Web集客とは?
Web集客とは、インターネットを活用して行う集客方法のこと。Web上の広告(バナーや動画など)・検索からの流入・検索連動型広告・SNSによる流入・オウンドメディアなど、その方法・種類は様々です。
いまや業種や業態を問わずWeb集客に取り組んでいる企業が大半であり、Web上に商品やサービスの詳細情報がないことで、ユーザーが比較検討する際の土俵にすら乗れないリスクも高まっていくでしょう。
競合企業のWeb集客やマーケティング戦略への力の入れ方はどうでしょうか?
すでにやっているなら自社も取り組まねば手遅れになる可能性がありますし、競合がまだやっていないならWeb集客を駆使したシェア拡大や顧客獲得のチャンスといえます。
この記事ではWeb集客の方法や、集客がうまくいくポイントなどをまとめて紹介しています。
「Web集客にはどんな方法があるのかまとめて知りたい」
「Web集客を成功させるコツとは?」
「もっと売上に直結する集客方法を探している」
そのようなお悩みや課題をお持ちの方は参考にしていただけると幸いです!
目次:
Web集客についてこの記事でわかること
- いまやWeb集客は必要不可欠に
- Web集客方法の種類は4つに分類
- Web集客方法の選び方
- 「検索エンジン」からのWeb集客方法
- 「SNS」を活用したWeb集客方法
- 「外部サイト」からのWeb集客方法
- 「直接流入」によるWeb集客方法
- Web集客を成功させるポイント
- Web集客の始め方
- Web集客に活用できるツール
- 成約率が高いユーザーを獲得するWeb集客とは
- 業種別のWeb集客方法一覧
※各目次をクリックで該当箇所までジャンプ
いまやWeb集客は必要不可欠に
オンライン化・Web化・デジタル化などは、緩やかに進んでいくだろうとは考えられていましたが、世界的に流行したコロナウィルスの影響で、2020年の1年間ですさまじいスピードで進んだことは、誰しも感じられていると思います。
伴って、商品やサービスの検討・購入などの消費活動にも当然変化が起こりました。
インターネットショッピングを利用する世帯の割合は、2020年3月以降に急速に増加
し、その後は二人以上の世帯の約半数以上が利用する状況が続いている。~中略~eコマースにおいても、プラットフォームサービス等を利用せず、自ら開設したウェブサイトを通じた販売が増加している。このように、自らが企画・生産した商品を消費者に対して直接販売するD2C(Direct to Consumer)の動きが加速している。引用元:令和3年版情報通信白書:コロナ禍で加速するデジタル化
このように一般消費者の購買行動ではインターネットの利用率が高まり、それに呼応する形で企業側のWebによる集客・直接販売が増加しています。この変化はBtoBの分野でも同様です。
一例として製造業の方を対象に行ったアンケート結果をご紹介しますが、従来の情報収集・比較検討の場であった展示会には9割以上の対象者が「行く回数が減少した」と回答。加えて「コロナ収束後もWebからの情報収集は製品導入検討の決定打になると思う」と7割以上が回答しています。※参考:【製造業の製品導入担当者110人アンケート】

現在ではインターネットでの情報検索やWebメディアでの情報収集は当たり前であり、爆発的に進んだオンライン化によって、企業の規模や業種を問わずWebでの集客方法を取り入れることは必須といっても過言ではありません。
また「PUSH型の営業手法は従来のもの」と見られる傾向が高まり、PULL型、いわゆるユーザー側に見つけてもらう・興味を持ってもらう形の広告・マーケティング手法が主流になっています。
その最たるものがインターネットを活用したオンライン・Webでの集客戦略になるわけです。
Web集客のメリット
Webでの集客方法には以下のようなメリットがあります。
- 成果を数字で割り出せるため、効果測定がしやすくなる
- ターゲティングがしやすいため、狙っているユーザーに届けられる
- 自社所有のWebメディアやコンテンツがあれば、安定して利益を生み出す資産になる
- 無料・安価でできるWeb集客方法も多く、費用対効果が高い
ターゲティングがしやすく、効果の有無がデータとして確認できるため、有効なWeb施策に集中的にコストを投下することが可能に。
また、いままで自社を認知していなかった属性のユーザーにも情報を届けられる可能性が高まり、潜在的なニーズを持つ見込み顧客獲得のチャンスも増えます。
オウンドメディアなどの自社運営メディアであれば、削除しない限りコンテンツや情報が残り続けるため、長期間にわたって集客やブランディング効果をもたらす資産にもなり得ます。
Web集客のデメリット
一方でWeb集客には以下のようなデメリット・懸念事項もあります。
- 効果を出すには専門的な知識やノウハウが必要となる
- 検索に出てくる記事のアルゴリズム(処理手順の仕組み)が頻繁にアップデートされる
- 成果を出すためには継続的な運用が必要なため、効果を実感するまで時間がかかる場合がある
例えば検索結果に自社の記事やコンテンツを表示させるためには、SEO対策が必須。また表示されてもクリックされなければ意味がなく、コピーライティングなどの技術も必要です。効果を出すには専門性の高い知識・ノウハウが複数求められます。
コンテンツの内容についても、どの部分がよく見られているのかや、思ったような効果が出てない場合の原因を探るなど、常にチェックと改善が欠かせません。競合する他社も同様に改善に取り組むため、継続的な運用ができる体制づくりも必須です。
また中長期で安定して集客をすることに向いており、いきなり大きな効果が出るということは少ないでしょう。
バナー広告などの出稿タイプのWeb集客方法であれば即効性も期待できますが、よりコストをかけられる企業が強くなるため、費用対効果が悪くなる場合もあります。
Web集客方法の種類は大きく4つに分類
Web集客では、主に公式サイトやLPなどにユーザーを流入させるために行う施策です。
大きく4つの種類に分けられます。
- 検索エンジンからのWeb集客方法
- SNSからのWeb集客方法
- 外部サイトからのWeb集客方法
- 直接流入によるWeb集客方法
これらの特徴を押さえて、自社にとって最適なWeb集客方法を実行することが大切です。
Web集客方法の選び方
これからご紹介するようにWeb集客の方法は多岐にわたります。
なるべく費用がかからないものからやってみようと思われるかもしれませんが、Web集客の方法選びの大事なポイントは目的とターゲットにあった集客手法を選ぶことです。
なぜWeb集客を実施するのか、そのゴールは見込み客の獲得なのか成約なのかといった目的をまずは明確化しましょう。
そうすれば自ずと狙うべきターゲットも絞り込まれていきます。すでに自社商品をある程度認知していて後押しをしたいのか、まったく認知のないユーザー層にアプローチしたいのか、といったターゲットの違いによって、ニーズが変わり、求めている情報も変わります。
その上でターゲットとするユーザーと自社が最も接点が持てる方法・媒体はどういったものなのかを意識する必要があります。ご紹介する様々なWeb集客の方法も、上記のような視点でぜひチェックしてみてください。
【図解でわかる】Web広告の選び方
自社に合ったWeb広告の選び方を図解でわかりやすく理解しながら選べる資料もご用意しました。
Web集客を実施するなら自社に最も効果的な方法を選びたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
Web集客のパターン1:検索エンジンからの集客方法
もっとも代表的な方法は、検索エンジンからのWeb集客です。
GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンを経由することで流入を目指すやり方です。
自社ホームページのSEO対策
検索エンジンからのWeb集客のなかでは、SEO(検索エンジン最適化)対策は基本的なものです。
何かについて調べたいとき、キーワード(知りたいこと)を検索窓に打ち込み、上位に表示される記事から順に目を通していきますよね。
そのため狙った検索キーワードの検索結果で、より上位に表示されることで流入数が大幅に変わってきます。
検索結果には有料の広告枠があり、最上部に表示されていますが、SEO対策は自然検索(オーガニック検索)からの流入を目的としています。
コストをかけて上位表示させるのではなく、ユーザーニーズに応えるコンテンツをつくることで、検索結果の上位に自然と表示されている状態です。
Googleなどの検索エンジンは、検索している人にとって有益な情報だと判断したものを上位に表示する仕組みになっています。
狙うキーワードによって上位表示への難易度も変わりますが、地域や業態、サービス名などの基本的なキーワードはしっかりとコンテンツ内に盛り込むこと。
そして、自社商品やサービスのターゲットユーザーのニーズを意識し、検索するであろうキーワードもしっかりと対策しておきましょう。
内部施策と外部施策
上記のようなコンテンツの質の向上はSEO対策の中でも内部施策の一環となります。
他にもタイトルタグにしっかりとキーワードを入れる、Googleのクローラビリティを上げて評価されやすくなるように、パンくずリストを作成したり、関連度の高い記事同士をリンクさせるなどの方法があります。
一方の外部施策は、関連度の高い他のWebサイトや記事から自社サイトにリンクを貼ってもらう(被リンク)ことで、有益なサイトである証となり、Googleから評価してもらいやすくする方法です。
リスティング広告
リスティング広告は、「有料検索」や「検索連動型広告」とも呼ばれるWeb集客方法です。
上述したSEO対策とは異なり、コストをかけることで検索結果画面の広告枠に表示させることができます。
検索キーワードによってクリック単価が定められており、クリックされた数に応じて費用がかかる形になります。
SEO対策にはノウハウが必要になったり、実際に対策をする人件費もかかります。またすぐに表示順位に変動が起こらない場合も多いです。
そのため
特定のキーワードで検索するユーザーへの認知を高めたい場合、即効性を求める場合は特に有効なWeb施策です。
MEO(Googleビジネスプロフィール)
MEOは、「マップエンジン最適化」で、Googleマップで自社情報を上位表示させるための施策を指します。
SEO対策と似たような印象ですが、MEO対策のために情報を入力・修正するのはGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)の画面になります。
Googleビジネスプロフィールは無料で始められるGoogleのサービスとなっており、地図上に情報を表示させる点で、特定の地域やエリアを商圏とするローカルビジネスや実店舗への集客と相性が良い方法です。
飲食店や病院などの来店・来院型ビジネスにとっては、MEO施策を行うことはかなり重要度が高くなっています。
店舗の場所や営業時間、電話番号を正しい情報にするだけでなく、口コミへの回答、雰囲気を伝える写真を投稿、お得なクーポン・セール情報を載せるなどして、小さなホームページのような役割を持たせることで、Webからの集客に繋げていきましょう。
Web集客のパターン2:SNSを活用した集客方法
ICT総研の「2020年度 SNS利用動向に関する調査結果」によると、日本のSNS利用者は7,925万人にのぼり、80%の普及率となっています。
さらに、2022年末には8,241万人に拡大する見込みです。※1
※1 データ引用元:ICT総研 | 2020年度 SNS利用動向に関する調査
このようにわたしたちの生活に欠かせなくなったSNSを、マーケティングに活用する企業が増えています。
SNSで集客する方法は、大きく分けて2つあります。
- アカウント運用による集客
- SNS広告による集客
まずは、マーケティングにも有用な代表的なSNSについて見ていきましょう。
Twitter
Twitterは、140文字以内の短い情報を共有できるサービスです。速報性・拡散性に優れており、うまく活用することで大衆の心を掴むことも可能です。
アカウント運用で有名な企業の1つに、SHARPが挙げられます。ゆるいツイートで多くの心を掴み、80万人以上のフォロワーを獲得しています(2021年3月時点)。
Instagram
Instagramは、写真や動画の投稿がメインのSNSです。
利用者の視覚に訴えるサービスのため、飲食店やクリニック、ホームメーカー、アパレルといったビジネスの製品やサービス、イメージを発信することに長けています。
Facebook
Facebookは、実名で利用することが原則のSNSで、40代~60代の人気を集めています。
エッジランクにより投稿が時系列で表示されないこと、友達の友達にまで投稿が届くという大きな特徴があります。ファンとの距離感やコミュニティを意識することで、コメントなどのコミュニケーションが発生しやすい運用が可能です。
LINE
LINEは、スーパーアプリとしての顔を持つ国内最大級のSNSです。
公式アカウントの運用により集客も可能で幅広い年齢層のユーザーにアプローチできます。LINEの公式アカウントを使った事例にヤマト運輸や日本郵便が挙げられます。
集荷や再配達、荷物の追跡など、面倒な手続きがLINE上で完結するようにしており、ユーザーの心理を理解したサービスとして有名です。
アカウント運用による集客とは
企業アカウントや店舗アカウントを運用することにより、フォロワーを増やし、情報を届けられるユーザーを増やす手法です。
自社の情報を発信するだけでなく、ターゲットユーザーのニーズに応える有益な情報発信を継続的に行うなど、長期的に運用する必要があります。
ただアカウントフォローをしてくれるユーザーは、自社を魅力に感じてくれているファンといってもよい存在です。
新商品やサービスへの関心も高く、それらの情報発信をすれば購買などに至ってくれる可能性も高いでしょう。
またそういったフォロワーは情報の拡散にも協力してくれるため、思いもよらないユーザーにも情報を届けられる可能性があります。
SNS広告による集客とは
SNS広告とはその名の通り、各ユーザーアカウントのタイムラインなどに広告を表示させる方法です。
- Twitter広告…問い合わせや購入などのコンバージョン、フォロワー獲得やツイートのエンゲージメントが可能
- Instagram広告…写真・動画などビジュアル訴求で、認知向上、サイトPVや動画再生数アップ、直接コンバージョンによる売上獲得が可能
- Facebook広告…コンバージョン、サイトへアクセスさせるトラフィック、動画の再生数アップが可能
- LINE広告…タイムライン、ニュース、ブログ、マンガなどLINE関連のメディアへの広告掲載が可能
といった形で、SNSによってユーザー層や広告掲載の基準・効果も違いますので、比較したうえで利用するようにしましょう。
またSNS広告はアカウント情報などをもとにパーソナライズされるため、潜在的に自社と相性のよいユーザーや、興味を持ってくれそうなユーザーに対して表示される点も特徴です。
SNS広告の費用について
SNS広告でかかる費用については、各SNSの特徴に応じて様々な課金形態があります。
例えば以下のようなものです。
- インプレッション課金:広告が特定の回数表示されるごとに費用が発生する
- クリック課金:広告が1回クリックされるごとに費用が発生する
- アプリのインストール課金:広告を通じてアプリがインストールされるごとに費用が発生する
- 動画の再生による課金:動画広告の再生数や再生時間に応じて費用が発生する
- エンゲージメント課金:「リツイート」「いいね」などの、エンゲージメントごとに費用が発生する
- フォロワー課金:フォロワーの獲得ごとに費用が発生する
SNS広告の出稿に関しては、詳細をしっかり確認し、どういった条件でコストがかかるのか認識しておきましょう。費用の課金形態は広告内容によって選べる場合もありますので、重要な要素として慎重に検討してください。
SNSは拡散力が高いため、しっかり見積もっておかないと想定以上のコストがかかってしまうリスクもあります。予算上限をあらかじめ設定できる課金形態もありますので、自社の状況にあったものを選びましょう。
Web集客のパターン3:外部サイトからの集客方法
外部のサイトから自社ホームページやLPへ流入させる集客方法を紹介していきます。
- ディスプレイ広告
- リマーケティング広告
- アフィリエイト広告
- 記事広告
- ポータルサイト
- オウンドメディア
- ポジショニングメディア
など、さまざまな手法がありますが、多くは他社が運営するサイト(特定の業界の専門性があるサイトや、知名度が高いサイト等)の力を借りて、コストをかけて集客するものがほとんどです。
また、ホームぺージ以外のサイトを自社で立ち上げることで、Web集客する方法もあります。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、様々なWebサイトやアプリに掲載されるバナー広告のことを指します。代表的なのは、Googleディスプレイ広告とYahoo!ディスプレイ広告でしょう。
これらのディスプレイ広告の強みは、マーケティング機能が豊富なことです。
性別や年齢、地域など細かく絞ることも可能なほか、購買意向が高い人や、興味関心の高い人に直接的なアプローチができます。
それらの設定に応じて、様々なWebサイトやアプリに横断的にバナー広告が表示されるため、自社と親和性の高いユーザーを追いかけるような形で、自社の広告と接する機会を増やすことができます。
- Googleディスプレイ広告についてはこちら(公式サイトへ)
- Yahoo!ディスプレイ広告についてはこちら(公式サイトへ)
ディスプレイ広告の費用
ディスプレイ広告は基本的にクリック課金制(PPC)になっています。
単純にユーザーの目にとまる(サイト上に表示される)だけでは費用はかからず、クリックした段階で課金されます。
またディスプレイ広告の費用について特徴的なのは、クリック単価が入札制となっている点です。
つまりクリックされた際の単価を広告主側が設定することができます。ただし入札制という言葉どおり、入札価格を高く設定している広告主のディスプレイ広告がより表示されやすくなるわけです。
またクリックされればされただけ費用がかさんでいくのでは?という不安もあると思いますが、1日の費用上限を設定できるため、自社の予算内で収めることが可能です。
リマーケティングも効果的
ディスプレイ広告において、リマーケティングについての設定も非常に有効でしょう。
リマーケティングとは、例えば一度自社ホームページを閲覧したことのあるユーザーに対して、広告を表示させるといったものです。
- 標準のリマーケティング…テキストやバナー形式での広告配信
- 検索広告向けリマーケティングリスト…検索しているユーザーに向けた広告配信
- 動的リマーケティング…ユーザーが閲覧した商品に似た広告やよく見られている商品の広告配信
- 動画リマーケティング…自社の動画を視聴したユーザーや自社のYouTubeチャンネルに訪れたユーザーに対する広告配信
- Googleアナリティクスリマーケティング…計測データをもとにリストを作成し、そのユーザーに向けて広告配信
など、他にもリマーケティング広告にはさまざまな種類があり、自社にとって有用な手法を検討する必要はありますが、興味を持ってくれたユーザーを逃がさないという点でいずれも有効な方法となります。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイター(ブロガーやインフルエンサー等)の記事コンテンツから集客をする方法になります。
まずASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に自社の商品情報やバナー広告の画像などを登録。また報酬を支払う判断基準や報酬額などを設定します。
一方のアフィリエイターは、ASP内にある商品の中から自分と相性の良い商品を紹介するコンテンツを作成し、送客することで報酬を獲得することができる、という仕組みです。
自社への流入窓口を無数につくることができるため有効ですが、各アフィリエイターが作成するコンテンツの内容やクオリティには目を光らせる必要があります。
アフィリエイト広告の費用
アフィリエイト広告の成果に対する単価は広告主が設定することができます。
同じようなアフィリエイト広告を出している企業などがあれば、費用相場を一度確認してみましょう。
費用は抑えたいところですが、他社と比べて著しく低単価の場合、アフィリエイターがそもそもコンテンツを作成してくれなくなってしまうためです。
基本的には単価×件数が費用になりますが、ASPを介している場合はさらに手数料が費用としてプラスされます。
アフィリエイト広告の場合、送客されてきたユーザーを成果として認める承認作業が必要となります。広告主が承認することで始めてアフィリエイター側の成果として確定するわけです。
こういった承認作業の工数を代行してくれる、アフィリエイト運用代行のサービスも多数あります。
当然コストは上乗せされますが、自社で対応が難しい場合は検討してみる価値はあるでしょう。
記事広告
記事広告とは、他社が運用するWebメディアやポータルサイトなどに、自社のインタビュー記事を掲載してもらい、集客につなげる方法です。
ターゲットユーザーがよく閲覧するサイト等で記事広告を受け付けている場合は検討してみるといいでしょう。
認知機会を創出するだけでなく、自社がアピールしたい特徴や強みを詳細に伝えることができる上に、広告感も薄めることができるため記事を読んでもらえる可能性も高いでしょう。
記事広告の費用
記事広告の費用に関しては、50万円程度から500万円以上まで掲載するメディアによって大きく異なります。
PV数など掲載するメディアのパワーによってが、金額は大きいが1PVあたり換算すると妥当な場合もあり、慎重に検討する必要があります。
また記事広告の掲載期間もメディアによって異なり、1ヶ月、3ヶ月、無期限など様々なので、検討の際には注意してください。
ポータルサイト
ポータルサイトとは特定の業界や分野に特化した情報が集約されている、窓口や玄関となるサイトのことです。
この説明ではわかりにくいですが、例えば、ぐるなび、ホットペッパー、エキテン、SUUMOなどの具体例をイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
こういった情報が集約されたポータルサイトは、ユーザーが比較検討する際に参考する可能性が高く、そこに自社情報が掲載されていることで認知してもらうチャンス、比較検討の土俵に乗るチャンスを増やせます。
各ポータルサイトによって、掲載できる情報や検索軸などに差があったり、料金によって表示順位や情報量が変わる場合もありますので、コスト面を加味しながら検討してみてください。
ポータルサイトの費用
ポータルサイト掲載に関する費用については、各サイトによって異なりますが、掲載自体は無料というものが多くなっています。
自社の情報掲載や資料などの掲載自体は無料で、資料ダウンロードや申込が発生した際に費用が発生する成果課金型が主流です。
また多くのポータルサイトでは無料プランに対して、月額制の有料プラン等を用意しています。この場合は有料にすることで、優先的に自社の情報が表示されるなど、集客効果の向上につながります。
他にも有料・無料で、掲載できる情報量に差があったりする場合もあるため、成果につなげるために必要な情報量と予算なども加味しつつ掲載を検討してみてください。
オウンドメディア
オウンドメディアとは自社で運用するメディア全般を指します。例えばホームページ内でのブログやSNSアカウントなども含まれますが、主にはホームページ以外に自社で運用するWebサイトを指すことが一般的です。
オウンドメディアではユーザーニーズを一番に考え、ユーザーにとって有益な記事・コンテンツを継続して発信することで、自社に対する信頼感の醸成やファン化してもらうことを期待できます。
ホームぺージよりも関連する幅広いキーワードに対するSEO対策が可能なため、ニーズはあるが自社を知らないという潜在ユーザー層
(見込み顧客)の獲得にも有効です。
テーマ性を統一できることで検索エンジンで評価してもらいやすく、企業が前面でないため広告っぽさやビジネスっぽさを感じさせにくいのもメリットです。
オウンドメディアの制作費用
オウンドメディアの制作費用については、20万円程度のものから300万円以上まで、幅広くなっています。
この費用の大きな差は、オウンドメディアの制作に関わる様々な要素をどこまで任せるかによります。
例えば最低限Webサイトができればいいということであれば安価な制作も可能です。
オリジナリティのあるコンテンツを用意したい、ハイクオリティのデザインにしたいなど、要望・希望に応じて費用もかかります。
さらに集客を成功させるためには、Webマーケティングの戦略設計が必要です。
こういった戦略から、それに基づいたオウンドメディア構築・デザインなどを依頼する場合は200~300万円以上にもなる場合があります。
確かに高額ではありますが、しっかりと集客成果を出すオウンドメディアを作るためには、ターゲットニーズを把握し、それに応える質の高いコンテンツを作る必要があるため、戦略の重要度が非常に高いです。
戦略設計について自社に知見やノウハウがない場合は、マーケティング戦略から依頼をした方が、結果的に費用対効果にあうオウンドメディアがつくれるでしょう。
また上記金額は初期の制作費用の目安です。
オウンドメディアはコンテンツの更新や、SEO対策のてこ入れなど、運用をし続ける必要があります。
こういったサイト運用も依頼することができますが、対応範囲によって月1万円~20万円程度と、目安費用に幅がありますので注意してください。
オウンドメディアの成功事例
オウンドメディアの事例を見たい方向けに、様々な企業のオウンドメディア成功事例を以下の記事でまとめています。
興味のある方はぜひご確認ください!
全研本社のオウンドメディア事例
弊社、全研本社でもオウンドメディアを制作・運用しています。
オウンドメディア制作のご依頼やご相談も常時承っていますので、ぜひご相談ください。
Webディレクターになるには
引用元:Webディレクターになるには(http://www.Webdirector-guidbook.com/)
Webディレクターを目指す方へ向けて、網羅的に情報を掲載しているオウンドメディアです。
Webディレクターの仕事内容や、実際の働き方などを紹介するリアルな「コンテンツで、ディレクター採用のオウンドメディアとして成果を上げています。
ライターステーション
引用元:ライターステーション(https://writer-station.com/)
Webライターを集めるという採用面と、ライティング代行のクライアントを集める集客面の両面を実現しているオウンドメディアです。
「ライター 募集」「看護師 ライター」「弁護士 ライター」といった検索キーワードで上位表示、ライターになりたい・専門ライターに仕事を頼みたいという双方のニーズを満たすメディア制作に成功しています。
集客とブランディングを実現するオウンドメディア
全研本社では、120業種を超えるクライアント企業のWeb集客を支援してきたノウハウを元に、Web集客とブランディングを両立させたオウンドメディア戦略として、「ブランディングメディア」を提供しています。
デザインやストーリーで世界観を伝えながら、コンテンツSEOで貴社を魅力的に感じるユーザーを集客。
オウンドメディアの自由度を最大限に活かして、市場内での貴社のポジション確立に効果的なWebメディアを制作します。
全研本社がつくるブランディングメディア事例
画像引用元:全研本社「音と、暮らす。〜防音室のある家〜」(https://www.living-withsound.net/)
全研本社で制作したブランディングメディアの事例をひとつご紹介いたします。
こちらの「音と、暮らす。〜防音室のある家〜」というオウンドメディアは、音響防音事業に圧倒的なこだわりを持つクライアント様が、防音室をつくりたいと考えて検索しているユーザーに対し、専門家として有益なコンテンツを発信しています。
「防音室のことはここに聞いてみよう」と思わせる設計とストーリーで、クライアントの認知度・信頼度を向上させるメディアを制作いたしました。
Web集客のパターン4:直接流入による集客方法
URLをブラウザに入力したり、ブックマークから直接アクセスして自社ホームページ等に流入する場合などを直接流入といいます。
直接サイトやブログへのアクセスへ流入させる方法として大切なポイントは、流入経路・入口を増やすことです。
名刺やメールのフッターにURLやQRコードを掲載する、というのはイメージしやすいのではないでしょうか。
また店舗の壁や入り口にQRコードを掲載したり、チラシに掲載したりすることも効果的です。
ターゲットの目に触れやすい場所を検討したり、店舗の中でユーザーが手持無沙汰になる場所を考えてみたりなどして、積極的にURLやQRコードを掲載していきましょう。
入力の手間などを考えれば、やはりQRコードを活用することをおすすめします。
リファラル(紹介)によるWeb集客
リファラル集客も、直接流入として注目されています。リファラル集客とは、知人や家族など近しい人への紹介によって新規顧客を獲得する仕組みのことをいいます。
誰かを紹介すると特典があるといったキャンペーンを行うことで促進することもできます。
こうした利用者の生の声によって新規顧客の獲得に広がっていくケースは昔からありますが、仕組み化することもポイントです。
- SNSなどを活用し、口コミを収集・拡散する
- 顧客をアンバサダーに指定し、SNSなどを使って周囲の人々に魅力などを広めてもらう
といった形で、直接の知人ではなくてもリファラル集客を実施することも可能です。
リファラル集客でも、WebサイトやSNSを活用することでさらなる効果に繋がりやすいというメリットがあります。
また、リファラルで獲得した新規顧客にアプローチするためにも、自社サイトの内容やデザインを見直し、コンテンツを充実させることもポイントです。
ダイレクトメール等の配信からのWeb集客
Web集客には、メールを使った手法もあります。日々のやりとりでは、メッセンジャーアプリやチャット等が主流ではありますが、情報量が多い場合はメールの方が見やすさでは軍配が上がります。
またMA(マーケティングオートメーション)ツールなどを使えば、メール配信自体を完全自動化することもでき、工数をかけずに行うことも可能です。
MAツールとは、マーケティング活動を自動化できる仕組みのことを言います。業務や営業工数の改善などマーケティング活動の効率化を図るために有用です。
メルマガひとつでも、ユーザーに応じたセグメント分けをすることでユーザーの欲しい情報を1to1で配信可能になり、高い効果が期待できます。
また、メール配信後には効果測定も可能で、ユーザーの開封率やクリック率なども見えてきます。これにより、企業の商品紹介や新着情報の展開、顧客との関係構築など精度の高いメールマーケティングが可能となるでしょう。
>>BtoB向けのマーケティングオートメーションツール
>>BtoC向けのマーケティングオートメーションツール
Web集客を成功させるポイント
自社ならではの強みを明確にする
どのような集客施策を行うにしても、何をユーザーに伝えるかという点は非常に重要です。
その「何を」に当たる点が、自社ならではの強み、独自性や差別化ポイントということになります。
市場分析や競合分析などを通じて、ユーザーのニーズにも合致している、自社にしか提供できていない価値を明確にしましょう。
ゼロから考え始めるのは難しいので、例えばSWOT分析やSTP分析、バリュープロポジション分析などのフレームワークが活用が効果的です。
目的を決める
そもそもなぜWeb集客をしていくのか、その目的が明確でなければ、方針や施策にずれが生じてしまい効果的な集客にはなりません。
例えば資料請求をしてほしいのか、会員登録やLINEの友達登録をしてほしいのか、商品を購入してほしい(売上を上げる)のか、様々な目的が考えられます。
自社がなにを目的として、Web集客を進めていきたいのかをまずは明確にしてみてください。
ターゲットを決める
Web集客において、「誰に」伝えたいのかを決めなければ、集客方法が決めにくくなってしまいます。
Web集客の目的を達成するためには、どんなニーズを持ったユーザーがターゲットになるのかを洗い出してみましょう。
ターゲットが明確になれば、詳細なターゲット像であるペルソナを設定しやすく、どのような媒体・手法を使えばターゲットに情報を届けやすいかもわかるようになります。
また自社の強みとニーズが合致するユーザーであれば、他社と比較検討されたとしても、自分に合っている商品・サービスとして自社を選んでくれやすくなります。
カスタマージャーニーをつくる
カスタマジャーニーとは、ユーザーや顧客が購入・契約にいたるまでにどのような心理になるか、行動をするかを段階ごとに可視化したものです。
大きく「認知」「興味・関心」「比較検討」「購入」という4段階において、どのようにユーザーと接触するか、そしてユーザーはどんな行動をするのか、思考・感情を抱くかなどを考えていきます。
カスタマージャーニーを考えられると、どのようなアプローチが効果的か、また何を改善すべきかも整理しやすくなります。
WebメディアやLPで強みを分かりやすく伝える
「誰に」「何を」伝えるかが決まったら、次は「どのように」を考えましょう。自社の強みがわかりやすく、ターゲットにあわせた表現方法やストーリーはどんなものか検討してみましょう。
例えば、写真を使う、動画を使う、文章で伝える、といった伝え方の部分でも複数の選択肢があります。
そして自社のことがしっかり伝わる土台となるWebメディアやLPを用意しておくことで、自社のイメージにブレがなくなり、Web集客やWebブランディングもしやすくなります。
リスティング広告やSNS広告、バナー広告などはスペースが限られており、自社のことを伝えきるのは難しいでしょう。大抵はホームページなどに遷移させて、そこで問い合わせなどのCV(コンバージョン)を獲得することを想定します。
そのように様々なWeb集客手段や広告から流入させる、WebメディアやLPが整っていなければ、せっかく獲得した見込み客をみすみす逃すことになってしまいます。
かといって押し売り感が強くなってしまうと、ユーザーは離脱してしまうため、あくまでユーザーにとっての価値を伝える、ユーザーファーストの表現ができているか注意をしてください。
広告っぽさを感じさせない、読みもののような記事LPを挟むことで、自然に自社の魅力を認知してもらう方法もあります。
Web集客の効果を振り返って分析・改善する
Web集客の施策は一度行えば終わり、というものではありません。集客数が増加したか、ターゲット層のユーザーが流入しているか、資料請求や問い合わせにつながっているか…など、目的通りの成果が出ているかを随時チェックしPDCAをまわす必要があります。
想定した効果がない場合は、問題点を洗い出し改善を実施。そしてまた成果をチェック…、という形で改善と効果検証を繰り返すことで、目的を達成する精度の高いWeb集客が可能になります。
Web集客のコツを意識しよう
Web集客のコツとして意識しておくべき点は、ゴールから逆算した導線設計をするということ。ゴールとは受注や申込など、成果とも言いかえられるものです。
- 興味を抱いたユーザーの温度感を高め行動を促す、ストーリーと根拠があるか
- 興味がある、比較検討したい、購入の決め手が欲しいなど、ユーザーの各フェーズに対するコンテンツがあるか
- 欲しい、もっと知りたいと思ったときに、詳細ページに飛ぶリンクボタンがあるか
- リンクの見やすさなど、ストレスを与えないユーザビリティになっているか
など、受注や申込といったゴールへと誘導する流れができており、余計なストレスを感じさせる要素がないかという点はWeb集客の成功確率を上げるコツであり、要チェックポイントです。
スマートフォンでの見た目は必ず確認
上記のコツでも書いたとおり、ユーザーにストレスを与えないという点が重要ですが、その上でスマートフォンで見たときの見やすさ・使いやすさも大きなポイントです。
いまやインターネットを見るデバイスとしてはスマートフォンが使われることがほとんど。10代~50代という幅広い世代においてすでにパソコンの使用率を超えています。(※2)
中でも10代~40代の80%以上はネット閲覧にスマートフォンを使用(※3)しており、小さな画面での見やすさや使いやすさがWeb集客に大きな影響を与えることは確実です。
※2,※3データ引用元:総務省「平成30年版情報通信白書」 | インターネット利用の広がり
Web上に広告を出す際や、Webサイトやコンテンツを制作した際には、文字は小さすぎないか、リンクボタンは押しやすい大きさか、読み込み速度が重くないか、といったポイントを、実際にスマートフォン上で確認するようにしましょう。
Web集客の始め方
Web集客の重要性を感じて、いざ始めよう・導入しようと思っても「何からやれば…」と迷ってしまいますよね。
大別するのであれば、新たにマーケターを雇う、社内スタッフを育成する、コンサルティング会社・マーケティング会社に依頼する、という始め方が考えられます。
Web集客を推進するマーケターを雇う
Web集客を行うにあたって、すでに経験や知識のある人材を外部から雇うという方法です。
Web業界に強い求人サイトや転職サイトなども増えているため、採用に活用してみてもよいでしょう。
Webマーケターと一言にいっても様々な業務やスキルがありますが、総じて平均給与が高いためそれなりの人件費を準備する必要があります。
また、社内にWebマーケティングに精通している人物がいない場合、新たに雇ったマーケターの仕事ぶりの評価が難しいというリスクも。
良い人材に出会えればよいのですが、元々の知り合いや、仕事ぶりを信頼できる人材が思い当たるのであれば、そちらから声をかけてみる方がよいでしょう。
Web集客やマーケティングに関する本・セミナーで勉強する
社内メンバーにWeb集客に必要な知識、マーケティングのノウハウなどを勉強してもらって、担当者になってもらう方法です。
Webマーケティングに関連する書籍やセミナーは数多く、インターネット上での検索でも関連記事は多数ありますので、いつでも勉強が可能です。
注意点としては、Webの世界は変化のスピードが早く、一度勉強して身につけた知識がすぐに役立たなくなるということもあります。
常に情報収集し、勉強を続ける必要がありますので、Webそのものに抵抗がなく柔軟に対応を続けられる人材を選びましょう。
Web集客をコンサルティング会社やマーケティング会社に依頼する
最後は、Web集客のコンサルティングを依頼したり、外部の会社にすべて任せるというパターンです。
Web集客は必要な知識が多いため、スピーディーに始めるのであれば、すでに知識とノウハウを持っているプロに任せるのが確実です。
分析や戦略設計からコンサルを依頼する場合は比較的高額にはなると思いますが、知識がない状態で失敗するリスクや、競合に遅れをとるリスクを考えれば、Web集客のコンサル依頼や外注化は有力な選択肢になります。
また具体的なマーケティング施策を共有してくれる、戦略を丁寧に説明してくれるといったパートナーが見つかれば、外注しつつも自社スタッフのノウハウ蓄積・育成が同時にできることもあります。
自社の状況や市場環境にあわせて、最適なWeb集客の始め方を検討してみてください。
Web集客に活用できるツール
オウンドメディアをはじめとした、自社コンテンツからのWeb集客を目指す場合には、活用すると便利なツールが多数あります。
いくつか代表的なものをご紹介します。
キーワードプランナー
引用元:キーワードプランナー(https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/)
Googleが提供している、検索キーワードごとの月間検索数を見ることができるツールです。
本来的にはGoogle広告を出稿する広告主向けに、キーワード選定の参考となる情報を提供するためのツールですが、SEO対策や自社コンテンツのキーワード探しにも役立ちます。
無料で利用することも可能ですが、2022年現在はキーワードの検索数が大まかな数までしかわからなくなってしまいました。正確な検索数を見るには、一定額以上のGoogle広告の出稿が必要です。
UberSuggest
引用元:UberSuggest(https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/overview)
UberSuggestは検索窓にキーワードを入れるだけで、関連キーワードも含めた検索数やSEO難易度を一覧で見ることができるキーワード提案ツールです。
アカウント登録なども不要なため手軽に使える点がメリット。無料で利用が可能な上に、スマートフォンなどからも閲覧できます。
またキーワードだけでなく、自社メディアのURLを入力すれば、どういったキーワードで流入しているかといったデータも確認可能。競合のURLを入力することで、競合分析にも活用することができます。
ミエルカ ヒートマップ
引用元:ミエルカ ヒートマップ(https://mieru-ca.com/heatmap/)
ヒートマップとは、サイト上やコンテンツ内でのユーザーの行動を可視化することができるツールです。
どの部分でユーザーは目をとめているのか、どのボタンがクリックされているのか、コンテンツのどの部分でユーザーが離脱しているのかなど、目に見える形で確認ができます。
SEO対策や、Web集客のゴールになるコンバージョン率の改善などに役立ちます。
パスカル
引用元:パスカル(https://www.pascaljp.com/)
パスカルはSEOに関連する業務の効率化を目指して作られた、SEO支援ツールです。このツールひとつでキーワード選定やコンテンツ改善、効果測定、競合分析などを短時間で行うことができ、Web集客に関わる工数削減につながります。
操作がわかりやすい上に便利な機能が多数実装されており、SEOの初心者から上級者まで、目的にあわせて利用できます。標準的な機能を持つプロプランで月額66,000円で利用可能です。
Googleアナリティクス
引用元:Googleアナリティクス(https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/)
Googleアナリティクスは、Googleが提供しているWebサイトの解析ツールです。サイトへのアクセス数や流入ページ、ユーザーが使用しているデバイス、年齢層・地域など、サイトヘのアクセスに関する様々なデータが確認できます。
流入してから遷移したページやコンバージョン数も確認でき、コンテンツが目的通りに機能しているか、または改善すべきコンテンツはどれかといった分析も可能。無料で利用できる上に有用な機能ばかりのため、Web集客を行う企業の多くが活用しています。
GRC
引用元:GRC(https://seopro.jp/grc/)
GRCは検索順位チェックツールです。キーワードを登録すれば自動で順位を計測できるため、順位の遷移をデータとして蓄積できます。順位変動のタイミングをわかれば、その時に実施した改善の効果や、順位に影響を与える要素を分析可能です。
有料であればある程度まとまったキーワードの順位を取得することが可能なため、狙っているキーワードが多い、コンテンツが多いという場合にはより有効。無料でも3URL・20キーワードまでなら利用可能です。
サーチコンソール
引用元:サーチコンソール(https://search.google.com/search-console/about?hl=ja)
サーチコンソール(Search Console)とはGoogleが提供する、検索分析ツールです。どの検索キーワードでWebサイトが見られているかがわかります。無料で利用可能。
ほかにもコンテンツのSEO的な問題点やペナルティの確認、被リンク状況のチェックなど、SEOの改善にも活用できます。またGoogleの検索エンジン登録の促進(インデックス登録依頼)も可能なため、日々の運用や改善には欠かせないツールです。
MA(マーケティングオートメーション)ツール
MA(マーケティングオートメーション)とは、その名の通りマーケティング活動を自動化できるツールになります。
直接的なWeb集客の方法ではありませんが、Web獲得できた見込み客の管理や見込み客から顧客へと育成していくために必要なマーケティング施策の自動化ができるため、集客効率の向上や工数削減に役立ちます。
顧客のステータスに合わせて一斉にメールを送れたり、顧客の自社に対する興味度や相性をスコアリングすることで営業支援にも活用可能です。
成約率が高いユーザーを獲得するWeb集客方法
これまでお伝えしてきたWeb集客のポイント・コツを活かすことで、自社と相性の良いユーザー、つまりは
商談や成約へとつながりやすいユーザーだけを狙ったWeb集客施策が実現できます。
そのWeb集客方法は「ポジショニングメディア」といいます。
インターネット上に情報が溢れるいま、ユーザーはどの商品が自分に合っているのかがわからず、なんとなく人気の商品や口コミの良い商品を選んでしまいます。
しかし「〇〇で選ぶなら自社商品のほうが絶対良いのに…」と歯がゆい思いを持っている企業様も多いのではないでしょうか?
ポジショニングメディアはまさに「〇〇というニーズ」を持つユーザーに、貴社商品を見つけてもらい、選んでもらうためのWeb集客戦略です。
ポジショニングメディアでは、競合商品と比較できるような形で貴社ならではの強みをユーザーに伝え、市場内でのポジション(立ち位置)を明確にします。
ユーザー自身が「自分に合う商品はこれだ!」と納得して選べるため、商談率・成約率を高めることを実現しています。
実際にポジショニングメディアを導入したお客様からは、
- 自社製品の差別点・強みが正しく伝わり、問い合わせからの商談率が8割を超えている
- 自社の特徴を理解されているので、商談がスムーズに進んでいる。成約までにかかる時間もいままでの1/3になった
- 価格の安さで選ばれることが少なくなり、本当に顧客のためになるご提案が可能に。結果、受注単価が2.5倍になった
といった、成果を実感できている声も多数いただいています。
ポジショニングメディアは、集客できた「ユーザー数」ではなく、購入や成約などの「成果」に重きをおいている集客施策です。
集客がうまくいっていないという場合はもちろん、反響から成約に結びつかないという場合も、その解決策としてぜひ検討してみてください。
ポジショニングメディアを活用したWeb集客成功事例
以前は色んなWeb集客施策を行っていましたが、今ではほぼ全ての予算をポジショニングメディアに回しています。とはいえ、他の企業のように潤沢に予算があるわけではないのですが…今では400件以上の問合せをもらっています。
成約率は50%以上で、何よりも費用対効果もいい。最近では5000万円以上の受注が決まったので、ちゃんとうちの品質の良さが打ち出せていると実感しています。どうしてもBtoBは見積もりサイトや資料ダウンロード資料サイトしかなく、どうしても自社の良さを全面的に打ち出せずにいました。
こういうマッチすべきお客さんに対して、自社を打ち出せる施策は大変ありがたい存在だと思います。
Web集客でお悩みなら全研本社へ
ここまで様々なWeb集客方法を紹介してきましたが、方法が多岐にわたるため「何から手を付ければいいのか」「どの方法が自社にとって最適か」と頭を抱えてしまうかもしれません。
またホームぺージやLPはあるもののうまく効果が出ていない、第三者の目から客観的に見てみるとどうなんだろうという課題感を持たれている場合もあると思います。
全研本社では業界・業種を問わず、120業種を超えるクライアント企業のWeb集客を支援してまいりました。
徹底した市場分析・ユーザー分析をはじめ、マーケティング戦略の提案、Webサイトの制作・運用まで、ワンストップで対応可能です。
また、Web面談システムを使い、実際の事例をお見せしながらの戦略のご相談なども可能です。
Web集客や広告マーケティング戦略に課題やお悩みがあれば、全研本社へぜひお気軽にご相談ください。
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