LINE上でのキャンペーンを行うために必要な作業を効率化できる「LINEキャンペーンツール」について紹介します。LINEキャンペーンツールには、一般的な友達登録キャンペーン以外にも、ゲーム感覚で参加できるものやアンケートによる参加など、ユーザーを惹きつける様々な種類のキャンペーンツールがあります。
このページでは、LINEキャンペーンツール20選を徹底比較し、各ツールの特徴や料金をまとめています。また、紹介している企業の一部資料は下記より無料でダウンロード可能です。比較検討にお役立てください。
| 会社名 | サービスの特徴 | 料金プラン |
|---|---|---|
GEPPY |
やりっぱなしで終わらない!応募から効果測定までを集約し売上につなげる
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要問合せ
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Dohbo |
最短2週間で公開できる!開発不要のキャンペーンツール
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スタンダードプラン:基本料金30万円、月額料金2万円、インスタントウィンプラン:基本料金60万円、月額料金2万円、マイレージプラン:基本料金80万円、月額料金2万円
(※税不明)
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Booster |
クイズやアンケートなど目的や用途に合わせたLINEキャンペーンを開催できる |
Starter:10,780円 / 月、Pro:43,780円 / 月、Business:76,780円 / 月、Enterprise:カスタム見積(要問合せ)
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シャトルロックジャパン |
条件設定を一元管理・編集できる |
初期費用:要問合せ、
月額費用:要問合せ
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CamPAL |
パッケージ化されたLINEキャンペーンツール |
初期費用:15万円~、
月額費用:3.5万円~(税不明)
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giftee LINEインスタントウィン |
複数のプランから目的に合わせて選べる |
初期費用:無料、
月額費用:無料、
発行手数料:商品代金×10%(※)
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INSTANTWIN for LINE |
キャンペーンの企画から運営まで丸ごとお任せ |
要問合せ
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Atatter for LINE |
Twitterキャンペーンツールとの同時利用が可能 |
150,000円〜(税不明)
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First-Reciri 〔LINE応募型〕 |
企画立案からプレゼントの配送までワンストップで対応 |
要問合せ
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winas |
蓄積したデータはセグメント配信に活用可 |
要問合せ
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GEPPY |
国内サーバーによる管理で個人情報も保護 |
要問合せ
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anybot |
ゲーム性のあるキャンペーンでユーザーを獲得 |
要問合せ
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Liny |
チャットなどによる運用サポートで安心 |
要問合せ
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Dline |
LINEミニアプリによるキャンペーンシステム |
初期費用:0円、
月額費用:50,000円~(友だち数で変動)
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キャンつく |
事務局による運用代行サービス有 |
要問合せ
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OWNLY |
ユーザー投稿を分析してマーケティングに反映 |
月額費用:10万円~30万円(税不明)
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dgiftSNS~LINE~ |
効果測定も簡単!管理しやすいLINEキャンペーンツール |
要問合せ
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Belugaキャンペーン for LINE |
企画に合わせて開発もできる |
要問合せ
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キャンラボ for LINE |
運営業務をまとめてアウトソーシング |
要問合せ
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トークdeゲット |
ユーザーに優しいLINEトーク完結型キャンペーン |
レシート添付キャンペーン:390,500円~、
シリアル入力キャンペーン:170,500円~、
その他キャンペーンは問い合わせ
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LINEキャンペーンツールとは?

LINEキャンペーンツールとは、LINE上でキャンペーンを開催するためのツールです。LINEキャンペーンツールを使うことで、キャンペーンを容易に開催でき、継続的なキャンペーンの実施や購入を促すためのキャンペーンに役立ちます。
LINEキャンペーンがおすすめな理由
LINEの利用者は9900万人(※1 2025年6月末時点)にのぼり、LINEは現代人にとって身近なアプリとなりました。
また、LINEユーザーの多くは企業のLINE公式アカウントをフォローしており、キャンペーンの応募やクーポンの獲得に役立てています。
そのため、LINEキャンペーンの実施はマーケティング施策として効果的といわれており、注目を集めているのです。
LINEキャンペーンの種類
LINEキャンペーンと言っても、その種類はさまざまです。
- 友達登録キャンペーン
- レシートキャンペーン
- くじ引き
- アンケート
- インスタントウィン
上記は、主に行われているキャンペーンです。インスタントウィンなどはその場ですぐに結果が分かるため、積極的な参加・シェアが期待できます。くじ引きやアンケートなど、ゲーム性のあるキャンペーンも楽しめるコンテンツとして人気です。
なぜLINEキャンペーンが効果的なのか
スマートフォンの所有者におけるLINEの利用率が83.7%に達し、10代から60代まで幅広い年代で8〜9割の方に利用されています(※1)。国民全体に浸透しており、企業にとって最大のメリットは、この圧倒的なリーチ力にあると言えるでしょう。
多くのユーザーが日常的にLINEを使用しているので、キャンペーンや施策への参加において、新しいアプリをダウンロードしてもらったり、個人情報を入力してもらったりする必要がありません。
また、LINEは家族や友人との身近なコミュニケーションツールとして定着していることから、企業からのメッセージであっても自然に受け入れられやすく、高い開封率やエンゲージメント向上が期待できるのです。
参照元:モバイル社会研究所|LINE利用率83.7%:10~60代まで8~9割が利用(2023年4月17日)(https://www.moba-ken.jp/project/service/20230417.html)LINEキャンペーンツールを利用するメリット

新規顧客の獲得
LINEはユーザー数が多く、国内では多くの方に利用されています。そのため、新規顧客の獲得に適しているといえるでしょう。
使ったことのないSNSでキャンペーンが行われていても、アプリをインストールしたりアカウントを登録したりと、キャンペーンに参加するまでのハードルが高くなってしまいます。魅力的なキャンペーンであっても、参加を諦めてしまう顧客も少なくありません。
LINEなら連絡手段としてすでに利用しているユーザーも多く、キャンペーンへの積極的な参加も見込めます。
顧客の離脱防止になる
定期的にキャンペーンを開催することで、すでに友達登録済みのユーザーの離脱・ブロックを防止できます。頻繁にキャンペーンを実施したりクーポンを配布したりすれば、ユーザーは定着しやすくなります。
クローズドな空間で特別感を出せる
InstagramやTwitterなどのSNSは、オープンな空間です。フォロー外であっても発信された情報を見ることができますが、LINEによる情報の発信は友達登録したユーザーしか閲覧できません。LINEでのやり取りはクローズな空間ということもあり、特別感を演出できます。閉ざされた空間だからこそ、発信できる内容の幅も広がるでしょう。
ユーザーの情報をマーケティングに活かせる
アンケートの回答を条件とするキャンペーンを開催すれば、ユーザーの属性や興味関心も容易に把握できます。取得した情報はマーケティングの施策にも活かすことができ、商品の開発や顧客満足度の向上に役立てられます。
LINEキャンペーンツールの選び方
契約期間と料金プランで選ぶ
LINEでキャンペーンを開催するのであれば、一度だけでなく繰り返すことでより高い効果を得られます。そのため、単発で利用するのではなく、継続利用できるツールを選ぶのがおすすめです。また、その際どのような料金プランになっているのかを確認しておきましょう。
ほかのSNSのキャンペーンと組み合わせられるか
LINE単体でキャンペーンを開催できるツールもあれば、TwitterやInstagramなど、そのほかのSNSと組み合わせてキャンペーンを行えるツールもあります。LINEは宣伝効果が少ないため、より多くの人にキャンペーンを知ってもらうには、Twitterなどの拡散力の高いSNSと併用するとよいでしょう。
過去の実績を確認する
LINEキャンペーンツールを選ぶときは、そのツールで過去にどのようなキャンペーンが行われているか確認しましょう。実施したいキャンペーンと同様のキャンペーンを行っている実績があれば、スムーズに導入できます。あわせて、同じような業種での導入実績があるのかもチェックしておきましょう。これまでの実施キャンペーンとキャンペーンを行ったことによる効果を確認しておくと、安心して導入できます。
LINEキャンペーンツールの活用事例
どのような目的で導入し、どのような成果につながったのか。小売・メーカーと美容・サロンの二つの領域から、具体例を一覧で見ていきます。
小売・メーカー|レシート応募キャンペーン
レシート応募は、オンラインの利便性とオフライン購買をつなぐ施策です。応募の心理的ハードルが低く、参加数の拡大が狙えます。以下は主な事例の整理です。
| 企業名 | キャンペーン概要 | 景品内容 | ポイント/成果 |
|---|---|---|---|
| ネスカフェ | 対象商品500円以上のレシートで応募。抽選でバリスタ マグなどが当たる | バリスタ マグ、アソートセットなど | ブランドの認知向上と購買促進 |
| サンドラッグ | 対象商品購入レシートで応募。抽選で旅行券やポイントが当たる | 旅行券10万円(30名)、ポイント5万pt(50名)など | 会員IDと連携し、詳細な購買データ取得 |
| アサヒビール | 対象商品購入レシートで応募。ポイント制でコース選択可能 | 各種オリジナルグッズなど | アナログとデジタルを併用し、幅広い世代にアプローチ |
参照元:LINE Lab|LINE公式アカウント レシートキャンペーン事例5選(https://www.sharecoto.co.jp/linelab/line-receiptcp-example)
参照元:Retail Voice|販促キャンペーン成功事例3選|目的別に見る“効く”プロモーション設計(https://www.beeats.co.jp/retailvoice/sp-dx/promotional-campaign_3casestudies/)
応募チャネルを一つに絞らない設計も有効です。LINEとハガキの双方で応募を受け付け、デジタルに慣れた層と従来の応募方法を好む層を同時に取り込むとより広い年代にアプローチすることができます。
美容・サロン|スタンプカード・クーポン配信
美容・サロン分野では、LINEがリピーター育成と業務負荷の軽減に寄与しています。予約導線や来店後フォローをLINEへ集約することで、現場スタッフは本来の業務に集中しやすくなります。
| 企業/サロン名 | 課題 | 導入したLINE機能 | 具体的な成果 |
|---|---|---|---|
| 美容室 Storia.f | 電話予約が多く、スタッフの業務負担が大きい。リピート率の低さ。 | 予約経路のLINE化、次回予約日のリマインド、1対1トーク。 | 予約のほぼ100%がLINE経由に。新規客の再来店率60%を維持。 |
| エステサロン Be+ | ワンオペ運営で電話対応が多すぎる。 | 自動応答メッセージ、ショップカード、クーポン配信。 | 250名超のリピーターを獲得。電話問い合わせも大幅減。 |
| 脱毛サロン SELF MADE | 新規集客窓口が不足していた。 | 友だち登録→アンケート→セグメント配信→クーポン配信。 | LINE登録からの来店率が25%超を記録。流入経路の計測が可能に。 |
参照元:note|美容室・ヘアサロン業界でLINE公式アカウントを活用した成功事例10選(https://note.com/subscline/n/n7a581afc667a)
参照元:Lステップ公式ブログ|美容・エステサロンのLステップ導入事例9選|構築内容や活用法を解説(https://linestep.jp/2021/03/15/beautiful/)
手作業だった電話・ハガキによるフォローをLINEへ切り替えた美容室では、予約のほとんどがLINE経由となり、スタッフが施術に専念できました。
自動応答の導入で定型問い合わせが減り、リピーターの獲得にもつながっています。
業務の見直しと顧客体験の改善を同時に進められる点が、サービス業における大きな価値です。
LINEキャンペーンツールのまとめ

LINEキャンペーンのおすすめツールを紹介しました。LINEを使ったキャンペーンでは、目的やユーザーにあわせて、効果的なプロモーション活動を展開できます。ただし、宣伝効果が高くないため、ほかのSNSを活用しながらのキャンペーンが、より高い効果を実感できるでしょう。外部ツールやそのほかのSNSとも連携し、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの離脱防止に役立ててください。
LINEキャンペーンツールを導入するときは、導入の実績や利用できる機能、運用サポートなども併せて確認し、目的に合ったツールを選ぶことが大切です。キャンペーンと言っても、ゲーム感覚で参加できるものや、レシートキャンペーンなどさまざまです。LINEキャンペーンを開催した経験がない方でも容易に操作できるツールもありますので、ぜひ自社のLINEキャンペーンの開催にお役立てください。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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