深夜・早朝の訃報や搬送依頼は葬儀の受注に直結しますが、夜間当番を置き続けるとスタッフの負担が増え、施行中や搬送中には別の入電を取りこぼすこともあります。
葬儀社向け電話代行を選ぶときは、24時間つながるかだけでなく、訃報の聞き取り、事前相談、会館案内、供花受付、搬送手配、実際の搬送・安置のうち、どこまで任せられるかを確認することが重要です。本記事では9社の対応範囲と料金情報を比較します。
葬儀社向け電話代行9社の比較表
2026年7月27日時点の各社公式情報をもとに、対応時間、受付・手配範囲、搬送対応、公開料金を整理しました。「搬送依頼の受付」と「車両による実搬送」は異なるため、比較表では分けて記載しています。料金非公開のサービスは要問い合わせとしています。
| 会社名 | サービスの特徴 | 対応時間・体制 | 受付・手配範囲 | 搬送・料金 |
|---|---|---|---|---|
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葬儀経験者が監修し、受電から相談・会館案内・手配まで支援 |
有人対応。夜間・24時間全日・スポット対応
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葬儀依頼、事前相談、会館案内、供花・供物、搬送依頼の受付・手配
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搬送依頼の受付・手配に対応。料金は個別見積もり
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セントラル・アイ |
24時間の有人受付で葬儀依頼や搬送依頼、生花・供物注文に対応 |
有人対応。24時間対応
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葬儀受付、搬送依頼受付、生花・供物注文、斎場案内
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一般24時間プランは月額53,350円(税込)。葬儀向けは見積もり
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いつでもコール24 |
葬儀・仏事専門のコールセンターとして全国の夜間受付を支援 |
葬儀専門の有人対応。全国24時間
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葬儀・仏事相談、夜間受付、搬送会社・納棺会社などとの連携
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搬送は提携先との連携内容を要確認。料金は要問い合わせ
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ハース・ジャパン |
電話受付から搬送・安置・枕飾り・担当者への引き継ぎまで一貫対応 |
有人対応。24時間365日
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電話受付、斎場予約、宗教者対応、搬送、安置、枕飾り、引き継ぎ
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実搬送に対応。年間約7,200件(2024年)。料金は要問い合わせ
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フューネラルウィズライフ |
夜間・早朝の葬儀受注から見積書作成、会館案内まで支援 |
有人対応。夜間・早朝
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葬儀受注、事前相談、見積書作成、会館案内、供花・供物
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搬送の実施範囲と料金は要問い合わせ
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テルシンク24 |
有人受電とクラウド管理を組み合わせ、受付内容をリアルタイム共有 |
有人対応+クラウド管理。24時間365日
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一次受付、定型FAQ、予約受付、リアルタイム報告
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平日昼間30コール例8,250円(税込)。24時間は基本18,150円+コール料金
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晴天 |
葬祭専門オペレーターが夜間の葬儀依頼・引取依頼・供花注文を受付 |
葬祭専門の有人対応。夜間中心
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葬儀依頼、引取依頼、日程、供花・供物、会館案内
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搬送依頼を受付。回線数・会館数・代行内容で見積もり
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阪神特殊自動車 |
夜間電話受付と霊柩運送を組み合わせ、搬送から安置まで代行 |
有人対応+搬送。24時間365日受付
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夜間受付、搬送、安置、ドライアイス、枕飾り、会館手配、引き継ぎ
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実搬送に対応。関西6府県。料金は要問い合わせ
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TORUZE |
葬儀専門の有人応対に録音・AI文字起こし・受電データ蓄積を組み合わせる |
葬儀専門の有人対応+AI支援
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受電・架電、録音、AI文字起こし、受電データ蓄積
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搬送の実施範囲と料金は要問い合わせ
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葬儀社向け電話代行9社の詳細情報
葬儀社向け電話代行の選び方を理解するための基礎知識
葬儀社向け電話代行は、施行中、搬送中、夜間・休日などに葬儀社名で電話を受け、訃報や搬送依頼に必要な情報を聞き取るサービスです。一般的な電話代行が氏名・連絡先・用件の伝言を中心とするのに対し、葬儀専門サービスは、故人の状況、現在地、安置先、宗旨・宗派、会館案内、供花・供物など、葬儀特有の項目まで対応範囲に含められます。
サービスによっては受電後の担当者連絡だけでなく、搬送車両の手配、ご安置、枕飾り、斎場予約まで対応します。一般的な24時間電話代行も含めて検討したい場合は、24時間対応可能な電話代行サービスの比較記事も参考にしてください。
有人型・AI型・ハイブリッド型の違い
| タイプ | 適した電話 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 葬儀専門の有人型 | 訃報、搬送依頼、葬儀相談、クレーム | 遺族の状況に合わせて質問の順序や言葉を調整しやすい |
| AI・IVR型 | 営業時間、会館アクセス、担当部署への振り分け | 定型案内や一次振り分けを低コストで自動化しやすい |
| ハイブリッド型 | 訃報は有人、定型案内は自動化したい場合 | 人が応対し、録音・文字起こし・報告・分析をAIやシステムで補助する |
訃報や搬送依頼は、相手の話す順序が一定ではなく、聞き直し方にも配慮が必要です。そのため、複雑な初回受付までAIだけに任せるのではなく、遺族対応は有人、定型案内と記録はAI・システムという役割分担が現実的です。
電話受付から搬送・引き継ぎまでの流れ
搬送まで任せる場合は、「電話に出るか」ではなく、入電後に誰がどこまで動くかを確認します。一般的な業務の流れは次の通りです。
- 訃報・搬送依頼を受ける:依頼者名、連絡先、故人名、現在地、死亡確認の状況などを聞き取ります。
- お迎え場所を確認する:病院、介護施設、警察、自宅などの所在地、担当部署、迎えの期限を整理します。
- 安置先と搬送条件を確認する:自宅・会館・安置施設の希望、搬送人数、必要な車両などを確認します。
- 搬送担当者へ引き継ぐ:葬儀社の当番者または提携する霊柩運送事業者へ連絡し、配車状況を共有します。
- 搬送・安置後の処置を行う:契約範囲に応じて、ご安置、ドライアイス、枕飾り、会館予約などを行います。
- 引継書・録音・受付データを共有する:翌朝の担当者がすぐ対応できるよう、依頼内容と実施済み業務を残します。
電話代行会社が自社で搬送するとは限りません。「搬送依頼を受け付けるだけ」「葬儀社の当番者へ連絡する」「提携搬送会社へ配車する」「搬送・安置まで実施する」のどこまでが契約に含まれるかを分けて確認してください。
葬儀社向け電話代行の選び方
最初に「夜間だけか、24時間すべてか」「取次ぎだけか、搬送・手配までか」を決めると候補を絞りやすくなります。比較時は次の7項目を同じ条件で確認してください。
1. 受電後にどこまで任せられるか
氏名と連絡先を聞く一次受付、葬儀依頼の聞き取り、搬送手配、見積もり・会館案内、供花・供物の受注では必要なスキルと料金が異なります。担当者の折り返しを減らしたい場合は、伝言受付ではなく、手配まで対応するサービスを選びます。
2. 葬儀専門オペレーターの教育内容
「葬儀専門」という表記だけで判断せず、研修時間、葬儀経験者の在籍、対応マニュアル、ロールプレイ、録音評価の方法を確認します。導入前にテストコールを依頼し、名乗り方、言葉遣い、聞き取り漏れを確認できると安心です。
3. 夜間のみか24時間365日か
夜間当番の代替が目的なら夜間プラン、施行中や搬送中の取りこぼしも防ぎたいなら24時間全日またはスポット転送が適しています。転送開始・終了を自社で切り替えられるかも確認してください。
4. 搬送・安置の対応範囲とエリア
搬送依頼の受付と、車両を出して実際に搬送する業務は別です。対応地域、配車までの連絡経路、ご安置、ドライアイス、枕飾り、会館予約、翌朝の引き継ぎまでを工程ごとに比較します。
5. 緊急連絡と報告の速さ
訃報・搬送依頼は即時に電話、通常問い合わせはメールやチャット、翌朝に一覧報告など、入電内容ごとの報告ルールを決めます。電話、メール、FAX、Slack、LINE WORKSなど、自社が確認しやすい方法に対応しているかも重要です。
6. 録音・個人情報・権限管理
故人・遺族・病院・警察などの情報を扱うため、録音データの保存期間、閲覧権限、削除方法、オペレーターの秘密保持、セキュリティ認証の有無を確認します。チャット通知を使う場合は、個人アカウントではなく会社管理の環境で共有します。
7. 月額料金ではなく総額で比較する
基本料金が安くても、夜間休日、コール超過、電話連絡、マニュアル変更、複数回線、搬送手配などで追加料金が発生する場合があります。直近3か月の入電件数と時間帯を提示し、同じ条件で見積もりを取ってください。
候補を2~3社に絞ったら、同じ想定電話を使ってテストコールを行い、聞き取り結果と報告内容を比較すると、自社との相性を判断しやすくなります。
葬儀社向け電話代行サービス導入のメリット
夜間・施行中の電話を取りこぼしにくくなる
搬送中や施行中でも電話窓口を維持できるため、新規の訃報・搬送依頼に応答できます。着信数だけでなく、「新規依頼」「既存顧客」「供花注文」「営業電話」に分類して記録すると、導入後の効果を判断しやすくなります。
スタッフを夜間待機から施行業務へ再配置できる
受電待機を外注することで、夜間当番の組み方を見直し、日中の打ち合わせや施行へ人員を配分しやすくなります。搬送まで外注する場合は、電話だけを外注する場合より社内の夜間出動を減らしやすくなります。
応対品質と聞き取り項目を標準化できる
マニュアル、録音、受付フォームを共通化すると、担当者による聞き取り漏れや報告形式のばらつきを抑えられます。入電データを蓄積すれば、時間帯別の人員配置や広告経路別の問い合わせ傾向も振り返れます。
葬儀社向け電話代行の料金相場と見積もり項目
葬儀社向け電話代行の料金は、対応時間とコール数だけでなく、訃報の聞き取り、搬送手配、供花受付、複数会館への対応などで変わります。比較するときは、次の式で月額総額を考えます。
月額総額=基本料金+コール料金・超過料金+夜間休日料金+連絡・システム費用+搬送・手配費用
| 見積もり項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 初期費用 | ヒアリング、マニュアル作成、電話番号・転送設定、研修費用 |
| 月額基本料金 | 対応曜日・時間、回線数、会館数、基本コール数 |
| コール料金 | 基本件数を超えた場合の1件単価、短時間の間違い電話を数えるか |
| 夜間・休日料金 | 深夜、土日祝、年末年始、お盆の割増や特別料金 |
| 報告・連絡料金 | 電話連絡、メール、チャット、FAX、録音閲覧、システム利用料 |
| 搬送・手配料金 | 配車、走行距離、待機、ご安置、ドライアイス、枕飾り、供花手配 |
| 契約条件 | 最低利用期間、解約期限、繁忙期だけのスポット利用、テスト期間 |
セントラル・アイの一般料金表では24時間対応・月50コールが月額53,350円(税込)、テルシンク24ではスタートプランの平日昼間・月30コール例が月額8,250円(税込)です。ただし、葬儀専門の聞き取りや搬送を加えると個別見積もりになるため、掲載価格だけで総額を判断しないでください。一般的な費用構造は、電話代行サービス20選の比較記事でも確認できます。
葬儀社向け電話代行のデメリットと対策
| 起こり得る問題 | 導入前の対策 |
|---|---|
| 遺族への言葉遣いや聞き取り方が自社と合わない | 想定電話によるテストコールを実施し、録音を責任者が確認する |
| 一次受付だけでは担当者の折り返しが減らない | オペレーターが回答・手配できる範囲と、緊急連絡の条件を増やす |
| 搬送依頼の引き継ぎに時間がかかる | エリア別の当番表、連絡順、一定時間つながらない場合の連絡先を決める |
| コール超過やオプションで料金が増える | 直近3か月の時間帯別入電数を提示し、繁忙月を含む総額で見積もる |
| 電話対応の知見が社内に残りにくい | 月次で録音・受付分類・失注理由を確認し、マニュアルへ反映する |
葬儀社向け電話代行を導入する手順
- 現在の入電を集計する:3か月分を時間帯、用件、新規・既存、対応結果に分けます。
- 外注範囲を決める:夜間のみか24時間か、取次ぎか搬送・手配までかを決定します。
- 同じ条件で見積もりを取る:回線数、会館数、月間コール数、夜間比率、必要な手配を各社へ伝えます。
- マニュアルと緊急連絡基準を作る:聞き取り項目、回答可能範囲、当番者への連絡順、報告方法を定めます。
- テストコールを行う:病院からの搬送依頼、遺族からの相談、供花注文など複数のケースで確認します。
- 本稼働後に月次改善する:録音、取りこぼし、折り返し時間、受注・失注理由を確認し、応対ルールを更新します。
葬儀社向け電話代行サービス導入に関するよくある質問
Q1.社員が電話を受けたり、代行サービスに切り替えたり都度設定の変更はできますか?
Q2.顧客から担当者を指名して電話があった場合は、個別の伝言は依頼できますか?
Q3.電話代行を契約すれば、ご遺体の搬送まで任せられますか?
Q4.AI電話と有人の電話代行はどちらが葬儀社に向いていますか?
Q5.導入までどのくらいかかりますか?
葬儀社向け電話代行サービスのまとめ
葬儀社向け電話代行を選ぶときは、夜間のみか24時間全日か、取次ぎだけか搬送・安置までかを先に決めることが重要です。電話受付だけを外注しても夜間出動が残る場合は、搬送や安置まで含めて比較してください。
候補を絞ったら、同じ入電件数・対応時間・業務範囲で見積もりを取り、テストコールで応対と報告内容を比較します。導入後は、受付件数、折り返し時間、受注・失注理由を月次で確認し、マニュアルを更新することで、電話代行を単なる夜間当番の代替ではなく、受電品質を改善する仕組みとして活用できます。
電話対応で獲得した問い合わせを受注につなげる集客全体の考え方は、葬儀社の集客方法・広告戦略もあわせてご覧ください。
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