高の2%〜5%程度を広告・マーケティング費用として計上している企業が多い傾向にあります。
ただし、この比率は業種や市場環境によって変動します。新製品投入時や新市場開拓時など、認知度向上が重要な局面では、一時的に予算を増やす判断も必要です。
主なBtoB広告媒体の費用相場
リスティング広告
費用相場: クリック単価100円〜1,000円程度(キーワードによって大きく変動)
最低予算: 月額10万円〜
キーワードの競争度により単価が変動します。BtoB向けの専門的なキーワードは比較的単価が低い傾向にあります。
ディスプレイ広告・リターゲティング広告
費用相場: インプレッション単価50円〜200円程度
最低予算: 月額5万円〜
一度Webサイトを訪問したユーザーへの再アプローチに有効です。
SNS広告(LinkedIn、Facebook、Twitter)
費用相場: クリック単価100円〜500円程度
最低予算: 月額10万円〜
ターゲティング精度が高く、役職や業種で絞り込めるLinkedInは特にBtoB向けです。
Webメディア記事広告
費用相場: 1記事50万円〜300万円程度
掲載期間: 通常6ヶ月〜1年
第三者視点での紹介により、信頼性が高まります。
業界紙広告
費用相場: 全面広告50万円〜200万円程度
掲載期間: 1ヶ月
特定業界の意思決定者に確実にリーチできます。
展示会出展
費用相場: 小間料30万円〜+装飾・人件費
期間: 通常2〜3日間
直接的な商談機会を創出できます。
投資対効果(ROI)の測定方法
BtoB広告における投資対効果は、短期的な数値だけでは測りきれない側面があります。
測定すべき指標
認知段階のKPI
- インプレッション数
- クリック数・クリック率
- Webサイト訪問数
- 新規訪問率
興味関心段階のKPI
- 資料ダウンロード数
- ホワイトペーパー取得数
- セミナー申込数
- メルマガ登録数
検討段階のKPI
- 問い合わせ数
- 見積もり依頼数
- 商談設定数
- リード獲得単価(CPA)
成約段階のKPI
- 商談化率
- 受注率
- 受注単価
- 顧客獲得コスト(CAC)
- 投資回収期間
- 顧客生涯価値(LTV)
ROI計算の基本式
ROI(%) = (広告経由の売上 – 広告費用) ÷ 広告費用 × 100
BtoB取引では商談から受注までの期間が長いため、広告施策の効果が数値として現れるまでに3ヶ月〜1年以上かかるケースも少なくありません。
短期的な数値だけで判断せず、中長期的な視点で効果を評価することが重要です。
予算配分の優先順位
限られた予算の中で効果を最大化するには、優先順位をつけた予算配分が必要です。
第一優先: 自社Webサイトの充実
比較検討の起点となる自社サイトが不十分な状態では、他の広告施策の効果も半減します。
第二優先: リスティング広告・SEO対策
顕在層(すでに製品を探している人)へのアプローチに効果的です。
第三優先: リターゲティング広告
一度興味を持った見込み客への再アプローチで成約率を高めます。
第四優先: コンテンツマーケティング
中長期的な資産として、継続的にリードを獲得します。
第五優先: ポジショニングメディアや専門メディア
自社の強みを理解した質の高いリードを獲得します。
ポジショニングメディアとは?
ユーザーが求める製品特化型Webメディア
ポジショニングメディアとは、「貴社の製品を購入したい」という意欲が高いユーザーだけを集客する、ユーザーが求める製品に特化したWebメディアです。
現状、製造業のWeb集客方法には、リスティング、ポータルサイトなどを活用するケースがあります。施策キーワードで上位表示させたり、アクセス数の高いメディアに広告掲載したりなど、自社の存在を知ってもらうには効果的な方法です。
しかし、だからといって、今すぐメーカーへ購入の問い合わせをするわけではなく、あくまでも、購入前の「情報集め」の手段として利用するユーザーが多くいるのも事実です。
自社製品に興味があるユーザーだけを集客
一方、ポジショニングメディアは、例えば、業務用ラベラー、金属3Dプリンター、レーザー加工機など1つの機器に特化したメディアであるため、その機器について情報収集しているユーザーのみを集めることが出来ます。
例え、製品知識があまりないユーザーでも、適切な製品、製造するメーカーを簡単に探し、どの製品を導入すべきか判断することができます。
また、掲載する企業にとっても、自社製品の「特徴」や「強み」をしっかりと理解してもらいながら、認知度向上や資料請求をはじめ、成約率の高いリードの獲得が可能です。
このように、自社製品の導入意欲が高いリードが獲得できることで、価格競争に巻き込まれずに、成約率や受注単価の高い成約が実現できます。

ポジショニングメディアは、すでに120以上の業界で導入されています。BtoB(製造業)のお客様もいらっしゃり、「自社製品の良さを理解してくれる問い合わせが増えた」「受注単価は2.5~5倍も伸びた」などのお声を頂いております。
BtoBにおけるポジショニングメディア導入事例
ここでは、BtoBで実際にポジショニングメディアを導入した事例を4つ紹介します。
きっと見つかる クリーンゲート(除菌ゲート)導入NAVI
画像引用元:きっと見つかる クリーンゲート(除菌ゲート)導入NAVI(https://www.cleangate-installation.com/)
きっと見つかる クリーンゲート(除菌ゲート)導入NAVIは、新型コロナウイルスの感染拡大により注目されている「クリーンゲート(除菌ゲート)」という除菌製品を徹底調査しまとめたメディアです。
不特定多数の人が出入りするイベントや施設、店舗を持つ法人の担当者に向けて、導入シーンごとにおすすめの製品を紹介しています。
ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!業務用ラベラー大辞典
画像引用元:ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!業務用ラベラー大辞典(https://www.labelers-dict.com/)
ジャストなラベル自動貼付機器がわかる!業務用ラベラー大辞典は、100以上の製品を網羅した「業務用ラベラー専門」のポジショニングメディアです。通常、ラベラーを探すには、展示会やホームページ、データベースサイトなどがあります。
一方、ポジショニングメディアは、用途別で「何が自社に最適な業務用ラベラーなのか」を簡単に探し出すことが出来ます。
現場も発注者もよろこぶ設計に。有孔鋼板を知ろう
画像引用元:現場も発注者もよろこぶ設計に。有孔鋼板を知ろう(https://www.perforated-steelplate.net/)
現場も発注者もよろこぶ設計に。有孔鋼板を知ろうは、工場や倉庫の床、天井の目隠し材に使われる「有孔鋼板」をBtoB用に紹介。「有孔鋼板」のキーワードでSEO対策を行い、現在1位を獲得しているメディアです。(2022年1月現在)
全14種類ある有孔鋼板を「歩きやすく安全性の高い床」「通気性・採光性のある床」「デザイン性のある外壁」など、発注者の用途に合わせて紹介。有孔鋼板を探しているユーザーがどの製品を購入すべきか、一目瞭然で分かりやすいサイト内容とコンテンツで構成されています。
戦略的「データインテグリティ対応」の処⽅箋
画像引用元:戦略的「データインテグリティ対応」の処⽅箋(https://www.di-pharmaceutical.com/)
データインテグリティとは、情報処理などの分野で使われる用語で、「データ完全性」とも呼ばれています。つまり、完全で一貫性のあるデータの「正確さ」を表すものですが、医薬品製造の分野でも、確かな品質で生産力のある製造システム強化を図る目的で、データインテグリティの確保が求められています。
戦略的「データインテグリティ対応」の処⽅箋は、この医薬品製造におけるデータインテグリティの重要性を啓蒙しつつ、データインテグリティに対応できるソリューションを提供する企業も紹介する「データインテグリティ専門メディア」です。
BtoBにおけるポジショニングメディアの導入後の体験談
問い合わせ10件程度で成約が3~4件と営業しやすいお客様が増えました
IoTシステムメーカー(従業員200人以下)
リスティング広告やポータルサイトに出稿するようになってから月に30件ほどリードがとれるようになりました。しかし、他社と比べられるだけの資料請求ばかりで全く成約は0でした。どうしたら当社の製品を購入してくれるリードが集められるのかと迷っていたところ、ポジショニングメディアの提案をもらいました。市場のマーケティング調査をしてもらい、当社の強みが分かるポジショニングメディアを作ってもらいました。
問い合わせ数は、以前の半分以下の10件と減りましたが、そのうち成約になったのが月間で3~4件。30件で0だったのが、10件程度で3~4件もとれるようになりました。
問い合わせの質も変わり、すでに当社の特徴や強みを理解してくれているため、商談化までのスピードも早く、製品をを導入するメリットを理解していただたので価格にもご納得いただけました。
とても営業しやすいお客様が多く、最近では大手企業からの問い合わせも増えています。
Webからの反響の質が改善されました
金属加工系A社(従業員数30名以下)
ポジショニングメディアを始める前は自分たちなりにWebマーケティング施策を行っていましたが、情報収集の問い合わせが月間10件ほどで、ほとんどは商談や成約に至ることはありませんでした。しかしポジショニングメディアを導入したら、自社の中ロット生産に対する強みや実績を理解してもらえた他社と比較されない反響が多くなり、月間最大30件お見積りする案件が取れています。
上記の導入事例のような集客が実現できる「自社製品をPRできる専門メディアを開設したい」とには、ポジショニングメディアを詳しく紹介した資料を差し上げております。ご興味がございましたら、こちらからダウンロードしてください。

BtoB広告でよくある失敗事例と対処法
多くのBtoB企業が広告運用で直面する課題と、その対処法を整理します。
失敗事例①リード数は増えたが成約につながらない
よくある状況
リスティング広告やポータルサイトで月間数十件のリードを獲得しているが、ほとんどが情報収集段階で、商談化率が5%以下。
原因
- 幅広いキーワードで集客しすぎている
- 自社の強みが伝わっていない
- 比較検討の材料が不足している
- 単なる資料請求先として認識されている
対処法
- ターゲットを絞り込んだキーワード設定
- 自社の強みを明確に打ち出したランディングページ作成
- 導入事例や具体的な成果データの提示
- ポジショニングメディアなど、自社の強みを理解した上で問い合わせるユーザーを集める仕組みの構築
失敗事例②広告費が高騰して採算が合わない
よくある状況
リスティング広告のクリック単価が高騰し、リード獲得単価が当初の2〜3倍に。ROIが悪化している。
原因
- 競合が増えてキーワード単価が上昇
- 広告文やランディングページの品質が低く、品質スコアが下がっている
- 成約率の低いキーワードにも出稿している
対処法
- 成約率の高いキーワードに予算を集中
- ランディングページの改善で品質スコア向上
- リターゲティング広告の活用
- SEO対策やコンテンツマーケティングなど中長期施策への投資
失敗事例③広告効果が測定できず改善できない
よくある状況
複数の広告媒体に出稿しているが、どの媒体からどれだけ成約が出ているか分からない。
原因
- 計測ツールが導入されていない
- 問い合わせ経路の記録がない
- 営業部門とマーケティング部門でデータが共有されていない
対処法
- Googleアナリティクスや広告タグの正確な設置
- MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入
- 問い合わせフォームに「どこで知りましたか?」の項目追加
- CRMシステムでリードから受注までを一元管理
- 定期的なデータ分析とPDCAサイクルの実施
失敗事例④ターゲットが広すぎて無駄な広告費が発生
よくある状況
幅広い業種・企業規模をターゲットにしているが、実際に成約するのは特定の業種・規模に偏っている。
原因
- ターゲット設定が曖昧
- 自社製品に最適な顧客像(ペルソナ)が明確でない
- 広告配信のターゲティング設定が甘い
対処法
- 既存顧客の分析から理想的な顧客像を明確化
- 業種・企業規模・導入目的などでターゲットを絞り込む
- ABM(アカウントベースドマーケティング)の導入
- ターゲットに特化したコンテンツ作成
BtoB広告媒体まとめ
BtoB広告でアピールしたい製品・サービスの利用者は企業の「社員」です。しかし、広告ターゲットは購入窓口となる部署の担当者や決済権者(部長・社長など)になります。
従って、これらのキーマンになる方々へアプローチできる広告媒体選びが非常に重要です。主にネットから情報を収集する傾向にありますので、ネットを活用したオンラインによる広告媒体が効果的です。
オンラインを活用したBtoB広告

リスティング広告
リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際、画面上部に表示されるテキスト形式の「広告」のこと。別名「検索連動型広告」とも呼ばれています。
ターゲットとなるユーザーの関心が高いキーワードを設定すれば、自社の広告が表示されますので、紹介したい製品・サービスとの接点を作りやすい特徴があります。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、気になる製品・サービスを紹介するサイトに一度訪問したユーザーに対して、離脱後も追跡して広告を表示させる方法です。
BtoB商材は、意思決定に時間がかかることから、興味を持ったユーザーへ継続的に広告を打ち出すことが可能です。ただし、何度も表示し続けると相手から嫌がられる可能性もあるため、広告運用の際には注意が必要です。
ディスプレイ広告
Webサイトやアプリ内に表示される画像・動画などを活用した視覚的に伝える広告です。製品の魅力をテキストだけで伝えきれない場合、製品イメージを訴求することができます。
バナーで表示されるケースが多いことから、別名「バナー広告」とも呼ばれています。
SNS広告
Twitter、Facebook、インスタグラムなどのSNS上に表示させる広告です。一番のメリットは、利用者の職業、居住地域、興味・関心のデータが把握できるため、獲得したいターゲットに向けて最適な製品やサービスの訴求が可能できることです。
主に個人が使用するツールですが、企業でも公式アカウントを開設し、フォロワーを集め自社製品のファンを作る目的でも利用されています。
Webメディア記事広告
ビジネスマンが閲覧するニュースメディアなどに「記事形式」で広告を出す方法です。タイアップ広告とも呼ばれていますが、メディアが提供する広告枠に掲載するタイプとは異なり、メディアの取材を受け、第三者の視点で客観的に製品・サービスを紹介します。プロのライターが執筆しますので、読み応えのある製品の訴求が可能です。
Webメディア記事広告の施策事例
年間200万PVを集める「キャククル」の記事広告

画像引用元:キャククル(https://www.shopowner-support.net/)
Webマーケティング課題を解決したい決定権者が読むメディア
キャククルは、独自のWebマーケティング戦略による集客支援サービス、AI技術開発などを手がけるZenkenのオウンドメディア。BtoB・BtoCを問わず、様々な業界におけるマーケティング課題を解決するコンテンツを2000記事以上掲載しています。
2019年のリリース以来、右肩上がりで伸び続け、現在では年間200万PVを超えるまでに成長。おもなユーザー層として、製造業(メーカー・システム・加工など)やコンサルティング業といったBtoBビジネスで自社のマーケティング課題を解消したい役職者(課長職以上)の方々に読まれています。
既に上位表示している記事を貴社向けにリメイク
キャククルの記事広告は、貴社の取りたいマーケットに合わせて記事を展開しています。
既に上位表示する記事を貴社用にリメイクし、商材に興味を持ったユーザーから資料請求を獲得
することができます。また、記事がなかったとしても貴社向けに新しく記事をイチから作り上げ、早期の上位表示を実現させることも可能です。もし、
- 「ニッチな商材なのでマッチする広告媒体がない」
- 「掲載できるのか一括資料請求や見積もりサイトだけなので、比較される前提のリードしか取れない」
- 「自社サービスを大々的にPRできる広告枠を検討している」
とお悩みでしたらお役立てできます。記事広告には
- スタンダードプラン(初期費用無料)
- プレミアムプラン(PR費が有料で商材理解を深めるリードの獲得を促進)
の2種類があります。掲載にご興味がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
| サイト名 | キャククル |
|---|---|
| URL | https://www.shopowner-support.net/ |
| 運営会社 | Zenken株式会社 |
ビジネスマッチングサイト
BtoB(発注者と製品の提供者)とをサイト上でビジネスマッチングするサイトです。あらゆる業界に特化したマッチングサイトが数多く存在しており、製造業、建設業、システム開発、情報システムなどがあります。
自社製品・サービスとの関連性が高けば、広告を出稿し新規開拓に役立てることができます。BtoB向けの主なビジネスマッチングサイトには、次のようなものがあります。
- イプロス…ものづくりを支える企業を中心としたBtoBマッチングサイト
- 比較ビズ…日本最大級規模のサイト(20業種・224業務を紹介)
- アイミツ…毎月3,000件を超える大型のBtoB一括見積サイト
- 発注ナビ…システム開発に特化したマッチングサイト
- ミツモア…登録事業者数20,000件以上のBtoBだけでなくBtoCも多数掲載
など
このようにオンラインを活用したWebマーケティング活動を多角的に実施することでより多くのリード獲得を狙います。
※関連記事:ものづくり(製造業)のマッチングサイトを徹底リサーチ!
オフラインによるBtoB広告

BtoBの広告媒体には、オンライン以外にも従来のオフライン、つまり「インターネットを活用しない」広告を利用する方法もあります。オフライン広告には、リードの獲得だけでなく、企業名や製品の「ブランド」の認知させる目的があります。
業界紙への広告出稿
オフラインのBtoB広告で一般的なのが、特定の業界に特化した「業界紙」への広告出稿です。一般紙よりも製品・サービスを含めた「業界全体」の専門的な情報が分かるため、導入の関心度が高いキーマンに読まれる確率も高いでしょう。
広告出稿にあたっては、どの業界紙に掲載すべきか、自社製品・サービスの購入ターゲットにマッチした媒体を選定する必要があります。
交通広告
ビジネスマンの利用頻度が非常に高い「交通広告」を活用する手もあります。中でもタクシーの「サイネージ広告」に注目が集まっています。
タクシーに乗車中、後部座席は他の情報が遮断された「個人的な空間」に変わります。そのプライベート性を利用し、後部座席には端末機(タブレット)を設置。
動画広告を配信することで利用者へ情報をじっくりと届けることが可能です。タクシー以外では、駅内の看板広告、電車の中吊り広告などがあります。
DMの送付
決裁権者へDMを送付する方法もあります。直接見てもらえるメリットがある一方、「誰に宛てたDM」なのか、個人名が入手しにくいため、決裁キーマンとなる方へ必ずしも届くとは限りません。
企業規模が大きいほど届きにくく、届いたとしても開封してもらう工夫が必要です。
BtoB広告の実施ロードマップ
BtoB広告を効果的に展開するには、計画的なステップを踏むことが重要です。
Step1:現状分析と目標設定(1〜2ヶ月)
まずは、自社の現状を客観的に分析します。
- 現在の広告施策とその効果
- リード獲得数・商談化率・受注率
- 競合他社の広告戦略
- 自社の強みと弱み
- 理想的な顧客像(ペルソナ)
これらを整理した上で、明確な目標を設定します。
目標設定例
- 月間リード獲得数: ○○件
- 商談化率: ○○%
- 受注率: ○○%
- リード獲得単価(CPA): ○○円以下
- 投資回収期間: ○○ヶ月
Step2:広告戦略の策定と予算配分(1〜2ヶ月)
目標達成のために、どの広告媒体をどのように活用するか戦略を立てます。
- ターゲット顧客の明確化
- 広告媒体の選定と優先順位
- 予算配分の決定
- クリエイティブ(広告文・画像・動画)の方向性
- ランディングページの設計
限られた予算の中で、優先順位をつけて段階的に施策を展開します。
Step3:広告施策の実施と測定環境の構築(1〜3ヶ月)
実際に広告を配信する前に、効果測定の環境を整えます。
- Googleアナリティクスの設定
- コンバージョントラッキングの設置
- MAツールやCRMシステムの導入
- 問い合わせフォームの最適化
測定環境が整ったら、優先度の高い広告から順次配信を開始します。
Step4:効果測定と改善(継続的)
広告配信開始後は、定期的にデータを分析し、PDCAサイクルを回します。
分析すべき指標
- 各広告媒体のパフォーマンス
- キーワード・クリエイティブ別の成果
- ランディングページの離脱率
- リードの質(商談化率・受注率)
- ROI(投資対効果)
改善サイクル
- 週次: 広告運用の微調整
- 月次: 効果測定とレポート作成
- 四半期: 戦略の見直しと予算再配分
- 年次: 年間目標の評価と次年度計画
BtoB広告は、短期間で成果が出るものではありません。中長期的な視点で、継続的な改善を重ねることが重要です。
BtoB広告に関するよくある質問
BtoB広告に関して、よく寄せられる質問とその回答を整理します。
Q1.BtoB広告で最も効果的な媒体は何ですか?
最も効果的な媒体は、自社の製品・サービスとターゲット顧客によって異なります。
一般的には、以下のような特徴があります。
即効性を求める場合: リスティング広告、リターゲティング広告が有効です。顕在層(すでに製品を探している人)に直接アプローチできます。
質の高いリードを求める場合: ポジショニングメディアや専門メディアの記事広告が効果的です。自社の強みを理解した上で問い合わせるユーザーを獲得できます。
ブランド認知を高めたい場合: ディスプレイ広告、業界紙広告、展示会出展などが適しています。
重要なのは、単一の媒体に依存せず、複数の媒体を組み合わせることです。認知から成約まで、各段階で適切な媒体を活用することで、効果を最大化できます。
Q2.BtoB広告の予算はどれくらい必要ですか?
BtoB広告の予算は、企業規模や事業フェーズによって大きく異なりますが、一般的な目安として売上高の2%〜5%程度を広告・マーケティング費用として計上している企業が多い傾向にあります。
最低限の予算目安
- リスティング広告: 月額10万円〜
- ディスプレイ広告: 月額5万円〜
- SNS広告: 月額10万円〜
- 記事広告: 1記事50万円〜
ただし、これらはあくまで最低ラインです。効果的な広告展開には、複数の媒体を組み合わせて月額50万円〜100万円以上の予算を確保することをおすすめします。
予算が限られている場合は、まず自社Webサイトの充実とSEO対策から始め、徐々に広告予算を増やしていく段階的なアプローチも有効です。
Q3.BtoB広告の効果が出るまでどれくらいかかりますか?
BtoB広告の効果が出るまでの期間は、施策の種類や商材によって大きく異なります。
即効性のある施策(1〜3ヶ月)
- リスティング広告: 配信開始直後から流入・リード獲得が始まる
- リターゲティング広告: 1〜2週間程度で効果が見え始める
中期的な施策(3〜6ヶ月)
- SEO対策: 3〜6ヶ月で検索順位が上昇し始める
- コンテンツマーケティング: 3〜6ヶ月で効果が現れ始める
- 記事広告: 掲載後1〜3ヶ月で反響が出始める
長期的な施策(6ヶ月〜1年以上)
- ポジショニングメディア: 構築に3〜6ヶ月、効果発現に6ヶ月〜1年
- ブランディング施策: 効果が現れるまで1年以上
また、リード獲得から実際の受注までを考えると、BtoB取引では商談期間が長いため、広告開始から受注まで6ヶ月〜1年以上かかるケースも珍しくありません。
短期的な成果だけで判断せず、中長期的な視点で効果を評価することが重要です。
Q4.リード数は多いのに成約につながらない場合、どうすれば良いですか?
リード数は十分だが成約につながらない場合、リードの質に問題がある可能性が高いです。
原因と対処法
1. ターゲットが広すぎる
幅広いキーワードで集客しているため、情報収集段階のユーザーが多く含まれている可能性があります。
対処法: より具体的で購買意欲の高いキーワードに絞り込む。除外キーワードの設定。
2. 自社の強みが伝わっていない
単なる資料請求先として認識され、比較検討の1社に過ぎない状態です。
対処法: ランディングページで自社の強みを明確に打ち出す。導入事例や具体的な成果データを提示。ポジショニングメディアなど、自社の強みを理解した上で問い合わせるユーザーを集める。
3. フォローアップが不十分
問い合わせ後のフォローが遅い、または適切でない可能性があります。
対処法: MAツールで適切なタイミングでフォロー。リードのスコアリングで優先順位をつける。営業部門との連携強化。
4. 営業プロセスに問題がある
質の良いリードでも、営業段階で取りこぼしている可能性があります。
対処法: 営業部門とマーケティング部門で情報共有。失注理由の分析と改善。
リードの質を高めることで、少ない問い合わせ数でも高い成約率を実現できます。
Q5.ポジショニングメディアと一般的なポータルサイトの違いは何ですか?
ポジショニングメディアと一般的なポータルサイトには、根本的な設計思想の違いがあります。
一般的なポータルサイト
- 多数の企業が並列で掲載されている
- ユーザー自身が比較検討する必要がある
- 価格や条件で比較されやすい
- 情報収集段階のユーザーも多く含まれる
- 1社あたりの掲載スペースが限られる
ポジショニングメディア
- 特定の製品・サービスに特化したメディア
- 用途や目的別に最適な製品を提示
- 各社の強みや特徴を詳しく解説
- ユーザーが自社に合った製品を見つけやすい
- 購買意欲の高いユーザーが集まる
- 自社の強みを十分に訴求できる
結果として、ポジショニングメディアは問い合わせ数は少なくても、商談化率・受注率が高いという特徴があります。
一般的なポータルサイトでは月間30件の問い合わせがあっても成約0だったのが、ポジショニングメディアでは月間10件の問い合わせで3〜4件成約するといった事例もあります。
Q6.BtoB広告の効果測定で重視すべき指標は何ですか?
BtoB広告の効果測定では、最終的な売上・利益への貢献を重視すべきですが、段階的に複数の指標を追跡する必要があります。
必ず測定すべき指標
1. リード獲得単価(CPA)
1件のリードを獲得するのにかかった広告費用。媒体ごとに比較し、効率の良い媒体に予算を集中させます。
2. 商談化率
獲得したリードのうち、何%が商談に進んだか。リードの質を測る重要な指標です。
3. 受注率
商談から実際に受注した割合。営業プロセスの効率性を示します。
4. 受注単価
1件あたりの受注金額。単価が高いほど広告費の回収が早くなります。
5. 投資回収期間
広告費を何ヶ月で回収できるか。短いほど効率的な広告です。
6. 顧客生涯価値(LTV)
1顧客から生涯にわたって得られる利益。リピート購入や追加購入を含めた長期的な価値です。
最終的に重視すべき指標
ROI(投資対効果) = (広告経由の売上 – 広告費用) ÷ 広告費用 × 100
ただし、BtoB取引では効果が現れるまでに時間がかかるため、短期的な数値だけで判断せず、中長期的な視点で評価することが重要です。
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