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院内物流管理(SPD)システム19選を比較。各システムの機能や料金、導入事例、口コミ評判

最終更新日:2026年07月22日

院内物流管理(SPD)システムとは、病院内で使用する医療材料・医薬品・消耗品などの発注、在庫などを一元管理するデジタルツールです。SPDシステムを導入すると、部署ごとの在庫や使用状況を見える化し、在庫の過不足や期限切れ、発注ミス、請求漏れといったトラブルを事前防止できます。

ただし、導入すべきSPDシステムは病院の規模、管理したい物品、既存システムとの連携、導入後の運用体制などによって異なります。

この記事では、院内物流管理(SPD)システムの仕組みやSPDの概要、一般的な在庫管理システムとの違い、導入メリット、導入時に確認すべき機能や注意したいポイントについて解説します。そのうえで、自院でシステムを導入して発注・在庫・払出・使用実績を管理したい病院向けに、おすすめのSPDシステムを比較しています。

目次

院内物流管理(SPD)システムとは?

病院の物品管理を一元化するSPDの流れを示した図解

院内物流管理(SPD)システムは、病院内で使用する医療材料、医薬品、消耗品、日用品などを一元管理するためのシステムです。発注や入庫、在庫管理などをまとめて管理し、院内物流の属人化や作業負担を減らす効果をもたらします。SPDはSupply(供給)、Processing(加工)、Distribution(分配)の頭文字をとった略語で、広義ではコンピューターシステムを使わない業務にも当てはめられます。具体的には、以下のような業務を統合的に管理します。

  • 発注・仕入れの管理
  • 入庫・保管・在庫管理
  • 各部署への払出・供給
  • 使用実績の記録・トレーサビリティ
  • 在庫やコストの分析

一般的な在庫管理システムが「何が、どこに、いくつあるか」を把握するためのものであるのに対し、SPDシステムは「どの部署で、どの物品が、どのように使われ、どのタイミングで補充されるか」まで管理できる点が特徴です。病院の物品管理を在庫確認で終わらせず、欠品防止、期限切れ廃棄の削減、請求漏れ防止、購買データの活用までつなげられます。

SPDシステムの機能の活用を通じて、物品の過不足やロスを防ぎながら、医療従事者が本来業務に集中できる環境を整えることが可能になります。

院内物流管理(SPD)システムが求められる背景

1990年代初頭、中央材料室の滅菌業務や物品供給を外部業者が担う形から導入が始まりました。特に2000年代以降は、医療材料費の削減や看護師の業務負担軽減を目的に、国公立病院や中〜大規模の民間病院を中心に普及が加速しました。

2020年代に入ると、働き方改革や医療安全の強化、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の文脈でも注目され、SPD導入は業務改善の中核施策として位置付けられています。現在では病院の約半数以上がSPDを何らかの形で導入※しており、特に大規模病院では、SPDなしには物品管理が成り立たないケースも増えています。

※参照元:独立行政法人福祉医療機構 | 2020年度(令和2年度)病院における医薬品・医療材料・医療消耗器具備品の購入に関するアンケート結果について【PDF】(https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/210310_No014.pdf)

また、2024年4月からは、2019年改正の労働基準法に基づき、医師にも時間外労働の上限規制が適用されています。医師・看護師を含む医療スタッフが患者対応などのコア業務に集中しやすい体制をつくるうえでも、SPDシステムによる物品管理の効率化が重要です。

医療機関に適用する水準 年の上限時間
A(一般労働者と同程度) 960時間
連携B(医師を派遣する病院) 1,860時間
※2035年度末を目標に終了
B(救急医療等)
C-1(臨床・専門研修) 1,860時間
C-2(高度技能の修得研修)

一般的な在庫管理システムとの違い

一般的な在庫管理システムは、主に「どの商品が、どれだけ残っているか」を管理するためのシステムです。一方、SPDシステムは在庫数だけでなく、医療材料や医薬品がどこで使われ、どの部署へ供給され、どのように補充されるかまで含めて管理します。

そのため、病院内の物品管理を単なる在庫確認で終わらせず、発注業務の効率化、請求漏れの防止、期限切れ廃棄の削減、医療安全の向上までつなげやすい点が特徴です。

院内物流管理(SPD)システムの種類

同じ院内物流管理・SPDシステムでも、様々な提供形態が存在します。ここではその観点から、SPDシステムの種類とその違いを開設します。

利用環境に基づく種類

院内物流管理(SPD)システムを分類する一つ目のポイントは、「システムの利用環境」です。システムをどこで運用するかによって、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つに分けられます。ここでは、それぞれの仕組みと特徴について詳しく解説します。

1. クラウド型システム

向いている病院:小〜中規模病院、短期間で導入したい病院、複数拠点で情報を見たい病院

クラウド型システムは、院内に専用サーバを設置せず、インターネット経由でSPDシステムを利用する形態です。初期費用を抑えやすく、PC・タブレット・スマートフォンなど複数の端末からアクセスしやすい点が特徴です。サーバ管理やシステム更新の負担を抑えながら、比較的短期間で導入を進めて院内物流を改善したい病院に向いています。

ただし、インターネット接続環境やセキュリティ要件、院内ネットワークとの接続条件は事前に確認が必要です。特に、電子カルテや医事会計システムと連携したい場合は、クラウド上のデータと院内システムをどのように連携するのか、システム開発・提供会社に確認しておきましょう。

2. オンプレミス型システム

オンプレミス型は、院内にサーバを設置して運用するSPDシステムの運用形態です。自院のネットワークやセキュリティ方針に合わせて構築しやすく、電子カルテ、医事会計、部門システムなど既存システムとの連携を重視する病院で選ばれることがあります。

ただし、サーバの管理、保守、バックアップ、障害対応などを考慮する必要があり、クラウド型に比べて導入時の確認項目が多くなりやすいデメリットもあります。大規模病院や院内ネットワーク要件が厳しい病院、既存の医療情報システムとの接続を細かく設計したい病院に向いています。

システムの拡張性に基づく種類

一つ目の分類ポイントは、「システムの拡張性」です。拡張性は、院内物流管理(SPD)システムの機能をどこまでカスタマイズできるかによって変わり、幅があります。詳細を見ていきましょう。

1. パッケージ型システム

パッケージ型は、発注や在庫管理、払出、棚卸など、SPDシステムに必要な基本機能があらかじめ用意されている形態です。自院の業務に合う機能がそろっていれば、導入スピードが早く、費用や導入期間を抑えやすい点がメリットです。

ただし、システムによっては、機能を病院独自の運用ルールに合わせられる範囲は限られてしまいます。導入前に標準機能で対応できる範囲と、カスタマイズや運用変更が必要な範囲を確認しておくことが重要です。

2.カスタマイズ型システム

カスタマイズ型は、病院ごとの業務フローや管理ルールに合わせて、機能、画面、帳票、外部システム連携などを個別に調整して導入する形です。パッケージ型システムで対応できない、特殊な業務フローがある場合や、既存の電子カルテ、医事会計システム、購買システムなどとの連携を細かく設計したい場合におすすめです。

カスタマイズ性の高いシステムは、下記のような病院に向いています。

  • 診療科や病棟ごとに物品管理ルールが異なる病院
  • 手術室やカテ室など高額材料を多く扱う部門がある病院
  • 複数施設の物品管理を統一したい病院

なお、カスタマイズ型は要件定義やテストに時間がかかりやすく、費用も標準的なパッケージ型より高くなる傾向があります。

院内物流管理(SPD)システムの種類まとめ

上記の内容を簡単にまとめると、下記の通りになります。利用環境では基本的にどちらかを選択しなければいけないのに対して、拡張性は「ある」「なし」という2択ではなく、全く拡張性のないシステムから必要になった機能をあとから追加できるシステム、自由にカスタマイズできるシステムまで、システムによって幅があります。

選定時には、自院の課題やニーズに合うシステムの中から選ぶようにしましょう。

分類要素 タイプ
利用環境 クラウド型
インターネット経由で利用するシステム。システムを短期間で導入したい病院向け。
メリット導入・保守の負担を抑えやすい
オンプレミス型
院内サーバなどに構築して利用するシステム。セキュリティ要件が厳しい病院向け。
メリット院内環境に合わせて管理しやすい
どちらかを選ぶ
拡張性 パッケージ型
固定されている標準機能を中心に導入するシステム。基本機能だけで必要な業務をカバーできる病院向け。
メリット費用・導入期間を抑えやすい
カスタマイズ型
病院の運用に合わせて個別調整できるシステム。独自・複雑な業務フローや既存システム連携が多い病院向け。
メリット独自ルールや連携に対応しやすい
必要としているカスタマイズ度を選ぶ

SPDシステムとSPD業者・サービスの違い

SPDシステムは、病院内の医療材料や医薬品、消耗品などの発注・在庫・払出・使用実績を管理するためのソフトウェアです。システム化によりこれまで紙やエクセルなどで行っていた業務を効率化できますが、システム上の作業は自院スタッフが行います。システムが対応していない部分も別対応が必要になります。

SPDサービス・業者は、院内物流管理業務そのものを外部から支援・代行する事業者を指します。システム提供に加えて、物品補充、棚卸し、定数管理、現場教育、購買支援などを任せられます。

人員不足で院内だけでは運用が難しい病院はSPD業者、自院で物品管理を仕組み化したい病院はSPDシステムがおすすめです。

院内物流管理を仕組み化する前に整理すべきこと

SPDシステムを導入する前に、まず現在の物品管理の流れを整理しておくことが重要です。どの部署が、どの物品を、どのタイミングで請求・補充・使用しているのかが曖昧なままでは、システムを導入しても現場の運用に定着しにくくなります。

院内物流管理システムの選定に入る前には、下記の点を確認しましょう。

  • 管理対象となる物品
  • 部署ごとの在庫場所
  • 発注担当者
  • 補充ルール
  • 棚卸し方法
  • 期限切れや欠品が起きやすい物品

現状の業務フローを見える化することで、システムで管理すべき範囲と、人の判断や外部支援が必要な範囲を切り分けやすくなります。

整理する項目 確認したい内容
管理対象 医療材料、医薬品、検査試薬、消耗品、日用品のうち、どこまで管理するか
在庫場所 中央倉庫、病棟、外来、手術室など、物品が置かれている場所
発注・補充ルール 誰が、どのタイミングで、何を基準に発注・補充しているか
棚卸し方法 棚卸しの頻度、担当者、確認方法、差異が出た場合の対応
よく起きる問題 欠品、過剰在庫、期限切れ、請求漏れ、部署ごとの抱え込み

また、SPDシステムは基本的に自分たちで操作して使うものです。そのため、システム導入に伴い、院内でシステムの初期設定や導入後の運用管理を任せる院内担当者とその責任範囲を事前に整理することも重要です。

院内物流管理システムを提供している企業の多くは導入サポートも提供していますが、システム運用担当の人的リソースを全く確保できない場合は、SPD業務をアウトソーシングできるサービスがおすすめです。

SPDシステムの選び方ポイント

SPDシステムを選ぶ際は、機能数の多さだけで判断するのではなく、自院の規模、管理したい物品の範囲、現場スタッフのIT習熟度、導入後の運用体制に合っているかを確認することが重要です。

確認項目 見るべきポイント
管理対象 医療材料だけでなく、医薬品・消耗品・日用品まで管理したいか
運用形態 自院で運用するのか、外部委託や導入支援を併用するのか
現場での使いやすさ バーコード、ラベル、ハンディ端末など、現場スタッフが無理なく使えるか
連携機能 電子カルテ、医事会計、購買システムなどと連携できるか
導入支援 マスタ整備、定数設定、棚卸ルール、現場教育まで支援してもらえるか

院内物流管理(SPD)システムのメリット

SPDシステムを導入するメリットは、物品管理をデジタル化だけではありません。医療材料や医薬品、消耗品の流れを可視化することで、現場の作業負担を減らしながら、在庫精度や経営管理の質を高められます。SPDシステム(院内物流管理システム)を導入するメリットや導入効果を詳しく見ていきましょう。

業務の効率化・手間の削減

SPDシステム(院内物流管理システム)を導入すると、これまで看護師や事務職員が手作業で行っていた在庫確認、発注、払出、棚卸しなどにかかる時間を短縮できます。ハンディ端末やバーコード管理を活用すれば、使用実績や在庫数をシステム上で把握しやすくなり、紙やExcelへの転記作業も減らせます。物品管理にかかる時間を削減できることで、医療スタッフは患者対応や本来の専門業務に集中しやすくなります。

在庫の最適化

SPDシステム(院内物流管理システム)では、医療材料や医薬品の入庫・出庫・使用状況を一元管理できるため、在庫の過不足を把握しやすくなります。部署ごとに物品を抱え込んでいたり、定数管理が曖昧になっていたりする場合でも、実際の使用量に基づいて適正在庫を見直せます。これにより、過剰在庫による期限切れ廃棄や、必要な物品が不足して診療に支障が出るリスクを抑えられます。

コスト削減

SPDシステム(院内物流管理システム)の活用により、過剰在庫や期限切れ廃棄の削減に加え、購買データや使用実績をもとにしたコスト管理もできるようになります。患者別・診療科別・部署別の使用状況を都度把握できていれば、材料費の傾向や無駄な支出が分析しやすくなります。これは保険請求漏れの防止にもつながるため、在庫管理と収益管理の両面から病院経営の改善に貢献します。

請求漏れ・使用実績の記録ミスを防ぎやすくなる

高額な医療材料や手術材料を扱う病院では、使用実績の記録漏れが収益に大きな影響を与えることがあります。SPDシステムを導入すれば、物品の使用情報を患者情報や診療科、手術内容などと紐づけて管理しやすくなり、請求漏れや入力ミスの未然防止につながります。特に、カテーテルやインプラントなど単価の高い材料を多く扱う施設では、正確な使用記録が経営管理上も重要です。

医療安全・トレーサビリティの向上

SPDシステムで(院内物流管理システム)は、医療材料のロット番号や使用期限、払出先、使用履歴などを管理できるため、医療安全の向上にも役立ちます。万が一、特定ロットの回収や不具合対応が必要になった場合でも、どの部署で保管され、どの患者に使用されたのかを追跡しやすくなります。手作業による台帳管理では確認に時間がかかる情報も、システム上で管理することで迅速な対応が可能になります。

部署間で物品管理ルールを統一しやすくなる

病院では、診療科や病棟ごとに物品の管理方法が異なり、在庫数や発注基準が属人化しているケースがあります。SPDシステムを導入すると、発注、補充、棚卸し、定数管理のルールを標準化しやすくなり、部署ごとのばらつきを抑えられます。管理方法が統一されることで、異動や担当者変更があっても業務を引き継ぎやすくなり、安定した院内物流体制を構築できます。

次には、目的別のおすすめシステムと各システムの詳細を紹介します。

【目的別】

おすすめの院内物流管理(SPD)システム

Recommend

小規模病院向け人を増やさず
運用したい

中規模病院向け部署ごとにやり方が違い
在庫が読めない

大規模病院向け手術・高額材料が多く
履歴が追えないと怖い

委託併用向けSPD事業者に現場教育
まで任せたい

ポイント専任を増やしにくい現場では、現場に無理なく定着すること、マスタ整備や入力負荷が重すぎないこと、紙やExcel依存を減らせることが重要になります。ここでは、忙しい現場でも継続しやすいシステムを紹介します。

ポイント部門多いと、運用がばらつき、院内全体で在庫や消費の数が読めないことがあります。ここでは、請求、払出、補充、部門間のルールをそろえやすいシステムを紹介します。

ポイント手術材料や高額診療材料、預託品などを多く扱う大規模病院では、物品管理が複雑になり、使用履歴を追えないこと自体が大きなリスクになります。ロット・期限・患者別使用履歴・ユニークコード管理・複数施設統制まで求められるケースもあるため、ここでは厳密な管理を保ったまま運用しやすいシステムを紹介します。

ポイント委託併用で院内物流を整えたい場合は、システム機能だけでなく、現場教育や運用設計まで支援してもらえるかが重要です。導入後に現場へ定着するかどうかは委託先の支援範囲によって差が出やすいため、ここでは運用改善まで伴走しやすいSPDサービス・事業者を紹介します。

Mr. SPD

強み

低コストと使いやすさを重視しながら、病院の物品請求・発注・在庫管理をまとめて行えるSPDシステム。定数管理や自動発注によって、日々の補充判断を現場任せにしすぎず運用しやすい構成になっています。Excel出力や各種帳票にも対応しているため、現場で使いながら見直しや改善にもつなげやすく、低コストで無理なく回したい病院に合いやすいサービスです。

東亜システム

強み

必要な業務から段階的に導入しやすく、院内物流の基本を無理なく整えられるSPDシステム。自動発注計算や定数管理、バーコード・ハンディ対応など、少人数でも日々の補充や在庫確認を回しやすい機能を押さえているため、過剰在庫や重複発注を抑えながら、今の人数のまま院内物流の精度を高めたい病院に向いています。

JoyPla

強み

各部署の請求を自動集計し、インターネット経由で卸へ一括発注できるシステム。病院−卸間で受注状況・欠品情報・見積依頼〜採用可否などをリアルタイム共有できるため、部署数が増えるほど起こりやすい情報伝達の行き違いを減らしやすいのが特長です。

ゼロサプライ

強み

診療材料だけでなく、医薬品や一般消耗品、日用品まで含めて、病院ごとの運用に合わせて組み立てやすいSPDシステム。各科請求やラウンド運用、SPDカード運用などに対応しているため、現場のやり方を踏まえながら標準化を進めやすいのが特長です。院内物流のルールを整えながら在庫の見えにくさも改善したい病院に向いています。

Medyus3

強み

独自開発のSPDシステムと専門スタッフによる運用支援を組み合わせ、院内物流の調査から在庫管理・品質管理・物流管理・実績管理まで支援するアウトソーシング型SPDサービス。自社開発の在庫管理システム「SSⅡ」や在庫適正化エンジンを活用し、欠品防止、過剰在庫・不動在庫の削減、HIS・部門システム連携まで対応できる点が特長です。

X-SPD

強み

患者単位・Lot・期限まで追跡しやすく、手術や高額材料の履歴管理に強みを持つSPDシステム。GS1-128とユニークコードを紐づけ、患者別消費管理やLot/期限トレースに対応しているため、履歴の精度を高めやすいのが特長です。HIS連携による請求漏れ防止や原価圧縮にもつなげやすく、安全面だけでなく経営面も含めて高額材料管理を見直したい病院に向いています。

SAVE-HP

強み

預託品・持込品・高額材料の管理に強みを持つ、急性期病院向けの特化型システム。預託品・持込品管理や個別材料原価管理を前面に出しており、その課題に合いやすい構成です。GS1-128によるロット・滅菌期限管理や医事整合、経営分析帳票にも対応しているため、高額材料まわりの取りこぼしや管理不安を減らしたい病院に向いています。

スズケン

強み

医療材料・医薬品・試薬まで含めて、大規模病院やグループ病院の統合管理を進めやすいシステム。本部一括マスタ管理や電子カルテ等との連携、手術準備、滅菌管理まで含めて構成されているため、分断しがちな情報をつなぎやすいのが特長です。履歴管理や物品統制を部門単位で終わらせず、病院全体で一貫して見たい病院に向いています。

MASTY

強み

大規模施設向けのSPDシステムと物流体制を組み合わせ、運用品質まで安定させやすい委託併用型サービス。大規模施設対応に加えて物流センター基盤も持っているため、複数部署や複数施設にまたがる運用を平準化しやすいのが特長です。単なるシステム導入ではなく、現場全体の運用を長く安定させたい病院に向いています。

エア・ウォーター・メディエイチ

強み

物流センターや調達体制を活かしながら、院内SPDの運用全体を支えやすいサービス。物品物流管理・調達に加え、各地のSPDセンターやグループ滅菌センターを展開しており、運用の土台から支えやすいのが特長です。自院だけで抱えるには負担が大きい物流や供給管理まで含めて任せたい病院に向いています。

院内物流管理(SPD)システムの一覧表

ここでは、おすすめの院内物流管理(SPD)システムの特徴を一覧で紹介しています。

会社名 サービスの特徴 提供形態 管理対象 主な機能

Medilia

【小~中規模向け】紙・Excel運用から移行しやすく、導入後の定着支援まで相談できるSPDシステム

  • 現場を把握した担当者による導入前後のサポート
  • 小~中規模病院向けのライトスペックプランあり
  • ラベル運用で請求・払出の記録を残しやすい
クラウド
オンプレミス
診療材料
一般消耗品
医薬品
マスタ管理
定数管理
期限・ロット管理
消費・購買管理
発注・入庫
帳票出力
棚卸
データ抽出

Medical Stream Next

使った物品を自動で記録し、消費データを正確に把握

クラウド
診療材料
検査試薬
一般消耗品
医薬品
在庫管理
入出庫管理
輸送管理
配車管理
車両管理
運賃計算
レポート作成

Medyus3

その場で読み取り登録!在庫と請求を一括更新

クラウド
オンプレミス
医薬品
医療材料
検査試薬
発注
納品
払出
請求
消費
棚卸
在庫照会
品⽬照会

JoyPla®

インターネット経由で導入も運用もかんたん

クラウド
医療材料
オーダー管理(物品請求・注文・入荷照合・払出)
在庫管理
ユーザー管理(企業情報・担当者情報)
メンテナンス管理(見積依頼・採用、商品マスタ)

ゼロサプライ (ZERO Supply)

請求漏れ・過剰在庫・期限切れロスをまとめて防ぐ院内物流管理システム

公開情報なし
診療材料
医薬品
消耗品
発注・入荷・支払
請求・払出
消費・棚卸
帳票・統計

SPDシステム (東亜システム)

請求漏れを自動チェックし、収入の取りこぼしを防ぐ

パッケージ
医療材料
消耗品
発注計算
納品入力
消費入力
払出入力
定数管理
施設間連携
消費
払出
発注・納品
在庫・定数管理
統計業務

Mr. SPD

登録はカードを集めてスキャンするだけ

オンプレミス/パッケージ
診療材料
医薬品
試薬
一般消耗品
定数(定数マスタ、定数検討表など)
請求
払出(払出一覧表、後送払出リストなど)
発注(発注書作成、在庫品追加発注入力など)
入荷(入荷バーコード入力など)
在庫(入出庫照会、棚卸入力など)
購買管理(仕入合計表、棚卸合計表など)

Mediboard

購買・在庫管理と、稟議・契約・資産管理を一元化

クラウド
医療材料
医薬品
一般消耗品
購買管理
在庫管理
ワークフロー
契約管理
資産管理
経営分析ダッシュボード
発注・納品管理(他)

X-SPD

300床~400床の大学病院の導入実績もある院内物流管理システム

公開情報なし
医療材料
在庫管理
定数管理
受発注管理

SAVE-HP(セーブ・エイチピー)

患者別の消費情報分析により、精度の高いコスト・在庫管理ができる

オンプレミス/パッケージ
クラウド
診療材料
購買・在庫管理
消費管理
患者別・疾病別の個別材料原価管理

Logistics Service System

施設の運用に合わせて構築できるSPD物流管理システム

公開情報なし
材料
預託品
持込品
購入管理
消費管理
品質管理
配送管理
在庫管理
コスト管理

Pro_GRESS AA

SPD・院内物流管理システムの機能をスマホ型端末に集約

オンプレミス
クラウド
公開情報なし
在庫管理 発注

メディアスソリューション

SPDシステムの導入支援に合わせて、院内スタッフ派遣にも対応

クラウド
委託併用
医療材料
一般消耗品
在庫管理
供給管理
搬送管理
品質管理
期限管理
現状分析
運用設計
導入支援
運用最適化
消費データ管理

キシヤ物流センター

現場主義に基づくサポートで円滑なシステム導入を実現

委託併用
医療材料
物流管理
物流管理サポート
システム導入支援
安定運用支援

エア・ウォーター・メディエイチ

大規模病院の複雑な物流を支える

委託併用
医療消耗材料
医薬品等
在庫管理 患者別消費管理
有効期限管理機能
原価管理 

i-system(石黒メディカルシステム)

SPDシステム提供の他にSPD業務アウトソーシング、手術室支援システムも提供

クラウド
委託併用
医療材料
公開情報なし

MRP

医療材料費の削減とSPD導入支援を行う経営改善コンサルティング

(導入システムによる)
公開情報なし
(導入システムによる)

MASTY

全国の拠点から安定供給!アウトソーシング型のSPD

パッケージ/委託併用
医療材料
定数在庫配置
使用実績・ロット記録
余剰在庫・不動在庫の適正化
コスト管理
リスク管理

スズケン

システムと人材を組み合わせたアウトソーシング型SPD

委託併用
業務受託
医薬品
医療材料
在庫管理
品質管理
物流管理
実績管理
適正在庫算出
HIS・部門システム連携
手術準備支援

エヌジェイアイ

医療材料・医療用消耗品の発注から院内物流まで支援

委託併用
医療材料
医療用消耗品
発注
院内物流
定数管理
物品供給

院内物流管理(SPD)システムおすすめ19選の詳細情報

【小~中規模向け】紙・Excel運用から移行しやすく、導入後の定着支援まで相談できるSPDシステム

Medilia

Medilia

※画像をクリックすると
公式サイトへ移動します。

引用元: Medilia公式HP(https://www.hosnet-21.co.jp/medilia.php)

Mediliaの概要

Medilia(メディリア)は、小〜中規模病院の物品管理を効率化しやすい院内物流管理(SPD)システムです。医療材料や日用品の発注、在庫管理、払出、使用実績をシンプルな運用で記録でき、紙・Excel・手書きに頼った管理から移行しやすい点が特長です。

「ラベルを貼るだけ」で請求・払出の記録を残せるため、ITに不慣れなスタッフが多い現場でも導入しやすく、SPD専任者を増やしにくい病院でも運用を始めやすい仕組みになっています。

提供元の株式会社ホスネット・ジャパンは、SPD専門商社として30年以上、病院の在庫管理・院内物流管理に関わってきた会社です。システム導入だけでなく、現場確認や運用設計、導入後の定着支援まで相談できるため、初めてSPDを導入する病院にも向いています。【→ Mediliaの機能・導入支援を資料で確認する】

Medilia を実際に導入した病院からは、下記のような評価が寄せられています。【→ 導入事例の詳細を見る(公式ホームページ) 】

  • 在庫管理や発注にかかる時間を大幅に削減できた
  • 専門的な知識がない担当者でも発注業務を行えるようになった
  • システム導入でSPDの外部委託に充てていた費用を抑えられた

Mediliaでは、システム導入だけでなく、現場に運用が根づくことを重視しています。運用経験のある担当者が、操作説明に加えて運用ルールづくりや稼働後の定着まで支援するため、初めてSPDを仕組み化する病院でも進め方を相談しやすいのが強みです。

業務効率化に繋がる便利な機能

Mediliaは、医療機関の物品管理においてありがちな「在庫の持ちすぎ」や「期限切れによる廃棄」を防ぐために、部署ごとの適正在庫数の設定や、期限・ロットごとのきめ細かな管理が可能な院内物流管理システムです。

蓄積されたデータをもとにした帳票出力や分析機能も充実しており、属人的な判断に頼らない計画的な在庫運用が可能になります。他にも棚卸機能や費用管理機能など、運用改善につながる機能が豊富に揃っています。

\メディリアの機能について詳しく見る/

公式サイトを
見る

Mediliaを選ぶべき理由

現場を把握した担当者による導入前後のサポート

Mediliaを開発している株式会社ホスネット・ジャパンはシステム開発だけでなく、病院の在庫管理を業務委託で行っている経験も豊富です。経験豊富なスタッフが現場に入り、実際の業務内容を把握したうえで適した運用方法を提案してくれます。

また、院内物流管理(SPD)システムの導入支援にとどまらず、倉庫レイアウトの見直しやPCの作業環境の整備、院内物流の流れやルールの改善など、運用経験がないと気づきにくい細やかな視点でのサポートも可能です。

Mediliaを導入した企業からは、このしっかりした運用支援が評価されています。操作方法だけでなく、現場に合わせた運用の進め方まで相談できるため、初めてシステムを導入する病院に向いています。【→ 導入事例の詳細を見る(公式ホームページ) 】

小~中規模病院向けのライトスペックプランあり

Mediliaはパッケージ導入が可能なため、初期費用・月額費用を抑えやすい構成で検討できます。小~中規模病院向けにはライトスペックのシステムが用意されており、月額費用数万円~で利用できます。「システムを導入したいが、委託費や初期費用が気になる」という方は、使い方や導入後の声を資料で確認してみてください。
【→ 資料で詳細を確認する】

また、導入時の負担が少ないのもMediliaの特長です。多くのシステムでは、商品マスタを自作するか購入するのが当たり前ですが、Mediliaは追加料金なしでマスタを提供しています。登録作業の手間がかからず、面倒な準備なしでスムーズに導入をスタートできます。

こうした一連の仕組みで、コスト削減につなげやすい物品管理を実現しています。

ラベル運用で請求・払出の記録を残しやすい

Mediliaは、誰でも使いやすく、現場にスムーズに定着する院内物流管理システムです。紙やExcelに頼っていた管理が、ラベル貼付と簡単な操作だけで完了し、導入後の作業負担を軽減しやすくなります。

導入施設では、100床規模の導入事例では、手書き発注や管理作業の削減により定時で業務を終えやすくなった声もあり、無理なく根づくことで、業務の安定化や人件費の抑制にもつながっています。【→ メディリアの導入事例を見る(公式HP) 】

こうした使いやすさは、SPD業務を熟知した会社だからこその設計にあります。作業順に沿ったボタン配置や、重要情報を見やすく表示するアラート機能など、ストレスなく運用できる工夫が随所に活かされています。

\サービス内容をじっくり知りたいなら/
Mediliaの使い方や導入後の声を
資料で確認する
\最新情報をチェックするなら/
Mediliaの最新情報を
公式サイトで確認する

Mediliaの導入事例

Mediliaでは、100床~400床規模の病院を含む複数の導入事例が紹介されています。手書き発注や属人化、外部委託費、商品マスタ管理など、病院ごとに異なる課題への活用例を確認できます。

属人化を解消!ミスも大幅減少

病院規模:200床

課題:特定の担当者しか業務を担当しておらず、補完が組めない

Mediliaを導入したことで、発注時における目視での確認が不要となり、専門的な知識がない担当者でも作業を代行できるようになりました。
従来は特定の担当者しか在庫状況を把握しておらず、業務の属人化が課題となっておりましたが、自動発注機能により注文ミスが大幅に減少しました。
業務の標準化が進み、補完体制も整ったことで、どの担当者が対応してもスムーズな在庫管理を実現することができました。

引用元:Medilia公式HP (https://www.hosnet-21.co.jp/medilia.php)

【→ メディリアの他の導入事例も見る(公式HP) 】

効率化で「定時で帰れる」が現実に

病院規模:100床

課題:手書き発注と管理作業が残業の原因に

Medilia導入により、診療現場における手書きでの発注業務は大幅に削減され、管理担当者の業務負担も軽減されました。これに伴い、定時で業務を終えることが可能となりました。

また、帳票機能を活用することで、月次の購買管理や部署別在庫の計上業務も大幅に効率化されました。システム化によりデータの蓄積と二次利用が可能となり、業務全体の最適化と効率化に大きく貢献しています。

引用元:Medilia公式HP (https://www.hosnet-21.co.jp/medilia.php)

【→ メディリアの他の導入事例も見る(公式HP) 】

スタッフにも好評!現場にやさしい運用体制に

病院規模:100床

課題:アナログな在庫管理が職員の負担に

当院では、部署スタッフが倉庫から材料を持ち帰る際、ノートに持ち帰る材料を記入してもらっていました。その後、その情報をAccessで作成した在庫管理システムに入力して管理していたのですが、管理を担当している職員の負担が大きく、悩んでいたところ、Mediliaを紹介していただきました。

Mediliaを導入することで、在庫管理や発注にかかる時間が大幅に短縮され、材料を取りに来るスタッフもノートに書く代わりにシールを貼るだけで済むようになり、大変喜ばれています。

引用元:Medilia公式HP (https://www.hosnet-21.co.jp/medilia.php)

Mediliaの主な機能

  • マスタ管理(商品マスタをダウンロード利用、独自マスタ作成)
  • 定数管理(管理ラベルで払出、請求は貼るだけ)
  • 期限・ロット管理(在庫情報をリアルタイム把握)
  • 消費・購買管理(消費データ蓄積、読み込み・伝票入力)
  • 発注・入庫(ワンクリック自動発注、iPhone/PDAで簡単入庫)
  • 帳票出力・分析(蓄積データから帳票出力・分析)
  • データ抽出(抽出・加工できる)
  • 棚卸(データと現物数量の一致確認)

Mediliaの運用プラン

機能 ライトスペック ミドルスペック フルスペック
倉庫在庫・定数管理
部署在庫管理
小ロット供給対応
自動発注・入庫機能
期限・ロット管理
消費・購買管理
帳票出力・データ抽出
公式サイトを
見る

Mediliaの会社概要

会社名 株式会社ホスネット・ジャパン
所在地 岡山市北区今1-3-19
URL https://www.hosnet-21.co.jp/

Medical Stream Next

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使った物品を自動で記録し、消費データを正確に把握

Medical Stream Nextは、株式会社サン・システムが提供する病院向け物流管理(SPD)システムです。診療材料や預託品の消費データを正確に取得し、納入業者に頼らず病院側で在庫数や購買実績を把握しやすくします。

RFIDなどの最新技術をオプション機能として取り入れられる点も特徴です。各種入力業務の軽減やシステム処理スピードの向上にも配慮されており、高額材料や預託品の管理精度を高めたい病院に向いています。

Medical Stream Nextの導入事例

RFID導入でバーコード回収作業を大幅削減

病院規模:約750床(国立の大学病院)

これまでは物流センターにおいて回収したバーコードを読み取る作業が必要でしたが、RFIDを活用したシステムにより、業務負担の著しい軽減が実現出来ています。

今後は読み取り手法を見直す事で、更に業務負担が軽減出来ると考えています。

例えば、RFIDタグを収集しなくても診療現場の消費時に、その場でアンテナにかざす、または(センサー付きの)ゴミ箱に捨てるなどの方法により、日々の動作の中で材料の消費記録がリアルタイムに取得出来るという事を期待しています。

引用元:株式会社サン・システム公式HP (https://www.sunsystemcorp.com/results/?id=1751269735-063676)

Medical Stream Nextの主な機能
  • 消費データ(使用情報)の把握/見える化
  • RFIDタグ等の先進技術オプション
  • RFIDによる読み取り高速化
  • 診療材料・試薬・消耗品・医薬品などのデータをリアルタイム一元管理
  • 「誰が・いつ・いくつ・どこで使ったか」のリアルタイム把握
  • 特定診療材料の請求漏れチェック

Medical Stream Nextの会社概要

会社名 株式会社サン・システム
所在地 新潟県長岡市東蔵王2-6-36
URL https://www.sunsystemcorp.com/

Medyus3

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その場で読み取り登録!在庫と請求を一括更新

Medyus3は、医薬品・診療材料・検査試薬をトータルで管理できる病院物流システムです。薬剤部、検査部門、医療材料管理など、部門ごとに分かれがちな物品情報を一元化し、病院全体の業務効率化とコスト削減につなげやすい点が特徴です。電子カルテや調剤支援システムと連携し、発注・在庫・消費といった業務を効率化します。

現場では専用のスマート端末(小型の携帯機器)を使うことで、バーコードの読み取りによる物品の検品や棚卸、請求が簡単に行えます。パソコンが近くになくてもその場で作業でき、病院全体の業務負担やコストの軽減につながります。

Medyus3(メディアス)の主な機能
  • 医薬品の発注・入荷検品・仕入処理
  • 電子カルテ/調剤支援システムからの実績取得
  • 薬剤部および各部署の在庫管理
  • 統計資料作成(薬効別・管理区分別・薬価差益など)
  • 検査試薬のオンライン発注・入荷検品・仕入処理
  • 検査試薬のロット違い入荷対応、部門別在庫管理
  • 試薬管理台帳、毒劇物管理
  • 医療材料・消耗品の臨時発注、消費、在庫管理
  • 日用品・文具などの管理
  • SPDデータ取り込み対応
  • 院内部署端末による請求(登録済み物品から数量入力で請求)
  • 術式別ピッキング支援(手術予定データに基づく準備、実績記録、トレーサビリティ確保)
  • 中材滅菌管理(滅菌記録・トレーサビリティ、滅菌後在庫管理)
  • システム連携(電子カルテ・調剤支援、保険請求漏れ防止)
  • スマート端末対応業務(発注/納品/払出/請求/消費/棚卸/在庫照会/品目照会)

Medyus3の会社概要

会社名 株式会社メディアス
所在地 石川県金沢市鞍月5丁目181 番地 AUBEビル 6 階
URL https://www.medyus.co.jp/

JoyPla®

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インターネット経由で導入も運用もかんたん

JoyPla®は、中小規模病院向けのクラウド型院内流通管理(SPD)システムです。各部署からの物品請求を自動集計し、インターネット経由で各卸へ一括発注できるため、発注業務や入庫確認の手間を減らしやすい点が特徴です。

バーコードをスキャンするだけで、医療材料の受発注・在庫・ロット・使用期限を一括管理し、部署別の請求額を自動集計して卸業者へまとめて発注できます。注文数と卸からの入庫数を常に把握できるため、現状の人員を大きく増やさずに在庫管理を効率化したい病院に向いています。

さらに「グループ施設管理」機能により、複数病院の在庫状況を可視化できるため、過剰在庫・欠品・請求漏れを防止しながら、業務負担とコストを削減可能です。病院と卸業者間での欠品や見積情報もリアルタイムに共有でき、棚卸・発注業務の大幅な効率化につながります。

JoyPlaの主な機能
  • 各部署からの物品請求を自動集計
  • インターネット経由で各卸に一括発注
  • 注文数と卸からの入庫数の把握
  • GS1-128対応(バーコード読取により、リコール早期対応・消費期限切れ防止に役立つ)

JoyPla®の会社概要

会社名 スパイラル株式会社
所在地 東京都港区赤坂 2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル
URL https://www.spiral-platform.co.jp/

ゼロサプライ (ZERO Supply)

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請求漏れ・過剰在庫・期限切れロスをまとめて防ぐ院内物流管理システム

ZERO Supplyは、診療材料、医薬品、一般消耗品まで院内の物品管理を最適化する医療機関向け物流管理(SPD)システムです。医事ラベル運用やカルテ連携、持ち込み品のGS1読取、RFID連携などにより、人為的な請求漏れの防止を支援します。

また、消費実績に基づいて適正在庫を提案する機能や、使用期限を可視化して廃棄リスクを抑える仕組みも備えています。見積落札機能や外部ベンチマークとの連携により、購買価格の見直しや仕入コストの抑制にも活用できます。

ゼロサプライの導入事例

全4施設で在庫・薬価管理を一元化

病院規模:全4施設

当院では、全4施設において発注、入荷、払出、棚卸等様々な場面でZeroSupplyを活用しています。
物品マスタメンテでは、MEDISや厚生省のデータを取込むことができ、薬品や医療材料の登録において有用な情報を簡単に登録できます。

薬価改定等にも1クリックで対応でき、医療機関向けのシステムならではの強みだと感じます。
データも様々なパターンで出力でき、データ分析に大きく役立っています。

また、当方の細かい要望にも柔軟かつ迅速に対応していただき大変助かっています。

引用元:ゼロシステム株式会社公式HP (https://zerosystem.jp/case/17)

ZEROSupplyの主な機能
  • 管理対象の一元化(診療材料/医薬品/一般消耗品/日用品)
  • 運用に合わせた構築(例:各科請求運用/ハンディ端末によるラウンド運用/SPDカード運用)
  • 多施設統合によるコスト削減
  • 統計機能(知りたい情報を短時間で確認、Excel出力可能)

ゼロサプライ (ZERO Supply)の会社概要

会社名 ゼロシステム株式会社
所在地 熊本県熊本市西区春日3丁目15番60号 JR熊本白川ビル6F
URL https://zerosystem.jp/

SPDシステム (東亜システム)

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請求漏れを自動チェックし、収入の取りこぼしを防ぐ

東亜システムのSPDシステムは、在庫管理・発注業務・払出業務など、必要な業務から段階的に導入できる院内物流管理(SPD)システムです。自動発注計算や定数管理、バーコード・ハンディターミナル入力に対応しており、医療材料の在庫管理や発注業務を効率化できます。

電子カルテ・医事システムの開発実績を活かし、保険請求情報と消費材料情報を比較する統計機能にも対応。複数施設の管理や価格・購入データの分析にも活用できるため、収益管理やグループ施設運用を見直したい病院にも向いています。

東亜システムの主な機能
  • 発注計算(発注物品と発注数を自動計算)
  • 納品入力(バーコード入力で誤入力防止・負担軽減)
  • 消費入力(バーコード読取で容易に入力)
  • 払出入力(消費データから払出物品を自動算出、ピッキングリスト等)
  • 定数管理(過剰在庫確認、定数見直し検討)
  • 複数施設管理(施設間連携)(施設ごとの価格見直し、購入データ分析の示唆)
  • 返却/セット品/臨時払出/欠品リスト/カード・シール発行/発注書発行/在庫不動品一覧
  • 統計(納品・消費・払出実績など)

SPDシステム (東亜システム)の会社概要

会社名 東亜システム株式会社
所在地 愛知県長久手市野田農405番地
URL https://toasystemkk.co.jp/

Mr. SPD

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登録はカードを集めてスキャンするだけ

Mr.SPDは、物品の保管棚に設置した「定数カード」を使って在庫を管理する院内流通管理(SPD)システムです。物品を使ったらカードを抜き取り、まとめてスキャンするだけで消費登録が完了します。キーボードやマウスの操作は最低限にとどめており、短時間かつ少ない手順で、ミスの少ない消費登録を行うことができます。複雑な操作よりも、現場で続けやすい運用を重視したい病院に向いています。

また、画面の使いやすさにも力を入れており、マウス移動距離を最小化する配置や項目の色分け等、現場スタッフがストレスなく使える配慮がなされています。

Mr.SPDの主な機能
  • 定数関連(定数マスタ、定数不動リスト、定数検討表、カード履歴照会 など)
  • 請求(SPDカード読込、伝票請求入力、データ修正)
  • 払出(払出・返品・破損入力、ピッキングリスト、払出実績表 など)
  • 発注(発注書作成、発注残リスト、追加発注入力 など)
  • 入荷(入荷バーコード入力、入荷入力、持込入力、入庫指示リスト など)
  • 在庫(入出庫照会、移動入力、セット品作成・マスタ、在庫表、棚卸(記入表/差異表/更新)など)
  • 月次/マスタ更新(月次繰越、納入価一括更新、薬価改正用事前入力 等)
  • 購買管理/集計(仕入合計(明細)、部署科目別購入実績、払出合計(明細)、棚卸合計(明細))

Mr. SPDの会社概要

会社名 システムアーツ株式会社
所在地 札幌市東区苗穂町12丁目1-1
URL https://www.sys-arts.net/

Mediboard

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購買・在庫管理と、稟議・契約・資産管理を一元化

Mediboardは、医療機関・介護施設のバックオフィス業務を支援する統合プラットフォームです。医療材料・消耗品・医薬品の購買管理や在庫管理に加え、ワークフロー、契約管理、資産管理、経営分析ダッシュボードまで対応しています。

部署ごとの発注申請から承認・発注書作成までを数クリックで完了でき、在庫数が下がると自動で購入申請を行う機能も備えています。
蓄積データを活用した分析や帳票出力にも対応し、経営改善にも役立つシステムです。

一般的なSPDシステムのように物品管理だけを行うのではなく、稟議や契約などの院内手続きまでデジタル化できる点が特徴です。購買管理とバックオフィス業務をまとめて見直したい医療機関・介護施設に向いています。

Mediboardの主な機能
  • 購買管理
  • ワークフロー
  • 資産管理
  • 経営分析ダッシュボード
  • 発注・在庫・棚卸までの標準化
  • 契約管理のデジタル化
  • 主要機能:お伺い書(稟議ワークフロー)/契約・資産管理/購買・在庫管理

Mediboardの会社概要

会社名 株式会社サザンウィッシュ
所在地 東京都中央区日本橋室町 3-4-7日本橋室町プラザビル 7階
URL https://www.southernwish.com/

X-SPD

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300床~400床の大学病院の導入実績もある院内物流管理システム

X-SPDは、長崎県佐世保市に本社を構える大新技研株式会社が提供する院内物流管理システムです。300床~400床の大学病院の導入実績もあり、在庫管理はもちろん、定数管理や業者への受発注管理などにも対応しています。

物品管理にはGS1-128と独自のユニークコードを紐づけることで、物品の移動履歴、患者別使用履歴、ロット・期限情報を追跡しやすくします。これにより、不良在庫の削減、保管スペースの有効活用化が可能になります。

HIS連携による保険請求漏れ防止や、材料入札機能による仕入原価の圧縮にも対応。多量の物品を扱う大学病院など、大規模病院の高精度なトレーサビリティ管理に向いています。

大新技研株式会社はソフトウェア開発を自社で行っているため、独自システムの提案も可能になっています。

X-SPD(大新技研)の主な機能
  • 在庫管理
  • 各部署への定数管理
  • 業者への受発注管理
  • ユニークコード×GS1-128によるトレーサビリティ(移動歴、患者単位の使用物品管理、Lot/期限、ロットまたはシリアル管理)

X-SPDの会社概要

会社名 大新技研株式会社
所在地 長崎県佐世保市広田4-5-5
URL https://www.daishin-giken.co.jp/index.html

SAVE-HP(セーブ・エイチピー)

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患者別の消費情報分析により、精度の高いコスト・在庫管理ができる

SAVE-HPは、病院の経営指標改善を支援する情報管理機能に特化した院内物流管理(SPD)システムです。預託品・持込品を含む医療材料の購買、在庫、消費情報を管理し、患者別の消費情報分析や部門別の原価管理に活用できます。

SAVE-HPの特徴として挙げられるのは、単なる部署レベルの消費情報だけでなく、患者別での詳細な消費情報の分析ができる点です。この機能により、より精度の高い在庫の適正化や、部門ごとの原価管理、治療ごとのコスト分析などが可能になり、経営的な判断の精度向上に寄与します。

マスタ取り込み機能を搭載しているため、初期のデータ設定や更新にかかる業務負担を削減できます。また、消費実績と請求実績の整合確認機能も備えており、医療材料の請求漏れや過剰請求といったリスクを回避し、収益の適正化にも貢献します。

また、同社はクラウド型SPDソリューションとして、SPDシステム「SAVE-X」も提供しています。

SAVE-HP(セーブ・エイチピー)の主な機能
  • 預託品・持込品(インプラント等)の購買・在庫管理(課題として明記され、その解決テーマとして記載あり)
  • 預託品・持込品の消費管理(上記と同文脈で記載あり)
  • 患者別/疾病別の個別材料原価管理(上記と同文脈で記載あり)
  • 消費・在庫・購買に関わる情報の一元管理(上記を支える基盤として記載あり)

SAVE-HP(セーブ・エイチピー)の会社概要

会社名 株式会社メハーゲン
所在地 福岡市博多区美野島3-17-27-1 3F
URL https://www.mehergen.jp/

Logistics Service System

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施設の運用に合わせて構築できるSPD物流管理システム

Logistics Service System(ロジスティックスサービスシステム)は、病院の物流業務をトータルで最適化するSPD管理システムです。各施設の運用実態に応じて柔軟に構築可能で、購買から消費、配送、在庫、品質、コスト管理まで幅広く対応しています。

院内倉庫型管理方式、グループ施設管理型、医療情報連携型、院外倉庫管理方式など、複数の管理方式に対応している点が特徴です。電子カルテとの連携による医事請求と物品請求の一元化や、業務スタッフ派遣によるアウトソーシングにも対応できるため、物流管理を全体最適したい病院に向いています。

バーコードやRFIDを活用した物品管理により、正確な在庫・消費データの記録と業務効率化を実現します。電子カルテ連携機能を使うことで、請求漏れを防止し、DPCに対応したコスト集計も可能です。

また、Logistics Service Systemを提供する株式会社メディカルサポートは院内物流のアウトソーシング支援にも対応しています。

Logistics Service Systemの主な代行範囲
  • 業務スタッフ派遣(運用から各種データ分析までの業務支援)
  • 消費分のみを定期配送する運用(現場の棚卸・請求伝票記入・引取業務の削減を狙う運用)
Logistics Service Systemの主な機能
  • 倉庫管理方式の提供
  • 物品の性格に応じた管理
  • 電子カルテ連携(医事請求と物品請求の一元化、物品管理の高度化)
  • 機能カテゴリ(第三者カタログ側の記載として:購入管理/消費管理/品質管理/配送管理/在庫管理/コスト管理 など)

Logistics Service Systemの会社概要

会社名 株式会社メディカルサポート
所在地 京都市南区上鳥羽北塔ノ本町2番地 SMGビル5F
URL https://www.medicalsupport.jp/index.html

Pro_GRESS AA

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SPD・院内物流管理システムの機能をスマホ型端末に集約

Pro_GRESS AAは、SPD・院内物流管理システムでよく使う機能をHoneywell製ハンディターミナル上で利用できるようにしたソリューションです。院内や倉庫内でもネットワーク環境があればサーバーとリアルタイムで同期でき、発注処理から棚卸しまで現場で完結できます。

システムの特徴は、発注処理から棚卸業務まで、すべての物流管理工程をスマートフォン型の携帯端末のみで完結できる点にあります。端末一台で各業務に対応できる設計となっており、従来の据え置き型PCや専用機器を介さずに現場でのリアルタイムな処理を可能にします。

システムの導入形態は、自社サーバーで運用するオンプレミス型と、インターネット経由で利用するクラウド型の両方のオプションから選ぶことが可能です。そのため、医療機関のインフラ環境やセキュリティポリシーに応じた選択が可能です。

また、外部連携機能として、他のアプリケーションからのデータ読み取りに対応しています。取得したデータを基に新たなデータを生成する機能を備えており、既存のシステム資産を活用したデータ運用が可能です。

オンプレミス環境に加え、VPNを利用したクラウドデータベースにも対応可能です。NFCタグによるログインや大きなメニューボタンなど、現場での操作性を重視した端末運用を行いたい病院に向いています。

Pro_GRESS AAの主な機能
  • SPD/院内物流でよく使う機能をハンディ端末にアプリとして移植
  • サーバとリアルタイム同期
  • 現場で「発注処理〜棚卸」まで完結
  • オンプレ/クラウドDB(VPN)対応

Pro_GRESS AAの会社概要

会社名 株式会社イメージャー
所在地 埼玉県川口市戸塚2-21-34 アルトピアーノ2F
URL https://imagers.co.jp/

メディアスソリューション

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SPDシステムの導入支援に合わせて、院内スタッフ派遣にも対応

メディアスソリューションは、クラウド型のSPD管理システムを活用し、医療材料や一般消耗品の在庫管理や供給管理、搬送管理・品質管理などを支援するサービスを提供してます。システムのみの導入支援にも対応。必要に応じて院内スタッフ派遣を組み合わせられるため、自院の運用体制に合わせて導入しやすい点が特徴です。導入時には現状分析から運用設計、稼働後の改善提案まで対応しています。

また、メディアスソリューションは手術室運営を支援する「サージレーン」も提供しており、手術室の収支や稼働状況の可視化まで相談できます。

メディアスソリューションの会社概要

会社名 メディアスソリューション株式会社
所在地 東京都千代田区有楽町1丁目2-2 東宝日比谷ビル13階
URL https://healthcaresolution.jp/

キシヤ物流センター

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現場主義に基づくサポートで円滑なシステム導入を実現

キシヤのSPD事業は、医療材料の物流管理を通じて、病院経営と医療現場の業務効率向上を支援するサービスです。現場主義に基づく物流管理サポート体制により、システム導入から安定運用まで支援し、経済効果の創出と患者サービスの向上を目指します。

事業開始から20年あまりの実績があり、医療機器商社としての知見を活かしながら、医療機関ごとの運用に合わせたSPD体制を構築したい場合に向いています。

キシヤは医療機関のパートナーとして、医療材料の物流管理を通じた病院運営をサポートしています。現場主義に基づいた物流管理サポート体制を構築しており、院内物流管理システムの円滑な導入と安定的な運用を促進しています。システムの導入サポートの他には物品の供給、資料の作成、物品単価の低減交渉といった業務も支援してもらえます。

この体制を通じて、顧客満足度の維持と、経済性と即効性を考慮した物流管理を実現しています。

キシヤ物流センターの主な代行範囲
  • 物品の供給
  • 在庫管理・品質管理
  • 資料の作成
  • 物品単価の低減交渉

キシヤ物流センターの会社概要

会社名 株式会社キシヤ
所在地 福岡県福岡市東区松島1丁目41番21号
URL http://www.kishiya.co.jp/

エア・ウォーター・メディエイチ

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大規模病院の複雑な物流を支える

エア・ウォーター・メディエイチは、SPD事業において30年以上の豊富なノウハウを持つ企業で、医療材料・医薬品などの物品物流管理・調達を行っています。各地のSPD物流センターやエア・ウォーターグループの院外滅菌センターと連携し、医療機関の物品物流管理を支援しています。

在庫管理にとどまらず、手術室やカテ室の管理業務代行、さらには滅菌事業や院内コンビニの運営まで、病院のノンコア業務を幅広くカバーできるのが大きな特徴です。院内物流だけでなく、周辺業務も含めて外部委託を検討したい病院に向いています。

経験豊富なスタッフが院内の実務を代行することで、看護師や医師が本来の専門業務に専念できる環境を作り上げます。また、膨大なベンチマークデータ(相場価格)を活用した価格交渉代行や共同購買支援など、大手グループならではのスケールメリットを活かしたコスト削減提案にも定評があります。

大規模病院や大学病院など、物流が複雑で高度な効率化が求められる現場において、その安定した運用実績と専門知識は大きな支えとなるでしょう。

エア・ウォーター・メディエイチの主な代行範囲
  • 業務受託(院外型・院内型)
  • 手術室管理業務
  • カテ室管理業務
  • 医薬品SPD業務
  • 事務・日用品管理
  • 検査試薬管理
  • ME機器管理業務
  • メッセンジャー業務
  • 修理受付業務
  • 実施入力支援業務
  • 購買代行
  • 価格交渉代行
  • 共同購入
  • 緊急手配・供給
  • 預託化(消化払い)
  • ベンチマーク検索
  • 統一マスタ管理
  • 同等品検索
  • ABC分析
  • 委員会支援
  • 現場調査・業務フロー分析、課題抽出、運用設計

エア・ウォーター・メディエイチの会社概要

会社名 エア・ウォーター・メディエイチ株式会社
所在地 東京都品川区西五反田2-12-3
URL https://awmh.co.jp/

i-system(石黒メディカルシステム)

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SPDシステム提供の他にSPD業務アウトソーシング、手術室支援システムも提供

石黒メディカルシステムが提供する「i-system」は、インターネット環境を活用して利用できるクラウド型物品管理SPDシステムです。高額なソフトウェアやサーバを購入せずに導入しやすく、コストを抑えながら院内物品管理に必要な機能を利用できる点が特徴です。

専用端末は不要で、PC・タブレット・スマートフォンなど、さまざまな端末で利用できます。データは随時ダウンロードできるため、院内の在庫状況や使用状況を確認しながら、物品管理の効率化を進めたい病院に向いています。

i-systemはクラウド型のため、更新時に追加機能がそのまま反映され、長期的に最新のシステムを使いやすい点も魅力です。石黒メディカルシステムは、償還マスタの更新など、SPD業務のアウトソーシング(院内型・院外型)や手術室支援システムの提案、他の業務支援・代行にも対応しています。院内物流管理システムを導入しながら、SPD業務代行の外注も選択肢として持っておきたい病院に向いているサービスです。

i-system(石黒メディカルシステム)の会社概要

会社名 石黒メディカルシステム株式会社
所在地 京都府京都市伏見区竹田中川原町381番地
URL https://www.ishiguro-medical.jp/index.html

MRP

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医療材料費の削減とSPD導入支援を行う経営改善コンサルティング

株式会社MRPは、特定の卸業者やメーカーに依存しない独立系のコンサルティング型SPDサービスを提供しています。

「今の運用でコストは適正か?」「在庫の無駄をどうにかしたい」といった現場の悩みに対し、専門のコンサルタントがデータに基づいた的確なアドバイスを届けます。独立系だからこそできる公平な価格交渉や、デッドストックを抑えるためのきめ細かな在庫管理など、病院経営の健全化を力強くバックアップしてくれます。

システムを導入して終わりではなく、現場のスタッフが無理なく使いこなせるよう、それぞれの病院の状況に合わせて運用を形にしていく柔軟さも魅力です。

MRPの主な代行範囲
  • 契約交渉の実務支援(医療材料・医薬品・検査試薬・医療機器・保守費用など)
  • 業者との交渉同席を含む交渉支援
  • 見積作成支援(希望価格設定、見積集計・分析など)
  • 価格交渉に必要な資料作成、交渉アドバイス
  • 交渉効果測定、価格モニタリング
  • 用度・調達業務の標準化支援(材料委員会運営支援など)
  • 材料委員会への出席、実績資料の作成・分析
  • 新規採用時の単価チェック、同等品の集約(標準化)
  • 交渉後の削減効果検証
  • 物品管理改善・SPD導入支援・監査(現状分析、要件定義、業者選定、導入後運用支援、既存契約監査など)
  • 医事請求チェック(医事整合調査、算定漏れ・誤請求の発見と改善、消費データと請求データの突合)
  • DPCコスト分析支援

MRPの会社概要

会社名 株式会社エム・アール・ピー
所在地 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル2階
URL https://www.mrp-spd.co.jp/home/

MASTY

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全国の拠点から安定供給!アウトソーシング型のSPD

MASTYは、ムトウグループが自社開発・提供しているSPDシステムです。ムトウグループは1994年からSPD事業に取り組んでおり、全国約300施設でSPDが稼働しています。1000床を超える大学病院や30施設を超えるグループ病院、単科病院、クリニックまで幅広い施設に対応している点が特徴です。

在庫管理、データ管理、コスト管理、リスク管理に加え、一括仕入、手術室運営サポート、中材業務サポート、ME機器管理など周辺業務との連携にも対応。大規模病院や複数施設の院内物流を安定的に運用したい場合に向いています。

また、MASTYと人手による運用支援を組み合わせたアウトソーシング型の物流管理サービスも提供可能です。購買手続きや物品の補充だけでなく、手術に使う道具の準備や、機器の貸出・返却、点検記録までを一括してサポートしています。

札幌・東京・大阪・九州の4つの物流拠点から一括購買・供給を行う体制を整えており、災害時にも安定した物資供給が可能なことから、病院のBCP(事業継続計画)対策としても有効です。

MASTYの主な代行範囲
  • 在庫チェック
  • 発注
  • 分割(小分け・分割作業)
  • 搬送
  • 棚入れ
  • 購買代行(購買データ一元管理、支払業務の一本化、伝票処理、支払処理、価格交渉など)
  • 手術室運営サポート(セットピッキング、手術データ管理、物品補充、術間清掃、患者別使用物品管理など)
  • 中材業務サポート(洗浄滅菌、器械セットピッキング、業者持込器材の受付〜検品〜返却、内視鏡洗浄消毒など)
  • ME機器管理サポート(貸出返却管理、点検スケジュール管理、修理履歴管理、資産台帳作成など)
  • メッセンジャー業務(印刷物・検体などの搬送をSPD配送業務と統合)

MASTYの会社概要

会社名 株式会社ムトウ
所在地 東京都台東区入谷1-19-2
URL https://www.wism-mutoh.jp/

スズケン

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システムと人材を組み合わせたアウトソーシング型SPD

スズケンのSPDサービスは、在庫管理システムと専任スタッフによる運用支援を組み合わせたアウトソーシング型の院内物流管理サービスです。SPD担当者が院内を調査し、在庫補充や品質管理、実績集計などの業務を代行。病院職員の業務負担を軽減し、本来の業務へ集中できるよう支援します。

また、独自の在庫適正化エンジンで適正在庫数を自動算出し、欠品防止とコスト削減を両立。災害時の緊急供給体制や手術室・購買代行など幅広い支援が可能です。

スズケンの主な代行範囲
  • 院内物流管理の現状調査(薬局内に限らず病棟・外来まで実施可能)
  • 薬局内で薬剤師資格がなくても実施できる業務の抽出(移管対象の切り分け)
  • 病棟・外来で看護部などから移管可能な業務の抽出(移管対象の切り分け)
  • 在庫管理の業務代行
  • 品質管理の業務代行
  • 物流管理の業務代行
  • 実績管理の業務代行
スズケンの主な提供パターン
提供パターン 内容
システム販売 医薬品・医療材料などの在庫を一元管理する物品管理システムを導入
システム販売+運用設計 システム導入に加えて、病院の状況に合わせた運用設計を支援
導入支援付き 運用開始までの導入業務も含めて支援
業務受託型SPD スズケンスタッフが院内物流業務の運営を支援

スズケンの会社概要

会社名 株式会社スズケン
所在地 愛知県名古屋市東区東片端町8番地
URL https://www.suzuken.co.jp/

エヌジェイアイ

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医療材料・医療用消耗品の発注から院内物流まで支援

エヌジェイアイのSPDシステムは、医療材料や医療用消耗品の院内物流(発注、定数管理など)を支援する医療材料物流管理システムです。医療材料や医療用消耗品の供給にも対応しています。過剰在庫や期限切れ製品の把握・防止、購入価格の抑制、不良在庫の削減を実現します。

従来の物品請求方式では、看護師などの専門職が業務を離れて物品を点検し、定数を確認し、発注書を作成していました。エヌジェイアイでは、SPDシステムの導入と代行支援によりこうした煩雑な物品管理業務を効率化できるため、病院の経営効率化を支援しています。

エヌジェイアイではシステム提供だけでなく、発注などの実務も依頼できるので、「医師・看護師・薬剤師の物品管理負担が大きい」「倉庫や各部署の在庫が多い」いった課題を抱える病院におすすめです。

エヌジェイアイの会社概要

会社名 株式会社 エヌジェイアイ
所在地 福島県郡山市富久山町八山田字前林10-4
URL https://www.nji.co.jp/sp/support/spd.html

院内物流管理(SPD)システムと他システムの違い

SPDシステムは「院内物流の最適化」を目的とした仕組みですが、似た機能を持つシステムも多く、違いが分かりにくい領域です。ここでは代表的なシステムと比較しながら、SPDの特徴を整理します。

SPDシステムと一般的な在庫管理システムの違い

一般的な在庫管理システムは、物品の数量や入出庫を管理することが主な目的です。一方、SPDシステムは在庫管理に加えて、「発注・供給・使用記録」まで含めた院内物流全体を統合的に管理できます。

例えば在庫管理システムでは「どれだけ在庫があるか」は把握できますが、「どの部署でどのように使われたか」「どのタイミングで補充すべきか」といった情報まではカバーできない場合が多くあります。SPDはこれらの情報を一元的に管理し、在庫の最適化と業務効率化を同時に実現する点が大きな特徴です。

SPDシステムと物流管理システム(WMS)の違い

物流管理システム(WMS)は、倉庫内の入出庫や在庫配置、配送効率の最適化を目的としたシステムです。主に一般企業の物流拠点で使用されるもので、物品の保管・出荷プロセスに特化しています。

SPDシステムは医療機関向けに設計されており、単なる物流効率だけでなく、医療現場での使用状況や安全性まで考慮している点が特徴です。例えば、ロット管理や使用履歴の追跡(トレーサビリティ)など、医療特有の要件に対応している点がWMSとの違いです。

また、医療業界では、薬機法の改正(2022年12月完全施行)により、医療機器や医療用医薬品への国際標準バーコード(GS1バーコード等)の表示が義務化されました。そのため、SPDシステムにはこれらのコードを読み取り、ロット番号や有効期限を正確に記録・追跡できる機能が不可欠となっています。

※参照元:厚生労働省|医療機器を特定するための符号の容器への表示等について【PDF】(https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001071699.pdf)

SPDシステムと医療材料管理システムの違い

医療材料管理システムは、主に診療材料や医療機器の在庫管理に特化したシステムです。対象範囲が限定されているため、特定領域の管理には適していますが、院内全体の物流最適化まではカバーしきれないケースがあります。

SPDシステムは医療材料だけでなく、医薬品や消耗品、備品なども含めた幅広い物品を対象とし、調達から供給までを横断的に管理できます。そのため、部門ごとに分断されがちな管理業務を統合し、院内全体での効率化を実現できる点が大きな違いです。

SPDシステムと電子カルテ・医療情報システムの違い

電子カルテや医療情報システムは、患者情報や診療記録の管理を目的としたシステムです。診療行為や医療データの記録・共有が中心であり、物品の物流管理は主な機能ではありません。

一方、SPDシステムは「物の流れ」に特化したシステムであり、医療材料や医薬品の調達・在庫・供給を管理します。電子カルテと連携することで、使用実績の記録やコスト管理の精度を高めることはできますが、役割としては明確に異なるシステムになっています。

院内SPDと院外SPDの違い

院内物流管理システム(SPD)の他には、院外物流管理システムもあります。院内SPDは、病院内に設置された物流センターで運用され、現場と近い場所のリアルタイム物品管理に特化しています。

一方、院外SPDは、病院外の拠点に物流機能を置き、広域で複数の施設をまとめて管理するためのシステムです。院外SPDはスケールメリットやコスト面で優れていますが、緊急時に対応フローが複雑になるなど、院内SPDに比べて課題もあります。

院内物流管理(SPD)システムでできること(主な機能)

ここでは、SPDシステムの一般的な機能とそのメリット・使い方をまとめています。

機能 説明 効果
在庫管理 医療材料や医薬品の入出庫をバーコードやRFIDで記録し、残量を随時確認できる ・コストを削減しながら、安定供給を実現
・期限切れによる廃棄リスクの防止
発注・補充管理 必要量を自動的に算出し、医療材料・医薬品が少なくなってきたタイミングで発注できる ・担当者の負担軽減
・発注ミスの防止
・コストの適正化
ロット・トレーサビリティ管理 製品ごとのロット番号やシリアル番号を管理できる ・リコール対象製品の早期特定と使用状況確認
使用実績・コスト分析 医療材料や医薬品の使用履歴をデータとして蓄積し、部門別や患者別に分析できる ・無駄な使用の削減や適正配布の徹底
請求・会計システム連携 医療材料・医薬品の使用や発注に関するデータを院内の会計・請求システムに反映できる ・入力作業の手間削減
・請求漏れや二重計上のミスを防止

SPDシステムで管理できる物品・業務範囲

SPDシステムで管理できる対象は、医療材料だけではありません。システムによって対応範囲は異なりますが、医薬品、検査試薬、一般消耗品、日用品まで含めて管理できるものもあります。病院内の物品管理を見直す際は、まず自院で管理したい物品の範囲を整理することが重要です。

管理対象 主な管理内容 確認したいポイント
医療材料 発注、入庫、払出、在庫、使用実績、ロット・期限管理 部署別の定数管理や請求漏れ確認に対応できるか
医薬品 発注、入荷検品、在庫、使用実績、部門別管理 薬剤部の運用や既存システムと連携できるか
検査試薬 ロット、期限、部門別在庫、使用量の管理 ロット違いや期限切れを防げるか
消耗品・日用品 部署別請求、補充、消費データの集計 医療材料以外の物品管理まで一元化できるか

管理対象が広がるほど、商品マスタの整備、部署ごとのルール設定、棚卸し方法、既存システムとの連携も複雑になります。導入前には、現在どの物品を誰が管理しているか、どの業務が属人化しているかを整理しておきましょう。

院内物流管理(SPD)システムのデメリット・注意点

導入費用・運用費用

SPDシステムのデメリットとしてはまず初期費用と運用コストが挙げられます。システムのライセンス料・月額費用や導入サポート費用などに加え、バーコードリーダーや専用ラベルプリンターなどの周辺機器の整備に一定の投資が必要です。

定着までの時間

SPDシステムが定着するまでの時間(とそれまでにかかる運用負担)もデメリットの一つ。導入初期には、マスタデータの登録や棚割りの再構築、操作手順の習得など、一時的に業務量が増大します。

システム依存リスク

また、SPDシステムに依存しすぎると、システム障害もリスクになります。万が一のシステムダウンや通信障害が発生した際に、材料の供給がストップし診療に影響が出る可能性があります。緊急時のバックアップ体制や手動運用のルールをあらかじめ策定しておくといった備えが必要です。

SPDシステムを導入する際には、短期的な負担だけでなく、中長期的に得られるメリット(短縮できる作業時間、削減できる人件費など)も考慮して判断しましょう。

近年、医療機関を標的としたサイバー攻撃も増加傾向にあり、単なる使いやすさだけでなく、厚生労働省が定める最新のガイドラインに準拠したセキュリティ対策(定期的なバックアップやネットワークの分離など)が徹底されているかどうかも、システム選定の重要なポイントです。

※参照元:厚生労働省|医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html)

SPDシステムの活用による作業時間短縮のイメージ

SPDシステムを導入することで、在庫管理や発注業務などの作業時間は大幅に短縮されます。手作業で行っていた在庫チェックや補充発注はシステムにより自動化され、現場スタッフの業務負荷が軽減します。また、SPDシステムで蓄積された消費データを活用することで、コスト分析や予算管理もスムーズになります。

以下は、SPD導入の「前」と「後」で各業務に要する時間削減イメージをまとめてみました。(※あくまで目安)

業務項目 導入前の作業時間(目安) 導入後の作業時間(目安)
在庫管理 約20時間/月 約5時間/月
発注・補充管理 約16時間/月 約4時間/月
請求関連作業 約10時間/月 約2時間/月

※キャククル編集チーム調べ

院内物流管理(SPD)システムの料金・費用相場

SPDシステムの導入には、初期費用と月額運用費用の2つが発生することが一般的です。初期費用にはシステム構築・端末導入・データ移行などが含まれており、規模によって数百万円から数千万円までの幅があります。月額運用費も規模や機能ラインアップによって10万円前後から数百万円まで大きく異なります。

以下の表に「中小規模(100〜300床程度)」と「大規模(500床以上)」での目安をまとめました。

病院規模 初期導入費用(目安) 月額運用費(目安) 特徴
中小規模病院(〜300床程度) 300〜800万円 10〜50万円 必要機能を絞り導入、コストを抑えやすい
大規模病院(500床以上) 1,000万円〜数千万円 100〜300万円以上 複数拠点・高機能システムが必要、投資規模も大きい

※キャククル編集チーム調べ

小規模病院は、必要最低限の機能を安定的に利用できる定額プランがおすすめです。中間帯では柔軟なオプション追加が可能なケースが多く、規模拡大にも対応しやすくなります。高額なシステムは大規模病院向けになっており、在庫管理・経営分析・AI予測などを組み込んだSPDシステムが多く見られます。

院内物流管理(SPD)システム導入で失敗しないための選び方

選択肢を表す複数の扉を見ている人の絵

院内物流管理システム(SPDシステム)を導入する際は、単に「機能が多いか」「価格が安いか」だけで判断するのではなく、自院の規模、現場の人員体制、管理したい物品、既存システムとの連携、導入後の運用まで含めて比較することが重要です。

同じSPDシステムでも、小規模病院で使いやすいもの、大規模病院の複雑な物流管理に向いているもの、外部委託と組み合わせて運用しやすいものなど、得意とする領域は異なります。

そのため、院内物流管理システムの導入を検討するうえでは、単に「どちらが良いか」ではなく、「自院の経営戦略や現場の状況にとって、どの選択肢が現実的で効果的か」を見極めることが、SPD導入の成否を左右します。

選定に迷っている場合は、複数のベンダーに相談し、提案内容や支援範囲、導入後の運用イメージまで比較検討することごおすすめです。資料上の機能だけでなく、日々の現場業務に定着するかどうかまで確認しましょう。

SPDシステム選びで確認すべき6つの比較ポイント

ここでは、冒頭でも触れていた比較ポイントを掘り下げて紹介いたします。

1. 病院の規模(病床数・物品量)

まずは病院の規模に着目しましょう。病床数が多く、物品の取り扱い点数が多い病院では、物量に比例して発注、補充、棚卸し、部署別の払出管理などの業務も複雑になります。 このような病院では、高機能なSPDシステムや専門業者による業務委託型を検討する価値があります。

一方、100~300床程度の中小規模病院では、必ずしも大規模病院向けの高機能SPDシステムが必要とは限りません。 紙やExcelで行っている発注・在庫管理を見直し、基本的な在庫管理や発注支援をシンプルに回せる「システム単体型」のほうが適していることもあります。

病床数だけでなく、医療材料の品目数、部署数、棚卸し頻度、手術材料や高額材料の扱いの有無まで確認することが大切です。

確認項目 見るべきポイント
病床数 100床未満、100〜300床、500床以上など、自院の規模に合う導入実績があるか
物品点数 医療材料、医薬品、消耗品、日用品など、管理対象の品目数に対応できるか
部署数 病棟、外来、手術室、中央材料室など、複数部署の運用を管理できるか
業務量 発注、入庫、払出、棚卸しの頻度に対して、現場負担を減らせるか

規模が小さい病院では、必要以上に複雑な機能を入れるとかえって運用負担が増えることがあります。 反対に、大規模病院では、単純な在庫数の管理だけでは不十分で、部門別管理や患者別使用履歴、ロット・期限管理、システム連携まで求められます。 自院の規模に対して、過不足のない機能を選ぶことが重要です。

2. 管理対象の範囲

SPD(院内物流管理)システムを選ぶ際は、どの物品を管理したいのかを事前に整理しておきましょう。医療材料を中心に管理するもの、医薬品や検査試薬まで含めて管理できるもの、一般消耗品や日用品まで対象にできるものなど、対応範囲はシステムによって異なります。

たとえば、医療材料だけを管理したい場合は、発注・入庫・払出・棚卸しがシンプルに行えるシステムでも十分です。一方、医薬品や検査試薬、高額材料まで含めて管理する場合は、期限管理、ロット管理、部門別在庫、使用実績の記録、医事会計との連携など、より細かな管理機能が必要になります。

管理対象 確認したい機能
医療材料 定数管理、払出管理、バーコード読取、ロット・期限管理に対応しているか
医薬品 薬剤部の運用や既存の医薬品管理システムと連携しやすいか
検査試薬 ロット違い、期限管理、部門別在庫管理に対応できるか
一般消耗品・日用品 部署ごとの請求、補充、消費データの集計まで管理できるか
高額材料 患者別使用履歴、請求漏れ確認、原価管理に活用できるか

管理対象が広がるほど、商品マスタの整備や更新、部署ごとの運用ルール、棚卸し方法も複雑になります。「将来的には医薬品や消耗品まで管理したい」と考えている場合は、拡張性のあるシステムを選んで、後から別システムを追加する手間やコストを減らせます。

3. 既存システムとの連携

電子カルテや医事会計システムなど、すでに運用しているシステムとの連携性も重要な判断材料です。院内物流管理システムを導入しても、他のシステムと連携できなければ、二重入力やデータ整合性の問題が発生し、かえって業務の負担が増えるリスクもあります。

手術材料や特定保険医療材料を多く扱う病院では、使用実績を正確に記録し、医事請求や原価管理に活用できるかが重要です。発注・在庫管理だけでなく、電子カルテ、医事会計、購買・会計システムとの連携実績があるかを事前に確認しましょう。

連携先 確認したいポイント
電子カルテ 患者別使用履歴や手術予定データと連携できるか
医事会計システム 特定保険医療材料の請求漏れ防止に活用できるか
購買・会計システム 発注、仕入、支払、購買分析に必要なデータを出力できるか
部門システム 手術室、カテ室、中央材料室などの運用と連携できるか

事前に、自院が使っているシステムとの接続実績があるベンダーかどうかを確認しましょう。 連携に追加費用がかかる場合や、個別開発が必要になる場合もあるため、見積段階で費用と対応範囲を確認しておくことが大切です。

4. 院内の人的リソース(担当者の有無・専門性)

SPDを自院で運用するには、専任の物流管理担当者やシステムの運用を任せられる人材が必要です。人員に余裕があり、現場の業務改善に前向きなスタッフがいれば、システム単体型を導入して自院にノウハウを蓄積していくのも良い選択です。

一方、既に人手が足りていない、または他業務で手一杯な状況であれば、業務委託型で外部に任せたほうが安定した運用につながります。SPDシステムは導入して終わりではなく、マスタ更新、定数見直し、棚卸し、現場からの問い合わせ対応など、導入後も継続的な運用が必要です。

院内体制 向いている選択肢
担当者を置ける システム単体型を導入し、自院でノウハウを蓄積しやすい
担当者が兼務している 操作が簡単で、導入支援や問い合わせ対応が手厚いシステムが向いている
人手不足が深刻 業務委託型や委託併用型を検討する価値がある
ITに不慣れなスタッフが多い ラベル運用、バーコード読取、シンプルな画面設計など、現場負担が少ないものを選ぶ

また、システムが高機能でも、現場スタッフが使いこなせなければ定着しません。バーコード、ラベル、ハンディ端末、スマートフォン端末など、日々の作業に無理なく組み込める運用かどうかも確認しましょう。現場の作業手順に合わないシステムを導入すると、結局は紙やExcelとの二重管理になってしまう可能性があります。

5. 費用対効果(初期コストとランニングコスト)

システム単体型は初期導入コストがかかるものの、運用後のランニングコストを比較的抑えられる傾向にあります。業務委託型は人件費やサービス費用が発生するため、継続的な支出が必要になります。

初期費用と継続的な費用、そして見込まれる効果をトータルで比較することが大切です。費用を比較する際は、システム利用料だけでなく、端末費用、マスタ整備費用、保守費用、カスタマイズ費用、外部連携費用、導入支援費用まで含めて確認しましょう。

見積金額が低い場合は、必要な支援や連携がオプション扱いになっている可能性があります。

費用項目 確認したいポイント
初期費用 導入設定、マスタ作成、端末準備、既存データ移行が含まれるか
月額費用 利用料、保守費、サポート費、クラウド利用料の範囲を確認する
追加費用 システム連携、カスタマイズ、帳票追加、端末追加に費用がかかるか
削減効果 在庫圧縮、廃棄削減、棚卸し時間短縮、請求漏れ防止などの効果を見込めるか

費用対効果を見る際は、単純に価格の安さだけで判断しないことが重要です。たとえば、導入支援が手厚いシステムであれば、初期費用がやや高くても、現場定着が早まり、紙やExcelとの二重管理を減らしやすくなります。一方で、外部委託型は継続的な費用が発生しますが、人員不足の病院では、職員の業務負担を減らせる点が大きなメリットになります。

病院タイプ別の選定パターン

SPDシステムは病院の規模や運営方針によって導入すべき製品が変わってきます。 以下に病床数別のおすすめポイントを整理しました。 あくまで目安ですが、自院の課題と照らし合わせながら、どのタイプのシステムが合いやすいか確認してみてください。

100床未満の病院

基本的な機能(在庫管理、発注支援)が搭載され、 定額プランが選べるシステムがおすすめです。 小規模向けSPDシステムを導入することで、最低限の人的コスト削減と在庫精度の改善を実現できます。 また、スタッフに負担をかけずに導入するためには、シンプルで見やすい画面設計・デザイン(UI)も重要です。

100床未満の病院では、担当者が他業務と兼務していることも多く、複雑なシステムを導入すると運用が続かない可能性があります。 まずは、発注・在庫・棚卸しなど日々の負担が大きい業務からシステム化できるかを確認しましょう。 高機能なシステムよりも、現場スタッフが迷わず使えること、導入時の説明が丁寧であることを重視するのがおすすめです。

100〜300床の病院

基本機能のラインアップが小規模向けシステムに近く、 オプション追加が可能な中間帯のSPDシステムを選ぶことで、コストを抑えつつ将来的な規模拡大にも対応できます。 規模に応じて、在庫管理に加えて消耗品の自動補充や使用履歴閲覧ができるシステムが効果的です。

100〜300床規模の病院では、部署ごとに在庫管理のやり方が異なり、院内全体で使用量や在庫量を把握しにくくなることがあります。 そのため、定数設定、部署別消費データ、帳票出力などを使って、院内全体のルールをそろえやすいシステムを選ぶとよいでしょう。 自院運用を基本にしつつ、マスタ整備や初期設定だけ支援してもらえるサービスも検討候補になります。

500床以上の大規模病院

複数拠点の連携や、RFID・AIを活用した高度な在庫管理を行える高機能システムがおすすめです。 リアルタイムデータ分析やコスト削減効果の見える化、経営層向けのレポート機能を備えたSPDシステムを選ぶと、 物品管理の最適化が経営全体の改善に繋がりやすくなります。 初期費用・運用費は高額になりますが、長期的には効率改善による大きな投資対効果(ROI)が見込めます。

500床以上の病院や、手術室・カテ室などで高額材料を多く扱う病院では、ロット・期限管理、患者別使用履歴、医事請求との整合、部門別原価管理まで確認しましょう。 また、院内だけで運用しきれない場合は、外部委託型や委託併用型も比較対象になります。 大規模病院では、導入時の要件定義や既存システムとの連携範囲が広くなるため、導入実績やプロジェクト支援体制も重要な判断材料です。

「システム単体型」と「業務委託型」の違い

SPDシステムを選ぶ際は、システムだけを導入して自院で運用するのか、外部業者に院内物流業務を委託するのかも大きな分かれ目です。 システム単体型は、自院の運用に合わせて柔軟に使いやすく、院内にノウハウを蓄積しやすい点がメリットです。 一方、業務委託型は、外部業者が常駐または訪問して実務を代行するため、人手不足の病院でも安定した運用を目指しやすい点が特徴です。

病院の在庫管理方法「システム単体」と「業務委託型」の比較図
システム単体型 業務委託型
運用主体 自院 委託業者
コスト ランニングコスト低め 委託費用が発生
ノウハウ蓄積 あり 院内では限定的
人材リソース 必要 最小限で可
柔軟性 高い 委託内容に依存
向いている病院 院内に担当者を置き、運用ノウハウを蓄積したい病院 人手不足で、棚卸しや補充などの実務まで外部に任せたい病院
注意点 マスタ整備や運用ルールづくりを自院で担う必要がある 委託範囲、常駐有無、費用、責任分界を事前に確認する必要がある

業務委託型は、外部業者が常駐または訪問して実務を代行する形態です。 自院でスタッフを確保するのが難しい場合は、専門業者による SPDサービス を利用することで、導入初期のデータ整理から日常の棚卸しまでスムーズに移行できます。

ただし、業務委託型を選ぶ場合でも、すべてを外部に任せればよいわけではありません。 どの業務を委託し、どの判断を院内で行うのか、責任分界を明確にしておく必要があります。 また、将来的に自院運用へ切り替える可能性がある場合は、データの引き継ぎや院内ノウハウの蓄積方法も確認しておきましょう。

選定時にベンダーへ確認しておきたい質問

候補となるSPDシステムを比較する際は、資料上の機能だけでなく、実際の導入・運用場面を想定して質問しておくことが重要です。 以下の項目を確認しておくと、自院に合うシステムか判断しやすくなります。

  • 自院と同規模の病院への導入実績はあるか
  • 医療材料、医薬品、消耗品、日用品のうち、どこまで管理できるか
  • 電子カルテや医事会計システムとの連携実績はあるか
  • マスタ整備や初期設定はどこまで支援してもらえるか
  • 導入時に現場スタッフ向けの説明や教育を行ってもらえるか
  • バーコード、GS1-128、RFID、ハンディ端末などに対応しているか
  • ロット・期限管理、患者別使用履歴、請求漏れ確認に対応しているか
  • 導入後の運用改善や定数見直しの相談ができるか
  • 初期費用・月額費用・追加費用の内訳は明確か
  • 障害発生時や担当者変更時のサポート体制はどうなっているか

SPDシステムは、導入するだけで自動的に成果が出るものではありません。 自院の規模、現場の負担、管理したい物品、既存システムとの連携、導入後の運用体制まで整理したうえで、 現実的に定着しやすいシステムを選ぶことが重要です。

院内物流管理(SPD)システムに関するよくある質問

院内物流管理システムの導入や運用を検討していると、「本当に現場で使いこなせるのか?」「きちんと定着するのか?」といった不安の声が多く聞かれます。ここでは、実際によく寄せられる質問とその回答をわかりやすく解説します。

Q1. SPDシステムと一般的な在庫管理システムの違いは何ですか?

A:SPDシステムのほうが管理対象範囲が広くなっています。

一般的な在庫管理システムは在庫数や入出庫管理が中心ですが、SPDシステムは医療材料や医薬品の発注、供給、使用実績まで管理できます。院内物流全体を最適化できる点が大きな違いです。

Q2. 小規模病院でもSPDシステムを導入するメリットはありますか?

A:はい、あります。

小規模病院でも、在庫確認や発注、棚卸しを手作業で行っている場合は、SPDシステムによって業務負担を減らせます。人員を増やさず物品管理を効率化したい病院ほど、導入メリットを感じやすいでしょう。

Q3. 院内物流管理(SPD)システムの導入にはどれくらいの費用がかかりますか?

A:コストは病院の規模や機能ラインアップによってことなります。

システム利用時には初期費用、月額利用料、端末費用、マスタ整備費などが発生します。中小規模病院の初期費用目安は300〜800万円、大規模病院の場合は1,000万円〜数千万円です。複数社から見積もりを取り、総額で比較することが大切です。

Q4. SPDシステムの導入にはどれくらいの期間がかかりますか?

A:導入期間は病院の規模や対象物品、既存業務の整理状況によって異なります。

小規模な運用であれば数か月程度、大規模病院や複数部署での導入では、要件整理やマスタ整備を含めて半年以上かかる場合もあります。自院の課題や要望を整理したうえで、システム提供会社に問い合わせて導入スケジュールを確認するようにしましょう。

Q5. スタッフが新しいシステムを使いこなせるか不安です。

A:導入時の丁寧な研修と継続的なフォローがあれば、問題なく運用できます。

院内物流管理システムは一見難しそうに感じるかもしれませんが、操作自体は非常にシンプルに設計されています。多くの現場では、ハンディターミナルでバーコードを「ピッ」と読み取るだけで在庫管理が完了するなど、誰でも扱いやすい工夫がされています。

また、導入時にはベンダーによる操作説明会や実地研修が行われるほか、導入後も定期的なフォローや相談窓口が設けられるケースが一般的です。現場スタッフの「使いやすい」という声を反映しながら、運用にフィットする形で徐々に慣れていけるので、心配しすぎる必要はありません。

Q6. スタッフがスキャン作業を面倒がって使わなくなるのでは?

A:使うメリットが実感できれば、自然と定着します。

現場での「面倒くさい」「忙しくて後回しになりがち」といった声は、どの病院でも起こりうる課題です。しかし、それを防ぐポイントは、「システムを使うことで自分たちの仕事が楽になる」と感じてもらえるかどうかです。

「在庫が自動で補充される」「棚卸がすぐ終わる」といった実感が持てれば、スタッフの間で自然とシステム利用が習慣化されます。導入初期は少し根気がいりますが、管理者やリーダー層が積極的に声をかけ、活用メリットを伝えていくことが効果的です。

Q7. 導入当初に整えた物品データが、数年後には古くなって使えなくなってしまわないか心配です。

A:定期的なチェック体制と管理ルールの明確化で、データの鮮度は維持できます。

院内物流管理システムの精度を保つうえで欠かせないのが、物品マスタ(品名・単価・ロットなど)の更新です。「最初は正確でも、その後のメンテナンスが行き届かない」という事例は少なくありません。

ベンダーによっては、物品マスタを提供してくれるところもあり、製品の追加・更新作業を支援してくれる場合もあります。もし「自院だけで管理していくのは不安」という場合は、こうしたサポートがあるベンダーを選ぶことで、より安心して運用を続けることができるでしょう。

Q8. 委託業者に任せた場合、サービスの質が安定するか不安です。

A:事前に契約内容とサービス水準をしっかり確認することが大切です。

業務委託型SPDでは、外部の業者が物品管理を担うため、「ちゃんとやってくれるのか?」「トラブル対応は?」といった不安を感じる方も少なくありません。

委託契約を結ぶ際には、サービス水準(SLA)を明確にしておくことが大切です。たとえば、「欠品率は月0.1%以内」「緊急対応は30分以内」などの具体的な指標を契約書に盛り込んでおけば、万一の際も改善要求をしやすくなります。

また、導入後も定期的にレビュー会議を開き、現場の声を業者に伝えながら運用をブラッシュアップしていくことで、良好なパートナー関係を築くことができます。

まとめ

院内物流管理システムは、単なる「在庫管理ツール」ではありません。院内のすみずみにまで物品を行き渡らせ、スタッフの業務を支え、患者さんに安心と安全を届けるための、見えないインフラとして病院運営の根幹を支えています。

導入にあたっては不安や課題もあるかもしれませんが、それら一つひとつにしっかりとした解決策があります。自院の状況や体制に合わせたシステムや運用方法を選ぶことで、確実に成果を上げることができるはずです。

これからの病院運営をもっと前向きに、もっとスマートにするために、今こそ、自院に合った導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

また、この記事で紹介している製品以外のSPDシステムも確認したい方は、SPDサービス事業者専門メディア「MediLogi(メディロジ)」もぜひご確認ください。

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この記事の執筆者について

本記事は、医療機関向けシステム・院内物流管理サービスの公開情報をもとに、キャククル編集部が作成しています。サービスの機能、導入事例、費用情報は各社公式サイト・公開資料を参照し、病院規模や運用形態ごとに比較しやすいよう整理しました。

医療材料管理やSPD運用は、病院の規模や部門構成、既存システムとの連携状況によって適した方法が異なります。導入前には、複数社に相談し、自院の業務フローに合うか確認することをおすすめします。

免責事項
本記事は、2026年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。